昨年まで年末の開催で行われていたが、今年から9月に移設、負担重量も別定からハンデキャップに変更された。2015年と2016年は芝1800メートルのハンデ戦、2024年は京都・芝2000メートルで行われたが、ここではそれらの年を含めた過去10年の結果を元に、開催時期や条件の変更の影響が少なそうなデータから傾向を調べている。
過去10年のうち9回で3番人気以内の馬が勝利。3番人気以内の馬がそろって4着以下に敗れたことは2016年の一度しかなかった。今年からハンデ戦となることで変化があるかもしれないが、過去10年の傾向的には上位人気から軸馬を探すのがよさそうだ。〔表1〕
単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
1番人気 | 5-0-0-5 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
2番人気 | 2-3-1-4 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 2-0-2-6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
4番人気 | 0-3-0-7 | 0% | 30.0% | 30.0% |
5番人気 | 0-2-2-6 | 0% | 20.0% | 40.0% |
6番人気以下 | 1-2-5-78 | 1.2% | 3.5% | 9.3% |
過去10年で馬券に絡んだ延べ30頭中26頭は単勝オッズが20倍未満だった。20倍以上の馬の好走は少なく、来ても3着どまり。傾向的には3番人気以内から軸馬を探し、そこから単勝オッズ20倍未満の馬へ流してみたい。〔表2〕
単勝オッズ | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
19.9倍以下 | 10-10-6-42 | 14.7% | 29.4% | 38.2% |
20倍以上 | 0-0-4-64 | 0% | 0% | 5.9% |
過去10年のうち阪神・芝2000メートルで行われたチャレンジCは全部で7回。その7回の優勝馬は全て前走が2000メートル以外の距離だった。また、3着内率が高いのは、前走が2000メートルを超える距離だった馬となっている。出走馬の前走の距離も確認しておきたい。〔表3〕
(姫園 淀仁)
前走の距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
---|---|---|---|---|
2000m未満 | 3-0-0-16 | 15.8% | 15.8% | 15.8% |
2000m | 0-3-4-31 | 0% | 7.9% | 18.4% |
2000m超 | 4-4-3-17 | 14.3% | 28.6% | 39.3% |
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