今週の注目レース

3歳重賞馬連 きさらぎ賞(GⅢ)

京都競馬場 1800メートル(芝・外)馬齢 3歳オープン

出走馬情報

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ファーヴェント

牡3歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:トータルヒート
  • 母の父:Street Cry
ここに注目!

母は現役時代に、JRAで芝・ダートを問わず計5勝をマーク。祖母リーサルヒートはアメリカで重賞を2勝しており、母系が伝える能力の高さは相当なものがある。本馬も素材の良さは一級品と言えるだろう。

昨年8月のメイクデビュー新潟(芝1800メートル)で初勝利をゲット。好スタートを切るも、スッと控えて先行集団を追走。直線は進路が開かず、追い出せない場面もあったが、外に出すとグンと加速して楽に先頭に立ち、最後は余裕を持って2着馬に2馬身差をつけた。マークした上がり3ハロンタイムは、メンバー中最速タイの33秒4(推定)。能力の高さを披露したデビュー戦となっただろう。重賞初挑戦となった前走の東京スポーツ杯2歳Sでは3着に敗れたが、勝ち馬から0秒3差で、オープンクラスでも通用する力があることを証明した。さらなる活躍へつなげる走りを、ここでも見せたい。

シヴァース

牡3歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:モーリス
  • 母:ヴィブロス
  • 母の父:ディープインパクト
ここに注目!

母は2016年の秋華賞でGⅠ初制覇を飾り、翌年にはドバイターフ(G1・UAE)も勝つなど、大舞台で活躍を見せた。伯母にヴィクトリアマイル連覇のヴィルシーナ、伯父にジャパンカップを勝ったシュヴァルグランがおり、活躍馬の名がずらりと並ぶ名門牝系の出身だ。

昨年11月のメイクデビュー京都(芝1600メートル)では、道中を中団で運ぶと、直線は内に進路を選択。一瞬の脚で先頭に立つと、外から迫る2着馬をクビ差で抑えてデビュー勝ちを決めた。メンバー中最速の上がり3ハロン33秒8(推定)をマークしての鮮やかな差し切り。今回は200メートルの距離延長を克服しないといけないが、初戦では折り合い面の不安を見せることなく、レースセンスの高さを披露しており、こなせるだけの下地はあると言えそうだ。1月24日には栗東CWコースで6ハロン83秒3(ラスト1ハロン11秒9)を一杯に追われてマーク。調整も順調そのものとみていいだろう。

ビザンチンドリーム

牡3歳

調教師:坂口智康(栗東)

  • 父:エピファネイア
  • 母:ジャポニカーラ
  • 母の父:ジャングルポケット
ここに注目!

曽祖母のフサイチエアデールは重賞4勝を挙げ、桜花賞などGⅠで2着3回。その牝系からは有馬記念などGⅠ4勝のクロノジェネシスを含む複数のGⅠ馬が誕生しており、活力のある血統背景の持ち主と言える。

昨年12月のメイクデビュー阪神(芝2000メートル)が圧巻の差し切り。レースの前半1000メートル通過タイム1分02秒0のゆったりとした流れのなか、後方で待機して直線で末脚を爆発。前を行く馬たちをあっさりかわして残り100メートル付近で先頭に立つと、最後は余力十分に3馬身差をつけた。力強い大きなフットワークを生かして、上がり3ハロンタイムもメンバー中最速の33秒9(推定)をマーク。今回は外回りの京都・芝1800メートルが舞台だけに、持ち味を存分に生かせるはずだ。初戦は発馬を含め、前半で少しモタモタしていた面もあったが、慣れが見込める2戦目は道中もスムーズに運べるだろう。

ジャスティンアース

牡3歳

調教師:杉山晴紀(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:ユーヴェットシー
  • 母の父:Bodemeister
ここに注目!

母はアメリカのG3勝ち馬で、父は日本ダービーの勝ち馬。両親それぞれから能力の高さを受け継いでいると言えるだろう。未勝利(京都・芝1800メートル)勝ち直後の重賞挑戦とはいえ、活躍を予感させる血統背景だ。

メイクデビュー京都(芝2000メートル)では3着に敗れたが、前走の未勝利(京都・芝1800メートル)で初勝利を挙げた。道中を2番手で運びながら、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒5(推定)をマークしての1馬身3/4差V。2戦目での上積みを感じさせる盤石の内容だった。今回は重賞初挑戦とはいえ、前走と同じ京都・芝1800メートルが舞台。管理する杉山晴紀調教師も「前回はスムーズな競馬ができましたね。非力な面があって、馬場が荒れてきているのがどうかですが、現状は広いコースのほうがいいでしょう。いい経験になれば」と、前向きに語っていた。

レガーロデルシエロ

牡3歳

調教師:栗田徹(美浦)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:デアレガーロ
  • 母の父:マンハッタンカフェ
ここに注目!

