海外競馬発売

BCマイル(G1)

デルマー競馬場 芝1,600メートル3歳以上

発売開始時刻
日本時間11月1日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間11月2日(日曜)8時05分

発売情報

発売開始時刻
日本時間11月1日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください

2025年ブリーダーズカップマイル合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    フォーミダブルマン/レトリカル

力の拮抗したメンバーがそろった混戦模様。

中心には地元・アメリカのフォーミダブルマンを推す。昨年11月にハリウッドダービー(G1・アメリカ)を制し、G1初制覇を果たした同馬。東海岸に遠征した今季初戦のペガサスワールドCターフ(G1・アメリカ)は大敗したが、地元に戻った次走のフランクE.キルローマイル(G1・アメリカ)を制し2度目のG1制覇。続くシューメーカーマイルS(G1・アメリカ)は4着に敗れたが、その後はエディーリードS(G2・アメリカ)、デルマーマイルS(G2・アメリカ)を連勝し、西海岸のこの路線を牽引する存在となっている。デルマーではここまで6戦6勝と、抜群のコース適性を誇るのが強みだ。

アメリカにおけるこの路線の新興勢力として注目されているのがレトリカルだ。今季ここまで4戦し、無敗の4連勝。重賞初挑戦となった10月4日のターフマイルS(G1・アメリカ)を制し、G1で重賞初制覇を果たしての参戦となる。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    サーラン/アルジーヌ

伝説的ジョッキーのL.デットーリが、ブリーダーズカップがアメリカにおける最後の騎乗になることを発表した。ブリーダーズカップ全14競走のうち、マイルの後に行われる2競走での騎乗予定がないため、アルジーヌがラストライドとなる見込みだ。日本が送り出したアルジーヌにとって、デルマーのタイトなトラックの特性を熟知するデットーリを鞍上に得たことで、勝機が大きく広がったことは間違いない。

ただし、このレースに出走するヨーロッパ勢は強力な布陣だ。中でも筆頭格とみているのが、フランス競馬を席巻しているF.グラファール調教師が送り込んできたサーランだ。今年1年を通じて大きな成長を遂げた馬で、前走ムーランドロンシャン賞(G1・フランス)の勝ち方も見事だった。デルマー入り後の調教を見ても、最高の状態にあることは間違いなく、単勝馬券を買ってみたいのはこの馬だ。

2頭のセレクションからは外れたが、ここ2戦を見ると、マイルの距離がベストであることが明らかなザライオンインウィンターも侮れない存在とみる。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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