
海外競馬発売
4月23日(水曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
VOYAGE BUBBLE(AUS)
せん6歳 P.イウ 厩舎
通算24戦10勝
MR BRIGHTSIDE(NZ)
せん7歳 B,W&JD.ヘイズ 厩舎
通算43戦19勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年3月8日 |
![]() フレミントン
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芝1,600メートル | オールスターマイル(G1) | 2着 | PLAY |
2025年2月22日 |
![]() コーフィールド
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芝1,400メートル | 豪フューチュリティステークス(G1) | 1着 | PLAY |
2025年2月8日 |
![]() コーフィールド
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芝1,400メートル | C.F.オーアステークス(G1) | 2着 | |
2024年11月9日 |
![]() フレミントン
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芝1,600メートル | カンタラステークス(G1) | 1着 | |
2024年10月26日 |
![]() ムーニーバレー
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芝2,040メートル | コックスプレート(G1) | 4着 | PLAY |
2022年、2023年と連覇を果たしたドンカスターマイル(G1・芝1,600メートル)など、1,600メートルと1,400メートルで計9つのG1を制覇。そのほかにも高額賞金のマイル戦であるオールスターマイル(当時はG1格付けなし)を2023年に制しているトップホースです。今シーズンは、シーズン2戦目となった9月14日のマカイビーディーヴァS(G1・芝1,600メートル)を優勝。その後、9月27日のフィーハンS(G2)が2着、10月12日のコーフィールドS(G1)も2着、10月26日のコックスプレート(G1)は中団から伸びを欠いて4着でしたが、11月のカンタラS(G1・芝1,600メートル)では中団追走から鋭く伸びてアンティノ(同年10月にG1・トゥーラックHを優勝)に0.46馬身差をつけて優勝しました。今年は2月8日のC.F.オーアS(G1)が先行して2着の後、同月22日の豪フューチュリティS(G1・芝1,400メートル)は2番手から早めに先頭に立って優勝。続く前走3月のオールスターマイル(G1)は2番手から伸びましたが、勝ったトムキトゥンの決め手に屈して0.06馬身差の2着でした。
GAIA FORCE(JPN)
牡6歳 栗東・杉山 晴紀厩舎
通算16戦3勝
3歳(2022年)3月にデビュー2戦目(芝2,000メートル)で勝ち上がると、あずさ賞(1勝クラス)2着から向かった7月の国東特別(1勝クラス・芝2,000メートル)と9月のセントライト記念(GⅡ・芝2,200メートル)を連勝して重賞初制覇を果たしました。翌年は初のマイル戦となった4月の読売マイラーズカップ(GⅡ)でシュネルマイスターからクビ差の2着に入り、続く安田記念(GⅠ)でも勝ったソングラインから0秒2差の4着と好走。しかしその後は中距離路線でオールカマー(GⅡ)5着、天皇賞(秋)(GⅠ)5着、チャレンジカップ(GⅢ)6着と白星を挙げられずシーズンを終えました。昨年は初ダートのフェブラリーS(GⅠ)で中団から差し脚を伸ばしてペプチドナイルから1馬身1/4差の2着に入ると、芝に戻った安田記念(GⅠ)でも勝ったロマンチックウォリアーから0秒3差の4着と力のあるところを示しましたが、そこから約半年ぶりのレースとなった12月のチャンピオンズカップ(GⅠ)で15着に終わると、続く前走今年2月のフェブラリーS(GⅠ)も後方から伸びあぐねて7着に終わっています。
GALAXY PATCH(AUS)
せん5歳 P.ン 厩舎
通算19戦8勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年3月30日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | チェアマンズトロフィー(G2) | 2着 | PLAY |
2025年2月23日 |
![]() シャティン
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芝2,000メートル | 香港ゴールドカップ(G1) | 8着 | PLAY |
2025年1月19日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港スチュワーズカップ(G1) | 2着 | PLAY |
2024年12月8日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港マイル(G1) | 7着 | PLAY |
2024年11月17日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港ジョッキークラブマイル(G2) | 3着 |
オーストラリアで1戦1勝の後、香港に移籍。重賞初挑戦となった昨年3月10日のクイーンズシルバージュビリーカップ(G1)で出遅れての後方追走から直線で目を引く伸び脚を見せて2着に好走すると、1,400メートルから2,000メートルへの一気の距離延長となった3月24日の香港ダービー(リステッド)でも離れた最後方追走から直線で馬群を縫うようにして伸びてクビ差の2着に入りました。その後、4月のチャンピオンズマイル(G1)はビューティーエターナルの5着でしたが、シーズン末の6月にはライオンロックトロフィー(G3・芝1,600メートル)と香港プレミアプレート(G3・芝1,800メートル)を共に追い込んで連勝。2023-2024年シーズンの香港最優秀4歳馬に輝きました。今シーズンは初戦となった10月のシャティントロフィー(G2・芝1,600メートル)で追い込みを決めて、2着のヴォイッジバブルに1馬身半差をつけて優勝。しかしその後は11月の香港ジョッキークラブマイル(G2)が2馬身差の3着、12月の香港マイル(G1)が2馬身1/4差の7着、年が明けて1月の香港スチュワーズカップ(G1)が2馬身差の2着、2月の香港ゴールドカップ(G1)が6馬身半差の8着といずれもヴォイッジバブルに敗れて連敗。続く前走3月のチェアマンズトロフィー(G2)は後方から直線でスムーズさを欠きながら良く伸びてきましたが、ストレートアロンとの競り合いに敗れてアタマ差の2着でした。
