今週の注目レース

毎日杯(GⅢ)

阪神競馬場 1800メートル(芝・外)馬齢 3歳オープン

出走馬情報

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ノーブルロジャー

牡3歳

調教師:吉岡辰弥(栗東)

  • 父:Palace Malice
  • 母:Noble Ready
  • 母の父:More Than Ready
ここに注目!

前走のシンザン記念で重賞初制覇。マイルでデビュー2連勝を飾り、今回は200メートルの距離延長に対応できるかが鍵だろう。2017年アルアイン以来となる、シンザン記念からのローテでの本レースVを狙う。

昨年11月のメイクデビュー東京(芝1600メートル)は2番手につけて、メンバー中最速の上がり3ハロン33秒3(推定)をマーク。センスの光る立ち回りで抜け出して勝利を収めた。重賞初挑戦だった前走のシンザン記念は中団から徐々に外めへ進路を取り、直線で抜け出してV。初コンビだった川田将雅騎手は「能力の高さを見せてくれたレースだったと思います」と評価した。父パレスマリスの半弟ジャンスティンパレスは昨年の天皇賞(春)を勝ち、父の産駒ジャンタルマンタルは昨年の朝日杯フューチュリティSを制覇。今注目の血統が、ここから大舞台へ羽ばたく。

ファーヴェント

牡3歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:トータルヒート
  • 母の父:Street Cry
ここに注目!

近2走の重賞ではともに2番人気に支持されて3着、6着。素質はここでも引けを取らないだろう。藤原英昭厩舎は過去10年の本レースで〔1・1・2・2〕の好成績。2021年シャフリヤール以来のVを狙う。

メイクデビュー新潟(芝1800メートル)を上がり3ハロン33秒4(推定)の末脚で差し切り、単勝オッズ1.3倍の断然人気に応えた。続く東京スポーツ杯2歳Sは好位で流れに乗り、しぶとく粘って3着を確保。今年初戦だった前走のきさらぎ賞は、直線でエンジンが掛かり出したところで両サイドの馬に前をふさがれ、6着に敗れた。それでも勝ち馬とのタイム差は0秒3と大きく離されておらず、ここ2戦の走りから重賞でもポテンシャルは通用するはずだ。管理する藤原英昭厩舎は先週のファルコンSをダノンマッキンリーでV。勢いに乗って2週連続の3歳重賞制覇に挑む。

ルシフェル

牝3歳

調教師:斉藤崇史(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:アルアリングスター
  • 母の父:Exchange Rate
ここに注目!

2走前には牡馬相手のリステッドを勝ち、前走のGⅠでも6着まで追い上げた。ただ、本レースが芝1800メートル戦になった2007年以降、牝馬は5頭が挑戦して全て7着以下と苦戦している。

単勝オッズ1.1倍の断然人気に支持されたデビュー2戦目の未勝利(小倉・芝2000メートル)では、早めに動いて4馬身差のV。続く萩S(リステッド・京都・芝1800メートル)も中団から鋭く伸びて差し切った。連勝の勢いに乗って挑戦した阪神ジュベナイルフィリーズは、スタートでやや立ち遅れて後方に。直線は馬群をさばいて伸びるも6着に敗れた。騎乗したB.ムルザバエフ騎手は「脚のたまり方が本来のものではなかったです。気性は成長していますし、距離が欲しかったですね」と振り返っていた。それだけに、2走前の距離に戻るのは歓迎材料だろう。

サトノシュトラーセ

牡3歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ジャスタウェイ
  • 母:ワンダーオブリップス
  • 母の父:Champs Elysees
ここに注目!

デビューから4戦連続で2000メートル戦に出走。2走前にはハイレベルだった京都2歳Sで勝ち馬から0秒1差の3着に好走した。展開を問わず堅実に走れるタイプ。200メートルの距離短縮にも対応できそうだ。

馬体重が500キログラムを超える大型馬で、使いながらレース内容は着実に良化している。2戦目の未勝利(京都・芝2000メートル)は2番手から抜け出し、5馬身差の快勝。続く京都2歳Sも好位でしぶとく粘り、勝ち馬から0秒1差の3着に好走した。当時先着した4着馬と8着馬がのちに重賞を勝ち、9着馬と13着馬も皐月賞トライアルで優先出走権を獲得。ハイレベルな相手に上位争いをした走りはここでも通用するはずだ。今年初戦の1勝クラス・あすなろ賞(小倉・芝2000メートル)で2勝目を挙げ、2度目の重賞挑戦で初タイトル獲得を狙う。

ニュージーズ

牡3歳

調教師:木村哲也(美浦)

  • 父:リアルスティール
  • 母:ミュージカルウェイ
  • 母の父:Gold Away
ここに注目!

前走のメイクデビュー中山(芝2000メートル)は、好位から危なげなく抜け出して5馬身差の快勝。デビュー戦Vのキャリア1戦で本レースを勝てば、毎日杯が芝2000メートルで行われていた1993年のシクレノンシェリフ以来となる。

年末のホープフルS当日に行われたメイクデビュー中山(芝2000メートル)は、直線残り200メートル付近で先頭に立つと、後続をグングン突き放して5馬身差の快勝。レースのラスト1ハロンが11秒3という速いタイムで、非凡な末脚が光った。騎乗したC.ルメール騎手は「スタートも出てくれましたし、直線の反応も良かったです。今後が楽しみですね」と高く評価した。半姉に2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーン(父ディープインパクト)がいる良血馬。キャリア1戦での重賞挑戦となるが、秘める素質はここでも引けを取らないはずだ。

ベラジオボンド

牡3歳

調教師:上村洋行(栗東)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:ダンサーデスティネイション
  • 母の父:Dubai Destination
ここに注目!

前走は上がり3ハロン32秒9(推定)をマークするも、展開が向かず6着に敗れた。前走・共同通信杯組は過去10年の本レースで〔5・0・1・2〕の好成績。今年もこのステップから勝ち馬が出るか、注目だ。

昨年5月に開催された千葉サラブレッドセールで、最高価格となる1億1000万円(消費税込み)で落札された期待馬。昨年のJRA開催最終日に行われたメイクデビュー阪神(芝1800メートル)は好位で流れに乗り、楽々と抜け出して初陣を飾った。今年初戦は共同通信杯で重賞に挑戦。スローペースの展開になり、上がり3ハロン32秒9(推定)をマークするも6着に敗れた。騎乗した岩田望来騎手は「(スタートは)新馬戦と同じように上に上がるような感じで出てしまい、位置的に厳しかったです」と振り返った。スタートを決めて流れに乗ることができれば、巻き返せるはずだ。

スマートワイス

牡3歳

調教師:大久保龍志(栗東)

  • 父:ロードカナロア
  • 母:スマートレイアー
  • 母の父:ディープインパクト
ここに注目!

2戦目の前走で初勝利。母スマートレイアーは現役時代に芝で全9勝(重賞4勝)を挙げたが、そのうちの6勝を阪神コースでマーク。本馬は今回初めて阪神競馬場に出走するが、血統的に舞台替わりは歓迎だろう。

2017年京都大賞典など重賞4勝を挙げた母を持つ良血馬。今年1月のメイクデビュー京都(芝1800メートル)は2着に敗れたが、同じ舞台の2戦目では直線の追い比べを制して初勝利を挙げた。デビューから手綱を取る武豊騎手は「2戦目で慣れてきた面もありますけど、まだまだ気性は子供です。逆に言えば伸びしろはあります」と、今後の成長に期待を寄せた。使いつつ調教の動きも良化。武豊騎手がまたがった13日の1週前追い切りでは、栗東CWコースでラスト1ハロン11秒4の好時計をマークし、古馬のオープン馬に追走先着した。母から受け継いだ素質は重賞でも通用するはずだ。

トラジェクトワール

牡3歳

調教師:尾関知人(美浦)

  • 父:モーリス
  • 母:シャイントレイル
  • 母の父:ヴィクトワールピサ
ここに注目!

母は芝1800メートルで全3勝をマーク。本馬も同じ距離で初勝利を挙げた。美浦所属馬は過去10年の本レースで〔4・4・1・9〕と高確率で好走している。初めての関西遠征でも侮れない。

昨年6月のメイクデビュー東京(芝1600メートル)は中団から追い上げるも5着。そこからは休養を挟み、成長を促した。11月の未勝利(東京・芝1800メートル)は12キログラム増の馬体で登場。レースは離れた後方2番手でじっくり脚をため、直線ではメンバー中最速となる上がり3ハロン33秒4(推定)の末脚を発揮して差し切った。今年初戦の1勝クラス・セントポーリア賞(東京・芝1800メートル)では1番人気に支持されたが、スタート直後に他馬と接触してスムーズに運べず6着。2走前のようにリズム良く道中を運ぶことができれば、反撃可能だろう。

(寺下 厚司)

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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