海外競馬発売

チャンピオンズマイル

シャティン競馬場 1,600メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間4月27日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間4月27日(日曜)17時00分

発売情報

発売開始時刻
日本時間4月27日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年チャンピオンズマイル合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ヴォイッジバブル/ミスターブライトサイド

多彩な顔触れがそろったが、本命には地元のヴォイッジバブルを推す。昨年12月に香港マイル(G1・香港)を制したのに続いて、年明けの香港スチュワーズカップ(G1・香港)でも前年に続く連覇を達成。ゴールデンシックスティ引退後の香港マイル路線を牽引する馬として確たる地位を築いた。2度の海外遠征でいずれも大敗を喫しているが、ここ2シーズン、香港でのレースでは3着以内を外したことがなく、ここへきての充実ぶりを勘案すれば、大崩れする姿は想像しがたい。

格で言えば、オーストラリアからの遠征馬ミスターブライトサイドも負けてはいない。4歳時からすでに4年にわたって1,400メートルから2,000メートル路線の最前線で活躍し、9つのG1を制している実力馬である。香港の英雄ロマンチックウォリアーが2023年のコックスプレート(G1・オーストラリア)を制した際、僅差の2着だったのがこの馬で、それを物差しとすればこの馬が勝つ可能性も充分にある。オセアニアから外に出るのは初めてで、アウェイでの闘いにどこまで順応できるかは未知数だが、オーストラリア国内ではあちこちに転戦し、2年以上にわたって掲示板(5着以内)を外していない馬で、どんな環境でも力を出せる馬とみることができそうだ。

前走のドンカスターマイル(G1・オーストラリア)が2着だった、もう1頭の豪州調教馬ロイヤルパトロネージ、昨年の安田記念(GT)で勝ち馬ロマンチックウォリアーから約1馬身半差の4着に入っているガイアフォースらも、争覇圏にいる馬たちだろう。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ミスターブライトサイド/ヴォイッジバブル

昨年のこのレースで、ゴールデンシックスティやヴォイッジバブルを破って優勝したのがビューティーエターナルだ。まだ6歳と老け込む年齢ではなく、この馬が昨年の状態を維持しているのであれは、有力候補となるところだが、ここ1年間の競馬の内容を見ると、昨年のようなパフォーマンスを見せられる状況にはなさそうだ。

そうなると、狙いが立つのは海外からの参戦馬だ。中でも、G1・9勝という抜群の実績を誇るのが、オーストラリアにおけるマイル路線のスターホース・ミスターブライトサイドだ。3月のオールスターマイル(G1・オーストラリア)でも僅差の2着になっているが、どのような展開になっても対応できるのが、この馬の強みである。

地元勢では、目下G1・3連勝中のヴォイッジバブルを無視するわけにはいくまい。競走馬としての完成期に入ったとみている。

セレクションからは外れるが、昨年のこのレースで2着に入る実績を残しながら、あまり人気にはならなそうなレッドライオン、マイル戦で堅実な成績を残しているギャラクシーパッチも、馬券には絡めたいと思っている。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

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