今週の注目レース

サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(GⅡ)

阪神競馬場 1600メートル(芝・外)別定 (牝) 4歳以上オープン

データ分析

ヴィクトリアマイルへ向けた前哨戦

4歳以上牝馬の春の頂点を決するヴィクトリアマイルの前哨戦に位置付けられており、過去10年で4頭がこのレースをステップに本番を制している。芝1400メートルで行われた2015年を含む、過去10年のデータを見ていく。

下位人気馬も侮れない

過去10年の単勝人気別成績では、3着内率で1番人気が60.0%、2番人気も40.0%で、上位人気馬の成績は悪くはない。ただし、6番人気以下の馬は2勝2着5回を数え、3着以内に計11頭が入っている。下位人気馬も軽視は禁物だろう。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 3-2-1-4 30.0% 50.0% 60.0%
2番人気 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
3番人気 0-1-2-7 0% 10.0% 30.0%
4番人気 3-1-1-5 30.0% 40.0% 50.0%
5番人気 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
6〜9番人気 2-2-3-33 5.0% 10.0% 17.5%
10番人気以下 0-3-1-41 0% 6.7% 8.9%

4歳馬が優勢

過去10年で6歳以上の馬が連対したのは1回だけで、上位争いの中心は4歳馬と5歳馬になっている。その4歳馬と5歳馬の比較では、4歳馬が3着以内17回で、5歳馬の9回を上回り、3着内率でも4歳馬が上位となっている。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率  連対率 3着内率
4歳 5-8-4-41 8.6% 22.4% 29.3%
5歳 4-2-3-40 8.2% 12.2% 18.4%
6歳以上 1-0-3-24 3.6% 3.6% 14.3%

前走1着馬が好成績

過去10年の前走の着順別成績では、前走で1着だった馬が5勝を挙げ、3着内率は44.0%でトップとなっている。また、前走1着馬の内訳を見ると、前走で3勝クラスを勝っていた馬が3着以内に6頭も入っているので、クラスを問わず前走で1着だった馬には注目した方がよさそうだ。〔表3〕

(河野 道夫)

〔表3〕前走の着順別成績(過去10年)
前走の着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 5-3-3-14 20.0% 32.0% 44.0%
2〜5着 1-1-5-23 3.3% 6.7% 23.3%
6〜9着 1-2-1-31 2.9% 8.6% 11.4%
10着以下 3-4-1-37 6.7% 15.6% 17.8%

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

ページトップへ戻る
表示モード: