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『世界の合田』によるレース展望今年のケンタッキーダービーは、抜けた存在のいない混戦模様となっている。
そんな中、ブックメーカーの多くが前売り1番人気に推しているのが、最終プレップの1つであるアーカンソーダービー(G1・アメリカ)を4馬身差で快勝したレネゲイドだ。そのレース内容が良かったこともさることながら、後述するコマンドメントや、ブルーグラスS(G1・アメリカ)を11馬身差で制したファーザーアドゥらにも騎乗することができたI.オルティスJr.騎手が、この馬を選択したのが大きなポイントとなる。末脚を武器にする馬で、同騎手が馬群をどうさばくかが、今年のケンタッキーダービーの勝負の分かれ目になりそうだ。
近年、ケンタッキーダービーとの結びつきが最も強い前哨戦は、ガルフストリームを舞台としたフロリダダービー(G1・アメリカ)だ。3月28日に行われた今年の同競走は、一連のダービープレップの中で最もメンバーがそろったと言われており、上位馬は要マークである。
このレースを制し、ダービーポイントのリーダーボードでも150点を獲得して首位に立ったのがコマンドメントだ。デビュー2戦目から4連勝中で勢いに乗っており、チャーチルダウンズのコース経験があるのも、推し材料だ。
同レースでハナ差の2着だったザプーマ、さらに半馬身遅れた3着のチーフワラビーも、コマンドメントと力の差はほとんどない。中でも、ソヴリンティで制した昨年に続く連覇を目指すW.モットが管理するチーフワラビーは、ケンタッキーダービーで初めてブリンカーを着用することを陣営が明かしており、大きな変わり身を見せる可能性がある。
今年の日本勢は2頭出しだ。
1頭は、2024年のケンタッキーダービーで単勝オッズ49.2倍の18番人気(現地のオッズ)という低評価を覆して5着に入ったテーオーパスワード以来の参戦となる高柳大輔厩舎のワンダーディーン。今季初戦となったサウジダービー(G3・サウジアラビア)を距離不足で4着に敗れた後、UAEダービー(G2・UAE)を2.42馬身差で快勝しての参戦となる。
もう1頭は、アメリカ産馬ダノンバーボン。3月28日に中山で行われた、ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービーの最終戦・伏竜Sを制し、無傷の3連勝を飾っての参戦だ。
簡単な戦いにはならないが、いずれも能力は高いだけに、チャーチルダウンズの馬場にフィットすれば、世界が驚く大駆けもありそうだ。

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。
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