競馬用語辞典

頭文字

「し」からはじまる用語

用語

仕掛ける

読み
しかける

レース中、いよいよ勝負どころと判断した騎手が、馬に気合を入れてスパートすること。「仕掛けるのが早かった」などという。また調教では、馬なりでまわってきてゴール前で軽く気合をつけることを、仕掛けるという。

用語

舌縛り

読み
したしばり

銜吊りなどを用いても馬銜を越して舌を出す(「舌を越す」という)癖を直すことができない馬に使用する。この方法は、レースの際に舌を引っ込めて(気管を防いで)しまう癖がある馬やDDSP(軟口蓋背方変位)という疾病を発症しやすい馬にも有効である。適度に幅の広い包帯が多く用いられている。舌を大きく動かすことができず、馬に苦痛を与えるようにも思えるが、実際はそれほど苦痛を与えるものではない。

用語

下乗り

読み
したのり

修業中の騎手のことで、免許はとっていても経験が浅く、技術未熟の騎手を呼ぶ場合に使っている。

用語

下見所

読み
したみじょ

用語

失格

読み
しっかく

入線した順位が取り消されて着を失うこと。極めて悪質で他の騎手や馬に対する危険な行為によって、競走に重大な支障を生じさせたと裁決委員が判断した場合、走路外逸走したときにその地点に引き返さないでレースを継続した場合、定められた時間を超えて入線した場合、負担重量の不足(前検量から後検量の重量を差し引いた重量が1kg超過)、その他、禁止薬物の使用、不正協定の実行等が失格事由として定められている。 なお、競走から5年以内に禁止薬物の使用、不正協定の実行が判明した場合には、当該馬は失格となるが、投票券上は変更されない。

用語

指定交流競走

読み
していこうりゅうきょうそう

地方競馬や外国の競馬に所属している馬や騎手を招待して行なう競走。

用語

肢巻き

読み
しまき

用語

遮眼革

読み
しゃがんかく

用語

斜行

読み
しゃこう

競走中、馬が斜めに走ること。騎手が注意義務を怠ったものと認められ、他馬の走行に影響を及ぼした場合には制裁を科される。

用語

斜対歩

読み
しゃたいほ

ふつう、競走馬の速歩は、斜対歩といって左前−右後、右前−左後と対角線に結ばれた2本の肢がそれぞれ1組ずつ地面に着いたり、離れたりする歩法で歩く。

用語

シャドーロール

読み
しゃどーろーる

頭絡の鼻革にボア状のものを装着したもの。芝の切れ目や物の影などに驚く馬に対し、下方を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる。また、競走中に頭を上げる癖のある馬に使用することによって、頭を下げさせ、馬を御しやすくする効果を期待して用いられることもある。

用語

州競馬委員会全国協会

読み
しゅうけいばいいんかいぜんこくきょうかい

用語

収得賞金

読み
しゅうとくしょうきん

しばしば本賞金と混同されることがあるが、収得賞金は競走条件(クラス)を区分するための賞金のことを言う。中央競馬のレースの場合、レースで第1着(重賞競走は2着まで)となったときに、出走したレースの競走条件に応じて下表の金額が算入される。

関連用語

用語

習癖

読み
しゅうへき

馬の馬房内または運動時の忌むべき様々な癖の総称であり、略語で表されているものなど。調教や飼養管理面で矯正を行なう必要がある。

カテゴリー

用語

蹴癖

読み
しゅうへき

人や他の馬を蹴る癖である。蹴癖馬は人馬に危険を及ぼすため、厩舎では目印として尾に赤い布をつけ危険防止に努めている。

カテゴリー

用語

襲歩

読み
しゅうほ

駈歩からさらに歩行速度を速めると、襲歩と呼ばれる歩法に変わる。 襲歩は競馬などで馬が疾走しているときにみられる歩法で、速度は最も速い。襲歩は、後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎の伸展を利用して歩幅を伸ばすための歩法である。普通に襲歩といった場合は交叉襲歩をさす。襲歩駈歩同様、左右の肢が非対称的に動き、一完歩に一回、四肢が宙に浮く瞬間が存在する。襲歩駈歩との運歩上の相違点は、駈歩では最大三肢が着地している瞬間が存在するのに対し、襲歩では同時に着地するのは二肢までというところにある。この結果、襲歩では歩幅が駈歩より広くなり、それにともない速度も速くなる。

