セイウンスカイ3分でわかった気になる名馬

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セイウンスカイ

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3分でわかった気になる名馬動画

1998年のクラシックでスペシャルウィーク、キングヘイローとともに「三強」を形成、名勝負を繰り広げて競馬ファンを魅了した。
父のシェリフズスターは活躍馬を出せず、また血統背景にも目立つところがなく、デビュー当初の注目度は低かったが、持ち前のスピードを活かして新馬戦、ジュニアCを連勝。三強が初めて顔を合わせた弥生賞(GⅡ)でもハナを切って粘り込んだものの、最後はスペシャルウィークの末脚に屈して2着に敗れた。だが横山典弘騎手を鞍上に迎えた皐月賞(GⅠ)では、4コーナーで先頭に立つ早めの競馬でキングヘイロー、スペシャルウィークの追撃を封じて前走の雪辱を果たした。日本ダービー(GⅠ)は4着に終わったが、古馬相手の京都大賞典(GⅡ)の勝利をステップに臨んだ菊花賞(GⅠ)は、後続を大きく引き離して逃げる大胆な作戦からそのまま押し切って完勝。唖然とするほどの強さでクラシック二冠馬となった。
翌年に日経賞(GⅡ)と札幌記念(GⅡ)を勝ったものの、古馬になってからは脚元の故障に悩まされてGⅠタイトルを加えることはできなかった。それから四半世紀ほどが経過するが、秋の淀を鮮やかに逃げ切った芦毛馬の雄姿は、ファンの記憶から消えることはない。

プロフィール

セイウンスカイSeiun Sky

1995年4月26日 牡 芦毛

父:シェリフズスター 母:シスターミル

馬主
西山牧場
調教師
保田 一隆(美浦)
生産牧場
西山牧場(北海道・鵡川町)
現役時期
1998年から2001年
通算成績
13戦7勝

主な勝ち鞍

1998年
皐月賞(GⅠ)
1998年
菊花賞(GⅠ)

馬名の由来

冠名+大空

競走成績
開催日 レース名 開催場所 着順 騎手 コース・距離 タイム 1(2)着馬(注釈) レース映像
1998年
1月5日
新馬 中山 1 徳吉 孝士 芝1600 1:36.7 (マイネキャロル)
1998年
1月25日
ジュニアC 中山 1 徳吉 孝士 芝2000 2:03.5 (メガヒット)
1998年
3月8日
弥生賞(GⅡ) 中山 2 徳吉 孝士 芝2000 2:01.9 スペシャルウィーク
1998年
4月19日
皐月賞(GⅠ) 中山 1 横山 典弘 芝2000 2:01.3 (キングヘイロー)
1998年
6月7日
日本ダービー(GⅠ) 東京 4 横山 典弘 芝2400 2:26.8 スペシャルウィーク
1998年
10月11日
京都大賞典(GⅡ) 京都 1 横山 典弘 芝2400 2:25.6 (メジロブライト)
1998年
11月8日
菊花賞(GⅠ) 京都 1 横山 典弘 芝3000 3:03.2 (スペシャルウィーク)
1998年
12月27日
有馬記念(GⅠ) 中山 4 横山 典弘 芝2500 2:32.7 グラスワンダー
1999年
3月28日
日経賞(GⅡ) 中山 1 横山 典弘 芝2500 2:35.3 (セイウンエリア)
1999年
5月2日
天皇賞(春)(GⅠ) 京都 3 横山 典弘 芝3200 3:15.8 スペシャルウィーク
1999年
8月22日
札幌記念(GⅡ) 札幌 1 横山 典弘 芝2000 2:00.1 (ファレノプシス)
1999年
10月31日
天皇賞(秋)(GⅠ) 東京 5 横山 典弘 芝2000 1:58.3 スペシャルウィーク
2001年
4月29日
天皇賞(春)(GⅠ) 京都 12 横山 典弘 芝3200 3:32.0 テイエムオペラオー
  • 注釈:
    1着でなかった場合は、当該レースで1着だった馬名を、1着だった場合は当該レースで2着だった馬名を( )付きで表示しています。
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