
海外競馬発売
4月23日(水曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
KA YING RISING(NZ)
せん4歳 D.ヘイズ厩舎
通算14戦12勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
---|---|---|---|---|---|
2025年3月30日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリントカップ(G2) | 1着 | PLAY |
2025年2月23日 |
![]() シャティン
|
芝1,400メートル | クイーンズシルバージュビリーカップ(G1) | 1着 | PLAY |
2025年1月19日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | センテナリースプリントカップ(G1) | 1着 | |
2024年12月8日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリント(G1) | 1着 | PLAY |
2024年11月17日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港ジョッキークラブスプリント(G2) | 1着 |
SATONO REVE(JPN)
牡6歳 美浦・堀 宣行厩舎
通算12戦8勝
爪の不安で長期の戦線離脱を余儀なくされた時期もありましたが、5歳(2024年)6月の函館スプリントS(GⅢ・芝1,200メートル)で先行策から直線で鋭く抜け出して重賞初制覇を果たすと、8月のキーンランドカップ(GⅢ・芝1,200メートル)も同じく先行策から直線で突き抜けて重賞連勝としました。そこからは9月のスプリンターズS(GⅠ)はいつもよりもスタートが遅くやや後ろからの競馬になり、勝ったルガルから0秒4差の7着でしたが、初の海外遠征となった12月の香港スプリント(G1・香港)では中団のインコース追走から直線でよく伸びて、勝ったカーインライジングから3/4馬身差の3着に入りました。今年は前走3月の高松宮記念(G1・芝1,200メートル)で始動。中団追走から、直線で外に持ち出されると、しっかりと伸びて優勝。GⅠ初制覇を果たしています。
LUCKY SWEYNESSE(NZ)
せん6歳 K.マン厩舎
通算24戦16勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
---|---|---|---|---|---|
2024年4月7日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリントカップ(G2) | 1着 | PLAY |
2024年3月10日 |
![]() シャティン
|
芝1,400メートル | クイーンズシルバージュビリーカップ(G1) | 5着 | PLAY |
2024年1月28日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | センテナリースプリントカップ(G1) | 6着 | |
2023年12月10日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリント(G1) | 1着 | |
2023年11月19日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港ジョッキークラブスプリント(G2) | 1着 |
2023年2月のセンテナリースプリントカップ(G1・芝1,200メートル)でG1初制覇を果たすと、3月のクイーンズシルバージュビリーカップ(G1・芝1,400メートル)、それに3馬身1/4差の完勝だった4月のチェアマンズスプリントプライズ(G1・芝1,200メートル)と「香港スピードシリーズ」全3戦を制覇。この2022-2023年シーズンは重賞6連勝の活躍で、香港最優秀短距離馬に輝きました。翌シーズンは2023年9月のクラス1ハンデ2着、10月のプレミアボウル(G2)2着の後、11月の香港ジョッキークラブスプリント(G2・芝1,200メートル)と12月の香港スプリント(G1・芝1,200メートル)を連勝。年が明けて、センテナリースプリントカップ(G1)とクイーンズシルバージュビリーカップ(G1)を共に後方からの競馬で凡走した後、4月の香港スプリントカップ(G2・芝1,200メートル)では他馬よりも5ポンド重い負担重量を背負いながら後方から鋭く伸びて、次走でチェアマンズスプリントプライズ(G1)を制するインビンシブルセージに半馬身差をつけて快勝しましたが、左前肢の球節を骨折して休養入り。ここはそれ以来のレースとなります。
LUGAL(JPN)
牡5歳 栗東・杉山 晴紀厩舎
通算15戦4勝
4歳(2024年)1月のシルクロードS(GⅢ・芝1,200メートル)を3馬身差で快勝して重賞初制覇。しかし1番人気に推された続く3月の高松宮記念(GⅠ)で10着に敗れると、レース後に左橈側手根骨と左第3手根骨の骨折が判明して休養に入りました。その後、9月のスプリンターズS(GⅠ・芝1,200メートル)は高松宮記念以来の休み明けとなりましたが、前半600メートル通過32秒1という速い流れを3番手で追走して、直線半ばで先頭に立つと、そのまま押し切って優勝。GⅠタイトルを手にしました。しかし、そこからは初の海外挑戦となった12月の香港スプリント(G1・香港)が出遅れから道中徐々にポジションを押し上げていったものの、直線で伸びを欠いてカーインライジングの11着に終わると、今季初戦となった前走3月の高松宮記念(GⅠ)もスタートを決めて先行しましたが、直線で伸び切れずに勝ったサトノレーヴから0秒9差の7着に終わっています。
