海外競馬発売

ターフ

メイダン競馬場 1,800メートル(芝)南半球産馬3歳以上、北半球産馬4歳以上

発売開始時刻
日本時間4月5日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間4月6日(日曜)1時15分

発売情報

発売開始時刻
日本時間4月5日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年ドバイターフ合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ロマンチックウォリアー/リバティアイランド

昨年に続くこのレース連覇を狙うフランス調教馬ファクトゥールシュヴァルや、2024年は欧州芝2000メートル路線の王道を歩み、好走を続けたイギリス調教馬ゴーストライターなど、欧州勢にも魅力的な馬が多いのだが、ここはアジア勢を上位に取りたい。

初ダートだった前走のサウジカップ(G1・サウジアラビア)で、フォーエバーヤングと歴史に残る死闘を演じた香港調教馬ロマンチックウォリアー。ファッションフライデー(1月24日)に行われた、ここと同コース・同距離のジェベルハッタ(G1・UAE)をトラックレコードで快勝しており、あのパフォーマンスを再現されると、他馬が付け入る隙を見いだすのは相当に困難なことだろう。

相手は、日本調教馬リバティアイランド。昨年12月の香港カップ(G1・香港)では、ロマンチックウォリアーに1馬身1/2遅れをとったが、ワンターンの1800メートルで、わずかではあるが直線も長いこの舞台の方が、リバティアイランドはとって競馬がしやすいとみる。香港の英雄にひと泡ふかせる場面を見てみたいものである。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    ロマンチックウォリアー/ゴーストライター

このレースには、昨年に続く連覇を狙うファクトゥールシュヴァルが出走する。ここ2戦はダートを走り、まずまずの内容ながらも結果が出なかったが、芝に戻れば信頼できる存在だと思う。だが、この馬が本領を発揮したとしても、ロマンチックウォリアーに勝つのは非常に難しいとみる。香港、オーストラリア、日本、そしてUAEでG1(GⅠ)に勝利し、世界最多賞金獲得記録を樹立したこの馬は、トップクラスの能力の持ち主で、芝に戻るここは揺るぎない本命とみている。

セレクションの2頭目には、ゴーストライターを推したい。欧州芝2000メートル路線の最前線で、勝利こそつかめなかったものの、常に好戦をしたのが昨年のこの馬で、ここでも上位争いに顔を出すとみている。

3歳時の成績が素晴らしかったリバティアイランド。昨年12月の香港カップ(G1)で、ロマンチックウォリアーの2着に入った内容は、この馬の高い能力を改めて印象付けたと思う。2頭のセレクションからは外れたが、この馬が勝つ場面もありえるとみている。

ロマンチックウォリアーを物差しにすれば、昨年の安田記念(GⅠ)で同馬から1/2馬身+ハナ差の3着に入っているソウルラッシュも、争覇圏にいる馬とみるべきだろう。

(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

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