母は一歩ずつ着実に力をつけ、5歳2月の京都牝馬Sで重賞を初制覇。本馬の近親にはアイビスサマーダッシュを2勝したオールアットワンスや、クイーンC勝ちのプレサージュリフトがおり、底力あふれる母系と言える。

昨年6月のメイクデビュー東京(芝1600メートル)では3着に敗れたが、メンバー中最速の上がり3ハロン33秒7(推定)をマークし、脚力を披露した。続く未勝利(札幌・芝1800メートル)できっちりと初勝利をゲット。3馬身差の快勝を見せた。昇級初戦となった前走の1勝クラス・こうやまき賞(中京・芝1600メートル)では2着に好走。ここまで常にメンバー上位の推定上がり3ハロンタイムをマークしており、末脚の不発がない点は今後も強みとなるだろう。今回は1800メートル戦に戻るが、この距離で一番強い競馬をしているだけに、プラスに働きそうだ。

ウォーターリヒト

牡3歳

調教師:河内洋(栗東)

  • 父:ドレフォン
  • 母:ウォーターピオニー
  • 母の父:ヴィクトワールピサ
ここに注目!

叔母にクイーンSを勝ったレッドアネモス。同じ牝系からは天皇賞(秋)で2着に入ったアグネスアークも出ているように、筋が通った母系と言えるだろう。本馬は3着だった前走に続く重賞挑戦で、前進を狙う。

前走のシンザン記念では、17番人気の低評価を覆して3着に好走。重賞でも通用する高い能力を証明した。好メンバーを相手に勝ち馬から0秒2差に迫り、メンバー中最速の上がり3ハロン35秒2(推定)をマーク。しぶとい末脚はここでも武器となるだろう。勝ち上がりに4戦を要したが、レースを使うごとに良化を見せ、今回はさらなる前進を狙う。1月24日には栗東坂路で4ハロン53秒4(ラスト1ハロン12秒2)を一杯に追われて計時し、JpnⅠ勝ち馬のアイコンテーラーとの併せ馬に1馬身ほど先着。好内容の調教を見せており、状態面でも上積みがありそうだ。

ヴェロキラプトル

牡3歳

調教師:高野友和(栗東)

  • 父:スワーヴリチャード
  • 母:ルーヴインペリアル
  • 母の父:Giant's Causeway
ここに注目!

父は昨年に初年度産駒が大活躍を見せ、2歳リーディングサイヤーランキングで3位に入り、ホープフルSではレガレイラがGⅠ制覇も果たした。母系も複数のG1馬が出ている優秀さで、このメンバーに入っても素質は上位の存在と言えそうだ。

昨年6月のメイクデビュー東京(芝1800メートル)で、1/2馬身をつけて初陣を白星で飾った。スタートこそ一息だったが、二の脚が速くハナへ。直線も脚色が鈍ることはなく、そのまま押し切った。続くオープン特別・野路菊S(阪神・芝1800メートル)では、先行策からメンバー中最速タイの上がり3ハロン35秒0(推定)をマークし、1馬身差の完勝で無傷の連勝を決めた。勢いに乗って挑んだ前走のホープフルSは、果敢に逃げの手を打つも10着。ただ、最後の4コーナーで曲がりづらそうな仕草を見せたことから、初めての小回りコースが影響した可能性もありそうだ。外回りの京都・芝1800メートルへ舞台が替わることはプラスとなりそうだ。

テイエムリステット

牡3歳

調教師:木原一良(栗東)

  • 父:モーリス
  • 母:シーズアウーマン
  • 母の父:ネオユニヴァース
ここに注目!

叔父に芝の重賞を3勝し、オープンクラスで息の長い活躍を見せたカデナがいる。伯父には京王杯スプリングCを勝ったスズカコーズウェイもおり、血統的には芝重賞で活躍できる下地はあると言えるだろう。

メイクデビュー中京(芝1600メートル)では9着に敗れたものの、管理する木原一良調教師が「モタれて追うところなく終わりましたからね」と振り返ったように、明確な敗因があった。ダート替わりとなった2戦目で3着と前進を見せると、続く未勝利(中京・ダート1400メートル)で初勝利をゲット。レースを重ねるごとに内容を良化させてきた。再び芝に戻った前走のシンザン記念でも6着とはいえ、勝ち馬から0秒6差に健闘した。1月24日には栗東坂路で4ハロン53秒5(ラスト1ハロン12秒6)を馬なりでマーク。1週前追い切りも順調に消化しており、前走以上の着順を狙う。

(山口 大輝)

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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