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牝2歳 鹿毛
調教師:宮田 敬介(美浦)
8月の新潟の新馬戦で、見せムチだけで上がり3ハロン最速の33秒0(推定)を計測し、鮮烈にデビュー戦を飾った。半兄ゲルチュタールも将来を嘱望される素質馬で、来週の菊花賞へ出走予定。「初戦からいい走りをしてくれましたが、まだ左右のバランスに課題は残しています。1週前追い切りは3頭併せの真ん中に入れて負荷をかけました。牡馬の評判馬もいてメンバーはそろいそうですが、楽しみが大きいです」と宮田敬介調教師。
牡2歳 鹿毛
調教師:友道 康夫(栗東)
入厩当初から切れのあるフットワークが目についた。前掛かりな気性でハミに頼る面があったが、その点はひと追いごとに解消傾向にある。栗東CWコースを主体に9月上旬から乗り込まれて、豊富な攻め量で態勢は整った。「太め感のない仕上がり。走り出すと前向きさがあります。切れる脚を使えそうで1600メートルぐらいが合うタイプだと思います」と友道康夫調教師。馬体重は470キログラム前後。
牝2歳 鹿毛
調教師:木村 哲也(美浦)
母はコンスタントに使えなかったが、9戦3勝の成績を収めた。デインヒル3×3の強烈な近親交配が特徴で、繁殖牝馬として成功する可能性を秘める。叔父レクセランス(父ディープインパクト)はコントレイルの同期で、3連勝で皐月賞へ駒を進めた。「素材は非常にいいモノがありますが、現状はハミに対して恐怖心があります。課題はそこだけで、母の今の時期と比べてもしっかりしています」と太田有調教助手。馬体重は430キログラム前後。
牡2歳 栗毛
調教師:奥村 武(美浦)
母は2014年秋華賞、2015年ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラで、半姉ショウナンサムデイ(父サートゥルナーリア)は同厩舎で3勝クラスに在籍し、将来の活躍を期待されている。「見た目にもいい馬ですが、気性が若く、走ることに集中していません。母も半姉も晩成のタイプなので、まだまだ良くなる余地を残しています。これからトモや背中に力がついてくるでしょう」と奥村武調教師。馬体重は480キログラム前後。
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牡2歳 芦毛
調教師:宮田 敬介(美浦)
10月9日の追い切り(ウッドチップコース)は5ハロン65秒9、3ハロン37秒0、ラスト1ハロン11秒7のタイムで、3頭併せで追走して先着。「感度がいい馬で、普段はメンコを着けていますが、この日はジョッキーが感触を確かめたいとのことで、メンコを着けずに追い切りました。柔らか味のあるフットワークで走ってくれました。距離はもっと延びてもよさそうですが、前向きさもあるので、初戦から走れそうです」と宮田敬介調教師。馬体重は460キログラム前後。
文:競馬ブック
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