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『世界の合田』によるレース展望
合田 直弘(海外競馬解説者)レネゲイド/チーフワラビー
「合田's View」の中で、末脚を武器にするアーカンソーダービー(G1・アメリカ)勝ち馬レネゲイドに騎乗するI.オルティスJr.騎手が、多頭数をどうさばくかが、今年のケンタッキーダービーの勝負の分かれ目になりそうだ、と書いた。そのレネゲイドが枠順抽選で、なんと非常に難しい1番枠を引いてしまった。評価を下げるべきかどうか、おおいに悩んだが、名手の腕を信じてここは初志貫徹、レネゲイドをセレクションの1番手にとる。
2番手には、最終プレップの中では最もメンバーがそろったフロリダダービー(G1・アメリカ)で、勝ち馬からハナ+1/2馬身差の3着となったチーフワラビーを推したい。4月20日にチャーチルダウンズで、ケンタッキーダービーで初めて実戦配備するブリンカーを着用して7ハロンの追い切りを行った同馬。全体時計は特筆すべきものではなかったが、上がり3ハロン=34秒94というすさまじい切れ味を見せた。前走からの大きな変わり身が期待される。
セレクションに入れることはできなかったが、2頭の日本調教馬はいずれも高い能力の持ち主で、おおいに肩入れしたいと思っている。

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。
エマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)コマンドメント/チーフワラビー
米国3歳三冠第1戦のケンタッキーダービー。実績という点で今年は、ファウンテンオブユースS(G2・アメリカ)、フロリダダービー(G1・アメリカ)という2つの重賞を含めて、デビュー2戦目から4連勝を飾っての参戦となるコマンドメントが最上位とみている。そのレースぶりを見ていると、どこからでも動ける自在な脚があり、多頭数の混戦模様の中で、その機動性の良さが大きな武器となるはずだ。セレクションの1番手は、自信をもって、この馬とする。
フロリダダービーで、勝ったコマンドメントからハナ差の2着に入ったザプーマ、さらに1/2馬身遅れた3着に入ったチーフワラビーの2頭も、コマンドメントと差のない実力の持ち主であろう。そして、2頭とも真ん中辺りという頃合いの枠順を引いた。どちらをセレクションの2番手とするか、おおいに迷ったが、管理するのがこのレース3度目の優勝を狙うW.モットである点を考慮して、チーフワラビーを2番手にとった。
ここまであげた3頭以外にも、このレース7度目の優勝を狙うB.バファートが送り出すポテンテも、自分の馬券にはぜひ絡めたいと思っている。(訳:合田直弘)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。
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