海外競馬発売

BCクラシック(G1)

デルマー競馬場 ダート2,000メートル3歳以上

発売開始時刻
日本時間11月1日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間11月2日(日曜)7時25分

発売情報

発売開始時刻
日本時間11月1日(土曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年ブリーダーズカップクラシック合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    シエラレオーネ/フォーエバーヤング

1番人気が予想されていながら、レース5日前に起きた熱発のためソヴリンティが回避してしまったのは非常に残念。しかしそれでも、近年最高の顔ぶれがそろったことは間違いなく、至高の戦いが見られそうだ。

馬券の軸として最も信頼性が高いのが、昨年に続くこのレース連覇を目指すシエラレオーネとみる。今季前半の2戦における同馬がやや精彩を欠いていたのは、当初からここを最大の目標としていたゆえだろう。今季3戦目となったホイットニーS(G1・アメリカ)の勝ち方は鮮やかだったし、レース序盤に発生した落馬事故の影響で致命的ともいえる不利を受けながら、2着に追い込んだ前走ジョッキークラブゴールドC(G1・アメリカ)のレース内容には、凄みすら覚えた。差し馬のこの馬のためにラビットを出走させてきた陣営に、勝利への執念を感じる。

2番手にはフォーエバーヤングを推す。4歳秋を迎え、身心ともに充実した姿を見せており、3着に終わった昨年よりは、1ランク上のパフォーマンスを見せてくれそうだ。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    フォーエバーヤング/フィアースネス

前売り1番人気だったソヴリンティが出走を取り消したのは非常に残念だが、今年のブリーダーズカップクラシックが、2025年の世界の競馬の中でも屈指の好カードであることは間違いない。

昨年の1着から3着馬が勢ぞろいした中、私は、昨年3着のフォーエバーヤングを1番手にとりたい。ロマンチックウォリアーを下して制した2月のサウジカップ(G1・サウジアラビア)は、まさしくセンセーショナルなレースだった。デルマー到着後の威風堂々たるフォーエバーヤングを目の当たりにし、アメリカでもあのようなレースを再現するであろうとの思いが強くなった。5番という好枠を引き、アメリカ勢を凌駕する態勢が整った。

8月末に、このレースと同じコース・同じ距離で行われたパシフィッククラシックS(G1・アメリカ)を快勝したフィアースネスが、フォーエバーヤングにとって最強の敵だろう。1番枠に入ったことを懸念する声もあるが、パシフィッククラシックSを勝った時も、同じ1番枠からの発走だった。

そのパシフィックラシックSで2着だったジャーナリズムも、朝の調教で素晴らしい動きを披露している。2頭のセレクションからは外れたが、馬券は買ってみたい馬だ。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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