今週の注目レース

小倉記念(GⅢ)

小倉競馬場 2000メートル(芝)ハンデ 3歳以上オープン

出走馬情報

メリオーレム

牡4歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:シュヴァルグラン
  • 母:メリオーラ
  • 母の父:Starspangledbanner
ここに注目!

もともとプリンシパルS(リステッド・東京・芝2000メートル)2着や神戸新聞杯5着など、オープンクラスで上位争いに加わっていた高い素質の持ち主。3勝クラスを勝った直後の重賞挑戦とはいえ、実績的には決して見劣りしない。

前走の3勝クラス・むらさき賞(東京・芝1800メートル)は、ゴール前で2着馬をきっちりかわしてクビ差で勝利を収めた。その後も調整は順調で、7月9日には栗東CWコースで6ハロン86秒7(ラスト1ハロン11秒0)と、終い重点ながら鋭い伸びを見せた。厩舎スタッフは「コンスタントに乗り込めていますし、1週前追い切りの動きも良かったです。ジョッキー(川田将雅騎手)もいい感触をつかんでくれたようです。順調にきています」と、納得の表情を浮かべる。今回は、昨年の2勝クラス・西部スポニチ賞(小倉・芝2600メートル)で4馬身差の快勝劇を演じた小倉が舞台。同スタッフも「小回りはいいと思います」と自信をのぞかせる。

ディープモンスター

牡7歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:シスタリーラヴ
  • 母の父:Bellamy Road
ここに注目!

昨年の小倉記念では3着に好走。今年は中京競馬場から小倉競馬場にコースが替わるが、小倉の芝のレースでも3勝クラス・関門橋S(芝2000メートル)を勝って、1戦1勝の成績を残している。条件替わりは問題ないとみてよさそうだ。

一昨年のアンドロメダS(リステッド・京都・芝2000メートル)以来勝ち星から遠ざかっているが、昨年の小倉記念で3着、チャレンジCでは2着に好走。前走の目黒記念でも4着とはいえ、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒3(推定)をマークしたように、7歳となった今でも脚力は健在とみていいだろう。7月10日には栗東CWコースで6ハロン80秒0(ラスト1ハロン11秒0)のタイムをマークしており、この中間も順調に調整を進められている。2000メートルの距離ではこれまで3勝を記録。距離短縮もむしろ歓迎で、好条件がそろったと言えそうだ。

エピファニー

牡6歳

調教師:宮田敬介(美浦)

  • 父:エピファネイア
  • 母:ルールブリタニア
  • 母の父:ディープインパクト
ここに注目!

小倉では昨年の小倉大賞典で重賞初制覇を果たしたように、思い出の競馬場と言っていいだろう。3歳時には4連勝を飾った素質馬。距離こそ違うが、得意のコースで再度の重賞タイトル奪取をもくろむ。

伯母にオークス、秋華賞の牝馬二冠を制したミッキークイーンがいる良血馬。前々走の小倉大賞典は5着だったが、勝ち馬とは0秒3差で、着順ほどは負けていなかった。前走の新潟大賞典は15着と、今年に入っての2戦は勝ち負けに加われていないが、見限るのは早計だろう。この中間は順調に調教を消化しており、7月3日に美浦Wコースで5ハロン67秒1(ラスト1ハロン11秒5)を計時すると、9日には同コースで5ハロン64秒1(ラスト1ハロン11秒8)をマーク。GⅢで1勝、2着1回の実績通りに力を発揮することができれば、優勝争いに加わってくるはずだ。

7月18日(金曜)9時50分

出走取消

(馬番決定前)

ショウナンアデイブ

牡6歳

調教師:高野友和(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:シーヴ
  • 母の父:Mineshaft
ここに注目!

今年の小倉大賞典では、7番人気ながら2着に好走。今回は小倉・芝2000メートルが舞台となるが、この距離のレースでも2勝を挙げており、好走に向けていい条件がそろったと言っていいだろう。

3歳2月の未勝利(阪神・芝2000メートル)で初勝利を挙げると、5月には京都新聞杯に挑戦(8着)。その後はレースを重ねながら力を蓄え、昨年11月の3勝クラス・修学院S(京都・芝2000メートル)を勝ってオープンクラス入りを決めた。昇級初戦の中山金杯こそ7着に敗れたが、続く小倉大賞典で2着に好走。重賞でも通用する能力を証明してみせた。管理する高野友和調教師は「ボディーが大きくなったところで安定しています。それがパワーにつながっているのかなと思います」と成長ぶりを伝える。7月9日には栗東坂路でラスト1ハロン11秒8(4ハロン54秒0)をマーク。力強く駆け上がっており、好調がうかがえる。