HELIOS EXPRESS (AUS)
せん5歳 J.サイズ厩舎
通算16戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
---|---|---|---|---|---|
2025年3月30日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリントカップ(G2) | 2着 | PLAY |
2025年2月23日 |
![]() シャティン
|
芝1,400メートル | クイーンズシルバージュビリーカップ(G1) | 2着 | PLAY |
2025年1月19日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | センテナリースプリントカップ(G1) | 2着 | |
2024年12月8日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港スプリント(G1) | 2着 | PLAY |
2024年11月17日 |
![]() シャティン
|
芝1,200メートル | 香港ジョッキークラブスプリント(G2) | 3着 |
オーストラリアから移籍後2シーズン目の昨年2月に「4歳クラシックシリーズ」(香港調教の4歳馬限定戦。全3戦)の初戦にあたる香港クラシックマイル(リステッド・芝1,600メートル)に優勝。2戦目の香港クラシックカップ(リステッド・芝1,800メートル)も制しましたが、最終戦で芝2,000メートルの香港ダービー(リステッド)は後方追走から伸びあぐねて8着でした。今シーズンは短距離路線にシフト。まず10月のプレミアボウル(G2)で最後方から追い込んで、カーインライジングから1馬身半差の2着に入ると、11月の香港ジョッキークラブスプリント(G2)も中団のやや後方から末脚を伸ばして、勝ったカーインライジングから3馬身1/4差の3着。さらに12月の香港スプリント(G1)も後方から馬群を縫うようにして伸びてきましたが、カーインライジングには半馬身届かず2着でした。今年もカーインライジングが厚い壁となっており、1月のセンテナリースプリントカップ(G1)、2月のクイーンズシルバージュビリーカップ(G1)、そして前走3月の香港スプリントカップ(G2)と全て追い上げ及ばずカーインライジングの2着(それぞれ3馬身1/4差、1馬身半差、3馬身差)。これで6戦続けてカーインライジングの後塵を拝する結果になっています。
DANON MCKINLEY(JPN)
牡4歳 栗東・藤原 英昭厩舎
通算12戦4勝
2歳(2023年)9月のデビュー戦(芝1,400メートル)と10月の秋明菊賞(1勝クラス・芝1,400メートル)を連勝。続く朝日杯フューチュリティS(GⅠ)8着、3歳初戦のクロッカスS(リステッド)も折り合いを欠いて5着でしたが、3月のファルコンS(GⅢ・芝1,400メートル)では直線一気の追い込みを決めて重賞初制覇を果たしました。そこからはNHKマイルカップ(GⅠ)が13着、夏のUHB賞(オープン特別)とキーンランドカップ(GⅢ)もそれぞれ6着、7着の後、10月のスワンS(GⅡ・芝1,400メートル)では素晴らしい末脚を披露して差し切り勝ちを収めました。しかしその後は12月の阪神カップ(GⅡ)が中団から伸びあぐねて11着、年が開けて2月の阪急杯(GⅢ)も中団から伸び切れず4着、そして前走UAEで走った4月5日のアルクオーツスプリント(G1)も後方からもうひと伸びを欠いて4着に終わっています。
A SHIN FENCER(JPN)
牝5歳 栗東・吉村 圭司厩舎
通算20戦6勝
3歳(2023年)2月にデビュー3戦目(ダート1,200メートル)で初勝利を挙げると、6月には1勝クラス(芝1,200メートル)、7月にはHBC賞(2勝クラス・芝1,200メートル)に優勝。そこからしばらくは3勝クラスで足踏みが続きましたが、翌年7月のTVh賞(3勝クラス・芝1,200メートル)で差し切り勝ちを収めてオープンクラス入りを決めました。その後、8月のUHB賞(オープン特別)4着、12月のタンザナイトS(オープン特別)13着を経て、今年1月のカーバンクルS(オープン特別・芝1,200メートル)を先行策から直線で抜け出して優勝すると、2月のシルクロードS(GⅢ・芝1,200メートル)では好スタートからいったん中団に下げると、直線で鋭く伸びて1馬身半差で優勝。2連勝で重賞初制覇を果たしました。その後、前走3月の高松宮記念(GⅠ)でGⅠ初挑戦。5、6番手追走から直線でもうひと伸びを欠いて、勝ったサトノレーヴから0秒6差の5着でした。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
昨年12月の香港スプリント(G1・芝1,200メートル)でG1初制覇。出遅れ気味のスタートでしたが、2番手から抜け出して、ヘリオスエクスプレスに半馬身差をつけました。その後、全3戦で争われる「香港スピードシリーズ」の初戦にあたる今年1月のセンテナリースプリントカップ(G1・芝1,200メートル)では、3馬身1/4差で逃げ切るとともに、自身が昨年11月の香港ジョッキークラブスプリント(G2・芝1,200メートル)で記録したコースレコードを0秒23更新(1分07秒20)。続いて「香港スピードシリーズ」2戦目となる2月のクイーンズシルバージュビリーカップ(G1・芝1,400メートル)も2番手から抜け出して1馬身半差で優勝すると、さらに前走3月の香港スプリントカップ(G2・芝1,200メートル)も他馬より5ポンド重い負担重量を背負いながら2番手から余裕を持って抜け出して3馬身差で完勝。連勝を11にまで伸ばしています(ここ4走の2着馬は全てヘリオスエクスプレス)。なお、今回のチェアマンズスプリントプライズ(G1)は「香港スピードシリーズ」の最終戦で、勝てば500万香港ドルのシリーズ全勝ボーナスが支払われます。