カネヒキリ3分でわかった気になる名馬

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カネヒキリ

カネヒキリ イメージ

3分でわかった気になる名馬動画

2度の怪我による長期休養を乗り越え勝利した不屈の名馬。
デビューは2004年、この年は芝のレースを2走するも未勝利、約半年の休養を経て出走した翌2005年のダートの未勝利戦、条件戦を圧勝する。再度芝のレースに挑戦した毎日杯(GⅢ)は7着に敗れるが、端午Sからダービーグランプリ(GⅠ)までダート競走を4連勝、更にこの年のジャパンカップダート(GⅠ)も制しJRA賞最優秀ダートホースに選出される。
翌2006年はフェブラリーS(GⅠ)を快勝。ドバイワールドカップ(G1)に挑戦し4着、帰国後の帝王賞(GⅠ)2着の後、屈腱炎を発症し休養に入る。一旦は順調に調教が進められるところまで回復したが、2007年秋に屈腱炎を再発。競走に復帰したのは2008年の武蔵野S(GⅢ)9着で、約2年4か月ぶりのレースであった。そして、次走のジャパンカップダート、4番人気ながら接戦を制し見事復活の勝利を飾る。続く東京大賞典(JpnⅠ)も勝ち、3年ぶり2度目のJRA賞最優秀ダートホースに選出された。
翌2009年の川崎記念(JpnⅠ)も勝利するが、かしわ記念(JpnⅠ)2着後に骨折が判明し再度休養へ。約1年1か月の休養を経て2010年に復帰、マーキュリーカップ(JpnⅢ)を勝利するが、ブリーダーズゴールドカップ(JpnⅡ)2着を最後に8歳で引退した。

プロフィール

カネヒキリKane Hekili

2002年2月26日 牡 栗毛

父:フジキセキ 母:ライフアウトゼア

馬主
金子真人ホールディングス(株)
調教師
角居勝彦(栗東)
生産牧場
ノーザンファーム(北海道・早来町)
現役時期
2004年から2010年
通算成績
23戦12勝(うち地方9戦5勝・海外1戦0勝)

主な勝ち鞍

2005年
ジャパンダートダービー(GⅠ)
2005年
ダービーグランプリ(GⅠ)
2005年
ジャパンカップダート(GⅠ)
2006年
フェブラリーステークス(GⅠ)
2008年
ジャパンカップダート(GⅠ)
2008年
東京大賞典(JpnⅠ)
2009年
川崎記念(JpnⅠ)

JRA賞

2005年
最優秀ダートホース
2008年
最優秀ダートホース

馬名の由来

ハワイの雷の精

競走成績
開催日 レース名 開催場所 着順 騎手 コース・距離 タイム 1(2)着馬(注釈) レース映像
2004年
7月31日
2歳新馬 新潟 4 柴田 善臣 芝1400 1:24.6 フェリシア
2004年
8月21日
2歳未勝利 小倉 11 福永 祐一 芝1800 1:51.0 ニホンピロブレイブ
2005年
2月13日
3歳未勝利 京都 1 池添 謙一 ダ1800 1:53.3 (サンシーズン)
2005年
2月26日
3歳500万下 中山 1 O.ペリエ ダ1800 1:53.3 (シュウザンイーグル)
2005年
3月26日
毎日杯(GⅢ) 阪神 7 武 豊 芝2000 2:03.0 ローゼンクロイツ
2005年
4月30日
端午S 京都 1 武 豊 ダ1800 1:50.8 (エイシンニュートン)
2005年
6月4日
ユニコーンS(GⅢ) 東京 1 武 豊 ダ1600 1:36.5 (アグネスジェダイ)
2005年
7月13日
ジャパンダートダービー(GⅠ) 大井 1 武 豊 ダ2000 2:04.9 (メイプルエイト)
2005年
9月19日
ダービーグランプリ(GⅠ) 盛岡 1 武 豊 ダ2000 2:03.8 (サンライズバッカス)
2005年
10月29日
武蔵野S(GⅢ) 東京 2 武 豊 ダ1600 1:35.5 サンライズバッカス
2005年
11月26日
ジャパンカップダート(GⅠ) 東京 1 武 豊 ダ2100 2:08.0 (シーキングザダイヤ)
2006年
2月19日
フェブラリーS(GⅠ) 東京 1 武 豊 ダ1600 1:34.9 (シーキングザダイヤ)
2006年
3月25日
ドバイワールドカップ(G1) ア首 4 武 豊 ダ2000 ELECTROCUTIONIST
2006年
6月28日
帝王賞(GⅠ) 大井 2 武 豊 ダ2000 2:02.3 アジュディミツオー
2008年
11月8日
武蔵野S(GⅢ) 東京 9 武 豊 ダ1600 1:36.6 キクノサリーレ
2008年
12月7日
ジャパンカップダート(GⅠ) 阪神 1 C.ルメール ダ1800 1:49.2 (メイショウトウコン)
2008年
12月29日
東京大賞典(JpnⅠ) 大井 1 C.ルメール ダ2000 2:04.5 (ヴァーミリアン)
2009年
1月28日
川崎記念(JpnⅠ) 川崎 1 C.ルメール ダ2100 2:13.3 (フリオーソ)
2009年
2月22日
フェブラリーS(GⅠ) 東京 3 C.ルメール ダ1600 1:34.6 サクセスブロッケン
2009年
5月5日
かしわ記念(JpnⅠ) 船橋 2 内田 博幸 ダ1600 1:36.0 エスポワールシチー
2010年
6月30日
帝王賞(JpnⅠ) 大井 2 横山 典弘 ダ2000 2:03.9 フリオーソ
2010年
7月19日
マーキュリーC(JpnⅢ) 盛岡 1 横山 典弘 ダ2000 2:04.8 (ブルーラッド)
2010年
8月12日
ブリーダーズゴールドC(JpnⅡ) 門別 2 横山 典弘 ダ2000 2:03.7 シルクメビウス
  • 注釈:
    1着でなかった場合は、当該レースで1着だった馬名を、1着だった場合は当該レースで2着だった馬名を( )付きで表示しています。
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