BEAUTY ETERNAL(AUS)
せん6歳 J.サイズ 厩舎
通算23戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年3月30日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | チェアマンズトロフィー(G2) | 10着 | PLAY |
2025年2月23日 |
![]() シャティン
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芝1,400メートル | クイーンズシルバージュビリーカップ(G1) | 4着 | PLAY |
2025年1月19日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港スチュワーズカップ(G1) | 5着 | PLAY |
2024年12月8日 |
![]() シャティン
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芝1,600メートル | 香港マイル(G1) | 4着 | PLAY |
2024年11月17日 |
![]() シャティン
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芝,1600メートル | 香港ジョッキークラブマイル(G2) | 8着 |
2023年6月4日のライオンロックトロフィー(G3・芝1,600メートル)で重賞初制覇を果たすと、続く6月25日のプレミアカップ(G3・芝1,400メートル)も優勝。重賞連勝で2022-2023年シーズンを終えました。翌シーズンは11月の香港ジョッキークラブマイル(G2・芝1,600メートル)を制した後は12月の香港マイル(G1)が6着、2024年1月の香港スチュワーズカップ(G1)が勝ったヴォイッジバブルから1馬身1/4差の2着、3月のクイーンズシルバージュビリーカップ(G1)が4着、4月7日のチェアマンズトロフィー(G2)も2着でしたが、続く4月28日のチャンピオンズマイル(G1・芝1,600メートル)では稍重馬場の中マイペースの逃げに持ちこんで1馬身半差で優勝。G1初制覇を果たしました。しかし、今シーズンは昨年12月の香港マイル(G1)が勝ったヴォイッジバブルから2馬身差の4着、今年1月の香港スチュワーズカップ(G1)も同じく勝ったヴォイッジバブルから4馬身差の5着に終わるなど6戦して未勝利。前走3月のチェアマンズトロフィー(G2)も中団から伸びを欠いて10着でした。
ROYAL PATRONAGE(FR)
牡6歳 G.ウォーターハウス&A.ボット 厩舎
通算23戦6勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年4月5日 |
![]() ランドウィック
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芝1,600メートル | ドンカスターマイル(G1) | 2着 | PLAY |
2025年3月22日 |
![]() ローズヒルガーデンズ
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芝1,500メートル | ジョージライダーステークス(G1) | 4着 | PLAY |
2025年3月8日 |
![]() ランドウィック
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芝1,300メートル | カンタベリーステークス(G1) | 1着 | |
2024年10月26日 |
![]() ムーニーバレー
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芝2,040メートル | コックスプレート(G1) | 7着 | PLAY |
2024年10月12日 |
![]() ローズヒルガーデンズ
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芝1,900メートル | ヒルステークス(G2) | 3着 |
イギリスでデビューし、2歳(2021年)8月のエイコムS(G3・イギリス・芝1,400メートル)で重賞初制覇。続くロイヤルロッジS(G2・イギリス・芝1,600メートル)では後の英2000ギニー馬コロエバスを下して優勝しました。その後、ダンテS(G2・イギリス)2着などを経てアメリカに移った後、2023年10月にはセールで取引されて、オーストラリアの現厩舎に移籍。新天地のオーストラリアでは移籍初戦となった昨年9月のトラムウェイS(G2・芝1,400メートル)を先行抜け出しの競馬で快勝。その後はコックスプレート(G1)7着まで4連敗となっていましたが、今年初戦となった3月8日のカンタベリーS(G1・芝1,300メートル)では2番手から直線で鋭く伸びて優勝。待望のG1タイトルを手にしました。その後は、3月22日のジョージライダーS(G1)では逃げて、勝ち馬から0.67馬身差の4着でしたが、続く前走4月5日のドンカスターマイル(G1)では徐々にポジションを上げていって、残り50メートルで先頭に立ちましたが、ゴール前で勝ち馬に差されて0.14馬身差の2着でした。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
2023年3月の香港ダービー(リステッド・芝2,000メートル・香港調教の4歳馬限定)を優勝。翌2024年1月には香港スチュワーズカップ(G1・芝1,600メートル)を勝ち、続く香港ゴールドカップ(G1)でもロマンチックウォリアーからクビ差の2着に入りました。しかしその後はドバイターフ(G1・UAE)が13着、帰国初戦となったチャンピオンズマイル(G1)は勝ったビューティーエターナルから1馬身3/4差の3着。日本に遠征した6月の安田記念(GⅠ)では17着と大敗してシーズンを終えました。今シーズンは復帰戦となった10月のシャティントロフィー(G2)こそ2着でしたが、続く11月の香港ジョッキークラブマイル(G2・芝1,600メートル)を先行策から制すと、12月の香港マイル(G1・芝1,600メートル)も2番手追走から直線で力強く抜け出して、ソウルラッシュに1馬身1/4差をつけて優勝。今年に入ってからも1月の香港スチュワーズカップ(G1・芝1,600メートル)を8頭立ての4番手から楽々と抜け出してギャラクシーパッチに2馬身差をつけて同レース連覇とすると、続いて距離を延ばした前走2月の香港ゴールドカップ(G1・芝2,000メートル)では3コーナーでつまずいて後方2番手まで下がる場面がありましたが、そこからさすがの脚力を見せて、3馬身3/4馬身差で優勝。連勝を4に伸ばしています。