ハピ

牡6歳

調教師:大久保龍志(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:クイーンパイレーツ
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

ダートでは、2022年のチャンピオンズC3着などGⅠでも好走できる実力を持った一頭。前走の新潟大賞典で3着に好走し、芝適性も見せた。6歳馬でも能力は健在で、重賞初制覇が視界に入る。

半弟は重賞2勝を挙げ、先日の帝王賞(JpnⅠ)でも2着に好走したアウトレンジ(父レガーロ)。全弟のリトルハピもデビューから4戦3勝と、母クイーンパイレーツは高い能力を産駒に伝えている。本馬もデビューから3連勝を決めるなど高い素質を披露。前走の新潟大賞典では、メンバー中2位の上がり3ハロン34秒0(推定)をマークして追い上げ、3着に好走した。これまではダート中心に活躍が目立っていたが、新味を披露した形。稍重馬場で力の要る芝だっただけに、今回もタフな馬場コンディションになったほうがより能力を発揮できそうだ。開催最終週の芝は向く可能性が高い。

シェイクユアハート

牡5歳

調教師:宮徹(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:ルンバロッカ
  • 母の父:Sri Pekan
ここに注目!

3勝クラスで2着7回、3着4回と、勝ち切れないまでも安定したレースぶりを続けていた。前走を勝ってようやくオープンクラス入り。昇級初戦で挑む重賞とはなるが、安定感のある走りはここでも生きてくるだろう。

デビュー2戦目の未勝利(中京・芝2000メートル)で初勝利を挙げると、きさらぎ賞では6着と重賞での経験を積んだ。その後はレースを重ねながら着実に力をつけ、前走の3勝クラス・垂水S(阪神・芝2000メートル)では、メンバー中最速タイの上がり3ハロン35秒3(推定)をマークして差し切り勝ち。大きなクビ差でオープンクラス入りを決めた。今回は前述のきさらぎ賞以来の重賞挑戦となるが、成長力に富むハーツクライ産駒だけに、充実期を迎えた今ならさらにひと皮むけた姿を見せることも可能だろう。全4勝中3勝を挙げる2000メートルのレースという条件も魅力だ。

ナムラエイハブ

牡4歳

調教師:長谷川浩大(栗東)

  • 父:リアルスティール
  • 母:ナムラアン
  • 母の父:エンパイアメーカー
ここに注目!

3勝クラス突破を決めた前走から200メートルの距離延長とはなるが、2000メートルのレースでも2戦して2着、3着の実績を残している。約1年5か月ぶりの重賞挑戦で、さらに成長した姿を見せたいところだ。

デビュー3戦目の未勝利(阪神・芝1600メートル)で初勝利を挙げると、続くデイリー杯2歳Sでも4着と健闘。3歳時にはダートのレースにも挑戦した。芝に戻ってからは安定したレースを続け、前走の3勝クラス・弥彦S(新潟・芝1800メートル)を3/4馬身差で勝利してオープンクラス入り。勢いに乗って重賞に挑む。管理する長谷川浩大調教師は「動きはいいし、ずっと状態は安定しています。コースは決して合うとは言えないけど、1コーナーに入るまで距離がありますし、そこまでにリズムを整えられれば」と、今回のレースに向けて力を込める。初めての小倉コースを克服し、重賞初制覇を狙う。

ニホンピロキーフ

牡5歳

調教師:大橋勇樹(栗東)

  • 父:キタサンブラック
  • 母:ニホンピロアンバー
  • 母の父:スウェプトオーヴァーボード
ここに注目!

これまでに挙げた4勝中3勝を小倉競馬場で挙げている当地巧者。昨年のマイラーズCで3着に好走した実績があり、実力も確かだ。得意とする舞台に替わり、再び重賞で上位争いに加わりたい。

デビュー4戦目の未勝利(小倉・芝1800メートル)で初勝利をゲット。翌年3月には3勝クラス・関門橋S(小倉・芝2000メートル)を勝ってオープンクラス入りを決め、続くマイラーズCでも3着に好走した。その後はなかなか思うような結果が出ていないが、4走前には洛陽S(リステッド・京都・芝1600メートル)で3着に入っており、条件さえ合えば現級でも上位争いをできるだけの能力があるとみていいだろう。7月9日には栗東CWコースで6ハロン85秒0(ラスト1ハロン11秒5)をマーク。コンスタントにレースを使われているなかでも、順調に調教を消化できている。

(山口 大輝)

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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