
海外競馬発売
4月2日(水曜) 時点
文:秋山 響(TPC)
国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」
TUZ(USA)
せん8歳 B.シーマー 厩舎
通算23戦10勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年3月1日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | マハブアルシマール(G3) | 1着 | PLAY |
2025年1月24日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | アルシンダガスプリント(G3) | 1着 | PLAY |
2025年1月3日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | ドバウィS(G3) | 1着 | |
2024年12月6日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | アルガーホウドスプリント(リステッド) | 1着 | |
2024年3月30日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | ドバイゴールデンシャヒーン(G1) | 1着 | PLAY |
STRAIGHT NO CHASER(USA)
牡6歳 D.ブラッカー 厩舎
通算11戦7勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年2月22日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,200メートル | リヤドダートスプリント(G2) | 1着 | PLAY |
2024年11月2日 |
![]() デルマー
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ダート1,200メートル | ブリーダーズカップスプリント(G1) | 1着 | PLAY |
2024年9月29日 |
![]() サンタアニタパーク
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ダート1,200メートル | サンタアニタスプリントチャンピオンシップ(G2) | 1着 | |
2024年5月11日 |
![]() アケダクト
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ダート1,200メートル | ランハッピーS(G3) | 4着 | |
2023年5月20日 |
![]() ピムリコ
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ダート1,200メートル | メリーランドスプリントS(G3) | 1着 |
3歳(2022年)7月にデビューして、その年は4戦2勝。翌年5月にはメリーランドスプリントS(G3・アメリカ・ダート1,200メートル)を逃げて7馬身半差で圧勝して重賞初制覇を果たしましたが、その後の検査で脚部に異状が認められて休養に入りました。ようやく復帰したのは昨年5月のランハッピーS(G3・アメリカ)で、ここはスタートで躓いてから逃げる形で4着。その後も一頓挫あって7月のビングクロスビーS(G1・アメリカ)の出走を取り消すなど出走体勢がなかなか整いませんでしたが、復帰戦となった9月のサンタアニタスプリントチャンピオンシップ(G2・アメリカ・ダート1,200メートル)を逃げて6馬身1/4差で快勝すると、11月のブリーダーズカップスプリント(G1・アメリカ・ダート1,200メートル)は3番手から直線で伸びて、G2勝ち馬のベントルナートに半馬身差をつけて優勝。この年の米最優秀短距離牡馬に選出されました。今年は前走2月のリヤドダートスプリント(G2・サウジアラビア・ダート1,200メートル)で始動。好ダッシュを見せたジャスパークローネを最初のコーナーで内からかわして先頭を奪うと、そのまま後続を寄せ付けずに3馬身3/4差で完勝。連勝を3に伸ばしています。
REMAKE(JPN)
牡6歳 新谷 功一 厩舎
通算20戦9勝
年月日 | 開催国・競馬場 | 距離 | レース名 | 着順 | レース映像 |
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2025年2月22日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,200メートル | リヤドダートスプリント(G2) | 7着 | PLAY |
2024年11月2日 |
![]() デルマー
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ダート1,200メートル | ブリーダーズカップスプリント(G1) | 11着 | PLAY |
2024年9月8日 |
![]() ソウル
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ダート1,200メートル | コリアスプリント(G3) | 1着 | PLAY |
2024年3月30日 |
![]() メイダン
