1991年にデビュー。持ち前のスピードで馬群を引っ張るイメージがあるミホノブルボンであるが、新馬戦は芝1000メートルのレースを大きく出遅れるも圧巻の末脚で差し切ってデビュー勝ち。続く条件戦も圧勝し、1番人気で迎えた朝日杯3歳S(GⅠ)もハナ差で制覇。JRA賞最優秀3歳牡馬に選出された。
翌1992年はスプリングS(GⅡ)から始動。短距離血統との評価から2番人気となるも、2着に7馬身差をつける圧勝で、距離不安を払拭するだけでなく世代の中でも抜けた存在であることを見せつける。続く皐月賞(GⅠ)、日本ダービー(GⅠ)は1番人気に応え圧勝し、無敗での二冠制覇を達成した。菊花賞(GⅠ)は稀代のステイヤーであるライスシャワーに敗れ、惜しくも三冠は逃したが、距離の限界をハードトレーニングで超えられることを証明した。
ミホノブルボンMihono Bourbon
1989年4月25日 牡 栗毛
父:マグニテユード 母:カツミエコー
冠名+2世紀以上もフランスに君臨した王朝名
開催日 | レース名 | 開催場所 | 着順 | 騎手 | コース・距離 | タイム | 1(2)着馬(注釈) | レース映像 |
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1991年 9月7日 |
3歳新馬 | 中京 | 1 | 小島貞博 | 芝1000 | 0:58.1 | (ホウエイセイコー) | |
1991年 11月23日 |
3歳500万下 | 東京 | 1 | 小島貞博 | 芝1600 | 1:35.1 | (クリトライ) | |
1991年 12月8日 |
朝日杯3歳S(GⅠ) | 中山 | 1 | 小島貞博 | 芝1600 | 1:34.5 | (ヤマニンミラクル) | |
1992年 3月29日 |
スプリングS(GⅡ) | 中山 | 1 | 小島貞博 | 芝1800 | 1:50.1 | (マーメイドタバン) | |
1992年 4月19日 |
皐月賞(GⅠ) | 中山 | 1 | 小島貞博 | 芝2000 | 2:01.4 | (ナリタタイセイ) | |
1992年 5月31日 |
日本ダービー(GⅠ) | 東京 | 1 | 小島貞博 | 芝2400 | 2:27.8 | (ライスシャワー) | |
1992年 10月18日 |
京都新聞杯(GⅡ) | 京都 | 1 | 小島貞博 | 芝2200 | 2:12.0 | (ライスシャワー) | |
1992年 11月8日 |
菊花賞(GⅠ) | 京都 | 2 | 小島貞博 | 芝3000 | 3:05.2 | ライスシャワー |