
海外競馬発売
4月30日(水曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
BURNHAM SQUARE(USA)
せん3歳 I.ウィルキス 厩舎
通算6戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年4月8日 |
![]() キーンランド
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ダート1,800メートル | ブルーグラスS(G1) | 1着 | PLAY |
2025年3月1日 |
![]() ガルフストリームパーク
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ダート1,700メートル | ファウンテンオブユースS(G2) | 4着 | PLAY |
2025年2月1日 |
![]() ガルフストリームパーク
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ダート1,700メートル | ホーリーブルS(G3) | 1着 | |
2024年12月28日 |
![]() ガルフストリームパーク
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ダート1,700メートル | 2歳未勝利 | 1着 | |
2024年11月30日 |
![]() チャーチルダウンズ
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ダート1,700メートル | 2歳未勝利 | 3着 |
SANDMAN(USA)
牡3歳 M.キャシー 厩舎
通算8戦3勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年3月29日 |
![]() オークローンパーク
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ダート1,800メートル | アーカンソーダービー(G1) | 1着 | PLAY |
2025年2月23日 |
![]() オークローンパーク
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ダート1,700メートル | レベルS(G2) | 3着 | PLAY |
2025年1月25日 |
![]() オークローンパーク
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ダート1,700メートル | サウスウエストS(G3) | 2着 | |
2024年12月13日 |
![]() オークローンパーク
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ダート1,600メートル | 2歳条件 | 1着 | |
2024年10月27日 |
![]() チャーチルダウンズ
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ダート1,700メートル | ストリートセンスS(G3) | 3着 |
昨年8月のデビュー2戦目(ダート1,400メートル)で初勝利。続く9月のイロコイS(G3)と10月のストリートセンスS(G3)はともに後方からの競馬で5着、3着でしたが、12月の条件戦(ダート1,600メートル)では中団追走から直線で鋭く伸びて優勝しました。今年は1月のサウスウエストS(G3)で大きな出遅れからの追い上げ及ばず、逃げた勝ち馬の2着。その後、2月のレベルS(G2)も後方から追い込んでコールバトルの3着でしたが、続く前走3月のアーカンソーダービー(G1・ダート1,800メートル)では非常に速いペースの中、後方から徐々に上がっていって直線入口で先頭に立つと、右にヨレながらもそのまま押し切って優勝(2馬身半差の2着はパブリッシャー)。重賞初制覇をG1で果たしました。
JOURNALISM(USA)
牡3歳 M.マッカーシー 厩舎
通算5戦4勝
昨年11月にデビュー2戦目(ダート1,600メートル)で初勝利。続く12月のロスアラミトスフューチュリティ(G2・ダート1,700メートル)では好位から直線で力強く抜け出して3馬身半差で完勝。重賞初制覇を果たしました。今年はまず3月のサンフェリペS(G2・ダート1,700メートル)で差し切り勝ちを収めると、続く前走4月のサンタアニタダービー(G1・ダート1,800メートル)では5頭立ての後方追走から3コーナー手前で進路が狭くながらも、そこから長くいい脚を使い、未勝利戦を勝って臨んでいたバエザ(2023年のケンタッキーダービー馬メイジや2024年のベルモントS勝ち馬ドーノックの半弟)に3/4馬身差をつけて優勝。4連勝でG1タイトルをつかんでいます。