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ダート1,200メートル | ドバイゴールデンシャヒーン(G1) | 4着 | PLAY |
2024年2月24日 |
![]() キングアブドゥルアジーズ
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ダート1,200メートル | リヤドダートスプリント(G3) | 1着 |
3歳(2022年)12月のカペラS(GⅢ・ダート1,200メートル)を追い込んで4馬身差で制して重賞初制覇。翌年はリヤドダートスプリント(G3・サウジアラビア)3着、ドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE)5着、7月のプロキオンS(GⅢ)でドンフランキーの2着の後、クラスターC(JpnⅢ・盛岡・ダート1,200メートル)でドンフランキーを差し切って優勝すると、続くコリアスプリント(G3・韓国・ダート1,200メートル)も中団から突き抜けて4馬身差&コースレコード(1分10秒0)で快勝。帰国初戦のJBCスプリント(JpnⅠ・大井)でも2着に入りました。昨年は始動戦となった2月のリヤドダートスプリント(G3・サウジアラビア・ダート1,200メートル)で差し切り勝ちを収めると、ドバイゴールデンシャヒーンは4着。秋はコリアスプリントを中団から突き抜けて優勝して、同レースの連覇を達成した後、ブリーダーズカップスプリント(G1・アメリカ)は後方から伸びを欠いて、勝ったストレートノーチェイサー(この後、2024年の米最優秀短距離牡馬に選出)の11着でした。今年は2月の前走リヤドダートスプリント(G2・サウジアラビア)で始動しましたが、後方から伸び切れず、勝ったストレートノーチェイサーから1秒721差の7着に終わりました。
KUROJISHI JOE(JPN)
牡6歳 岡田 稲男 厩舎
通算31戦6勝
3歳(2022年)9月の浜松S(3勝クラス・ダート1,200メートル)で差し切り勝ちを収めてオープン入り。2023年は7戦して京葉S(リステッド)の2着が最良の成績でしたが、翌2024年はいきなり1月のジャニュアリーS、2月の令月Sとオープンのダート1,200メートル戦を中団から差す形で連勝。さらに千葉S(オープン)4着を経て向かった4月の東京スプリント(JpnⅢ・大井)で内からよく追い上げて2着に入ると、続いて約4か月ぶりのレースとなった8月のクラスターC(JpnⅢ・盛岡)でも中団から末脚を伸ばして、ドンフランキーから半馬身差の2着に好走しました。そこからは東京盃(JpnⅡ・大井)5着の後、室町S(オープン)でトップハンデの58キログラムを背負って勝ち馬(55キログラム)からクビ差の2着に入ると、続く12月のカペラS(GⅢ)でも中団から伸びて、勝ったガビーズシスターからクビ差の2着と重賞制覇まであと少しのところまで迫りました。今年は前走2月の根岸S(GⅢ)でシーズンをスタート。後方追走から内を通って伸びてきましたが、勝ったコスタノヴァから1秒3差の5着でした。
AMERICAN STAGE(USA)
牡3歳 矢作 芳人 厩舎
通算7戦3勝
北米のリーディングサイアーにここ6年続けて輝く、イントゥミスチーフの産駒。デビュー4戦目となった昨年11月の未勝利戦(京都・ダート1,200メートル)で1分10秒7の2歳コースレコードを記録して圧勝(2着とは2秒4差)すると、続く12月の1勝クラス(ダート1,200メートル)も逃げて4馬身差で快勝。さらに連闘で向かった芝の中京2歳S(オープン・芝1,200メートル)も3馬身半差で逃げ切って3連勝としました。今年は前走3月のマハブアルシマール(G3・UAE)で今年の初戦を迎え、3番手から直線でしぶとさを見せて、昨年のドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE)勝ち馬で、逃げたタズから5.17馬身差の2着に入りました。
当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
解説
ロシアでデビューして2歳時(2019年)に2戦2勝の後、UAEに移籍。マイルからスプリント路線に転向した2022-2023年シーズンにはアルシンダガスプリント(G3・UAE・ダート1,200メートル)で重賞初制覇を果たし、ドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE)ではシベリウスの7着に入りました。昨シーズンは大きく飛躍、2024年1月のドバウィS(G3・UAE・ダート1,200メートル)を8馬身半差で圧勝。サウジアラビアのリヤドダートスプリント(G3)は10着に終わりましたが、続くドバイゴールデンシャヒーン(G1・UAE・ダート1,200メートル)では逃げ争いから直線で弾けるように伸びて、2着のドンフランキーに6馬身半差をつけて圧勝、G1初制覇を果たしました。その後は翌シーズンを見据えて休養入り。復帰戦となった昨年12月のアルガーホウドスプリント(リステッド・UAE・ダート1,200メートル)を5.72馬身差、今年1月3日のドバウィSを4.97馬身差、今年1月24日のアルシンダガスプリントを3.26馬身差、そして前走3月のマハブアルシマール(G3・UAE・ダート1,200メートル)もアメリカンステージに5.17馬身差をつけて優勝と現在5連勝中。ドバイのダートスプリント路線で圧倒的な力を見せています。