海外競馬発売

ジャックルマロワ賞

ドーヴィル競馬場 1,600メートル(芝・直線)3歳以上 牡・牝

発売開始時刻
日本時間8月17日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間8月17日(日曜)22時50分

発売情報

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日本時間8月17日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年ジャックルマロワ賞合田's View『世界の合田』によるレース展望

ロザリオンは日本時間8月16日(土曜)出走取消

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    アスコリピチェーノ/ザライオンインウィンター

昨今は、芝・ダートを問わず、距離の長短も問わず、世界の檜舞台で日本馬の活躍が目覚ましい。ただし現状、日本馬が好走するには、少々の前提条件が必要となる。一つ目は、馬場に大きな起伏がないこと。二つ目は、芝の場合は乾いて時計の速い路面となること。そういう舞台が整えば、日本馬は世界有数の水準にある能力を存分に発揮する。ドーヴィルの馬場は平坦。そして、この夏のドーヴィルは好天が続き、馬場は乾いている。であれば、日本でマイルGⅠ・2勝の実績を誇るアスコリピチェーノの勝機だ。昨秋のオーストラリア遠征では結果を出せなかったが、今年2月の1351ターフスプリント(G2・サウジアラビア)に優勝。アウェイでも力を発揮できることを示した。

2番手候補は、アイルランドから遠征してくるザライオンインウィンター。春の3歳クラシック候補と目されたものの、今季序盤の2戦はいずれも完敗。しかし、前走ドーヴィルのジャンプラ賞(G1・フランス)では勝ち馬から短クビ+短アタマ差の3着に入り、改めて能力の高さを実証している。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    アスコリピチェーノ/ダンシングジェミナイ

昨年、愛2000ギニーとセントジェームズパレスSを制したロザリオンが、今季はここまで3戦未勝利である。しかし、実に堅実な競馬を見せており、実績という点からは、今年の出走予定馬の中でも最右翼というべきなのはこの馬だ。これに次ぐのがノータブルスピーチと言えそうだが、それでは、この2頭の競馬になるのかと問われれば、そう易々とはいかないのが、今年のジャックルマロワ賞だとみている。

私の本命は、アスコリピチェーノだ。この馬がサウジアラビアの1351ターフスプリント(G2)や、東京のヴィクトリアマイル(GⅠ)で見せたパフォーマンスを再現すれば、この馬を中心とみたい。この夏のドーヴィルは、暑い日が続いており、馬場状態は間違いなくこの馬に向いたものとなりそうである。

相手馬の筆頭に挙げたいのが、ダンシングジェミナイだ。クイーンアンS(G1・イギリス)で不本意な競馬をした後、フレッシュアップする時間を与えられ、本調子を取り戻している。ロッキンジS(G1・イギリス)で2着となった競馬の再現が可能な状態にあり、アスコリピチェーノにとって最大の敵になるとみている。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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