2009年にデビュー。新馬戦3着に敗れるが、休養を挟んで未勝利戦、赤松賞と2連勝。そして、年末の阪神ジュベナイルフィリーズ（JpnⅠ）を制しJRA賞最優秀2歳牝馬に選出される。
翌年はチューリップ賞から始動し2着、次走の桜花賞（GⅠ）は人気に応えて優勝する。続くオークス（GⅠ）ではサンテミリオンと大激戦を演じ並んだままゴールイン。長い写真判定の結果、JRAのGⅠ競走史上初の1着同着となった。最後の一冠秋華賞（GⅠ）も差し切り、史上3頭目の牝馬三冠を達成すると共にJRA賞最優秀3歳牝馬に選出された。
翌2011年は、ヴィクトリアマイル（GⅠ）では前年の年度代表馬であるブエナビスタの猛追を退け、GⅠ通算5勝目をマークした。 勝利した重賞が全てGⅠ、かつ2着との着差が0秒1以内という抜群の勝負強さを誇る名牝であった。
引退後は、産駒のアカイトリノムスメが秋華賞（GⅠ）を制し、親子制覇を達成している。