海外競馬発売

ワールドカップ

メイダン競馬場 2,000メートル(ダート)南半球産馬3歳以上、北半球産馬4歳以上

発売開始時刻
日本時間4月5日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間4月6日(日曜)2時30分

発売情報

発売開始時刻
日本時間4月5日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください

2025年ドバイワールドカップ合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    フォーエバーヤング/インペリアルエンペラー

サウジカップ(G1・サウジアラビア)のFinal Judgeと全く同じ書き出しとなることを、お許しいただきたい。注目馬の1頭目には、迷うことなくフォーエバーヤングを推す。そのサウジカップで見せたパフォーマンスで、日本調教馬としてダート部門では過去最高となるレーティング128を獲得し、ワールドランキング首位に立った同馬。ここでも、世界を唸らせる極上の競馬を見せてほしいものである。

2番手には、UAE調教馬のインペリアルエンペラーを推す。ゴドルフィンの生産馬で、生産者の所有馬としてイギリスでデビューした同馬。だが大成せず、昨年3月に行われたレーシングインドバイ市場に上場され、現在の馬主に購買されてUAEに移籍。その後、馬が変わったかのような大躍進を見せ、前走アルマクトゥームクラシック(G2・UAE)を8.46馬身差で快勝した。ゴドルフィンから、いわば戦力外通告を受けた馬が、ゴドルフィンのお膝元ドバイにおける最高峰に位置付けられるレースに挑むのだ。肩入れしたいストーリーの持ち主と言えよう。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    フォーエバーヤング/ウシュバテソーロ

ここでは、フォーエバーヤングの存在が傑出している。私は、ダート世界最強馬はこの馬であると認識しており、サウジカップ(G1・サウジアラビア)に続いて、ドバイワールドカップ(G1・UAE)でも、存分にその強さを見せてくれるはずだ。

2番人気はおそらく、昨年のこのレースをローレルリバーで圧勝したB.シーマー調教師が送り出すインペリアルエンペラーになるはずだ。3月1日のアルマクトゥームクラシック(G2・UAE)を楽勝した内容は、確かに素晴らしいものだった。1月24日のアルマクトゥームチャレンジ(G1・UAE)で、そのインペリアルエンペラーを破って優勝したウォークオブスターズもまた、B.シーマー調教師の管理馬だ。ただし、そのウォークオブスターズは、前走のサウジカップで、勝ったフォーエバーヤングから大きく離れた12着に大敗している。舞台がメイダンに戻れば、一変の可能性は否定できないが、この路線のUAE調教馬全体の水準に、疑問が残ることも確かである。

そこで、セレクションの2頭目に推したいのがウシュバテソーロだ。このレースは2023年に勝利し、2024年が2着だった同馬。8歳馬だが3着に追い込んだサウジカップのレースぶり見ると、依然として意気軒高であることが窺える。

ラムジェットウィルソンテソーロが入着候補だ。

(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

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