SOVEREIGNTY(USA)
牡3歳 W.モット 厩舎
通算5戦2勝
昨年8月のデビュー戦が4着、9月の2戦目も2着でしたが、続いて10月にチャーチルダウンズ競馬場で行われたストリートセンスS(G3・ダート1,700メートル)では最後方から突き抜けて、2着のティズタスティックに5馬身差をつけて圧勝。初勝利を重賞で挙げました。その後、今年の初戦となった3月のファウンテンオブユースS(G2・ダート1,700メートル)も最後方からの追い込みを決めて重賞連勝としましたが、続く前走のフロリダダービー(G1)は追い込み及ばず、勝ち馬から1馬身1/4差の2着に終わりました。
LUXOR CAFE(USA)
牡3歳 堀 宣行厩舎
通算6戦4勝
昨夏のデビューから2戦は4着、2着でしたが、3戦目となった昨年11月の未勝利戦(ダート1,600メートル)ではアドマイヤデイトナとの競り合いをハナ差で制して優勝。1分35秒8の勝ちタイムは2歳ダート1,600メートルのJRAレコードタイムを0秒4更新するものでした。今年は始動戦となった1月の1勝クラス・黒竹賞(ダート1,800メートル)を2番手追走から楽に抜け出して5馬身差で圧勝すると、2月のヒヤシンスS(リステッド・ダート1,600メートル)は中団からの競馬で勝利。さらに前走3月のオープン特別・伏竜S(ダート1,800メートル)も中団から一気に突き抜けて5馬身差で圧勝。連勝を4に伸ばすとともに、「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の首位に立って、ケンタッキーダービーの出走権を確保しました。
ADMIRE DAYTONA(JPN)
牡3歳 加藤 征弘厩舎
通算6戦2勝
2歳時(2024年)は3戦して4着、2着、2着でしたが、11月の3戦目ではルクソールカフェと一騎打ちの末のハナ差2着。3着馬には大差をつけていました。今年は2月8日の未勝利戦(ダート1,600メートル)でシーズンの初戦を迎えて、これを4馬身差で快勝。続く2月23日のヒヤシンスS(リステッド)は出遅れもあって、勝ったルクソールカフェから0秒6差の4着でしたが、そこから向かった前走4月のUAEダービー(G2・UAE・ダート1,900メートル)ではスタートを決めて先頭に立つと、最後まで粘り強さを見せて、UAE2000ギニー(G3・UAE)2着のハートオブオナーに0.04馬身差をつけて優勝。「EURO/MIDEAST ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の首位に立って、ケンタッキーダービーの出走権を手にしています。
RODRIGUEZ(USA)
牡3歳 B.バファート 厩舎
通算5戦2勝
今年1月のデビュー2戦目(ダート1,600メートル)を逃げて7馬身差で制して初勝利(2着馬はのちのサンタアニタダービー2着馬バエザ)。その後、2月のロバートB.ルイスS(G3)は昨年の米最優秀2歳牡馬シチズンブルに逃げ切りを許して2着、3月のサンフェリペS(G2)も先行策から直線で伸びず、勝ったジャーナリズムから11馬身1/4差の3着に終わりましたが、続いて拠点とするカリフォルニアからニューヨークへと遠征した前走4月のウッドメモリアルS(G2・ダート1,800メートル)ではブリンカーを外した効果もあったか、逃げて3馬身半差(2着馬はデビュー2連勝で臨んでいたグランデ)で快勝。重賞初制覇を果たしています。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
昨年10月のデビュー戦と11月の2戦目は追い上げ及ばずそれぞれ2着、3着でしたが、続いてブリンカーを装着して臨んだ12月のデビュー3戦目(ダート1,700メートル)では向こう正面で先頭に立つ競馬で圧勝しました。今年は2月のホーリーブルS(G3・ダート1,700メートル)からスタート。7頭立ての最後方から徐々にポジションを押し上げていき、直線では先に抜け出していたタッパンストリート(次走でG1のフロリダダービーに優勝)をかわして1馬身3/4差で優勝しました。その後は3月のファウンテンオブユースS(G2)はエンジンの掛かりが遅く、勝ったソヴリンティの4着に終わりましたが、続いて向かった前走4月のブルーグラスS(G1・ダート1,800メートル)では7頭立ての最後方から追い込んで、最後は逃げたイーストアヴェニュー(昨年、G1のブリーダーズフューチュリティに優勝)をハナ差かわして優勝。G1初制覇を果たしました。なお、今年のブルーグラスSは悪天候のため、3日間延期されて行われました。