関連用語

用語

出走停止

読み
しゅっそうていし

競走の公正を確保するため、馬が次の各項に当たる時は期間を定めて、その馬の出走を停止する。 (1)競走において他の馬に危害を及ぼすおそれがあるとき。 (2)調教が十分でないとき。 (3)健康に支障があるとき。 (4)一時的に能力を高めまたは減ずる薬品、薬剤を使用したとき。 (5)競走に関し不正な協定の実行その他不正な目的に供せられるおそれのあるとき。

用語

出走取消

読み
しゅっそうとりけし

出馬投票後、装鞍所入所までの間に出走予定馬が急な疾病などの理由により、裁決委員の許可を受けて出走を取りやめること。

用語

出走馬決定賞金

読み
しゅっそうばけっていしょうきん

古馬オープンのレースにおいて出走できる馬を決定するための賞金のこと。以下の1〜3を合算して算出する。 1.収得賞金 2.「出走馬決定賞金算出対象期間(1)(=レース施行日までの概ね過去1年間)」におけるレースの収得賞金地方競馬および外国の競馬のレースを含む) 3.「出走馬決定賞金算出対象期間(2)(=レース施行日までの概ね過去2年間)」におけるGI レースまたはJ・GI レースの収得賞金地方競馬および外国の競馬のレースを含む)。 各競走の詳細な出走馬決定賞金算出対象期間は、開催ごとの競馬番組にて定めている。 なお、上位の競走条件(クラス)の馬は優先して出走できるため、1,600万円クラスの馬が同じレースに特別登録したオープン馬出走馬決定賞金を上回った場合でも、出走馬決定順はオープン馬が上位となる。

用語

出馬投票

読み
しゅつばとうひょう

出走するための最終的な申し込みのこと。通常はレースが行われる週の木曜日の15時に締め切られる(GI レースは14時)。

用語

種牡馬

読み
しゅぼば

父馬のことで、より速く、強い馬を作り出すために競走成績のすぐれた馬、血統のよい馬が選定される。

関連用語

用語

珠目

読み
しゅもく

額にある旋毛のこと。眼の上線と下線の間にあるものを珠目正、それより上なら珠目上、下なら珠目下という。

用語

障害

読み
しょうがい

⇒障害競走

関連用語

用語

障害競走

読み
しょうがいきょうそう

障害競走とは、コース中に設置されたいくつかの障害物を越えて、いかに早くゴールに到達するかを競うレースで、その障害物には、竹柵、生籬〔いけがき〕、水濠、土塁等がある。  障害競走はもともとチューダー朝時代の雁狩りとジェームズ一世時代のハンティング・マッチから生まれたもので、記録上最古のレースは1725年アイルランドで行なわれた。そして1839年に生まれたグランド・ナショナル障害競走(英・エントリー競馬場)は、現在、世界で最も名誉ある、かつハードなレースとして有名である。日本でもこのグランド・ナショナル障害競走に範をとって中山大障害競走が昭和9年に創設された。これは当時の中山競馬倶楽部の理事長、肥田金一郎の、“東京競馬倶楽部の東京優駿大競走(現在の東京優駿=日本ダービー)に対抗できる大競走を中山競馬場に創設したい”という意図から生まれたもので、中山競馬場に起伏に富んだ障害専用コースを作るのにおよそ2年の歳月を費やした。  現在、中央競馬では、札幌、函館を除く8つの競馬場で障害レースが行なわれており、中山、東京、京都、阪神の4つの競馬場では春、秋と各2回、小倉、新潟で夏に各1回、計年10回の重賞レースが組まれている。

用語

昇級戦

読み
しょうきゅうせん

前走を勝ってクラスがひとつあがった初戦のこと。「昇級戦にしては好走した」などという。「格上げ初戦」ともいう。

用語

勝負鉄

読み
しょうぶてつ

競走用蹄鉄のこと。

関連用語

用語

勝負服

読み
しょうぶふく

騎手がレースに騎乗する際に着用する服。デザインは馬主ごとに決められている。

用語

白毛

読み
しろげ

この毛色の発現はサラブレッドでは十分解明されていない。この毛色の産駒は白色またはほとんど白色で生まれるが、眼には色素があり、ピンク色の皮膚の一部に有色の斑点があることから、いわゆるアルビノではない。

用語

白旗

読み
しろはた

スタートの時、ゲートの前方200メートルの地点に立っている人が持っている旗。発走委員が真正な発走でないと認めた場合に振る赤旗を受けて、この白旗を大きく左右に振る。これをカンパイ(スタートやり直し)といい、各騎手はこの合図を見て馬を止める。

用語

審議

読み
しんぎ

競走中の走行妨害により第5位までの着順を変更する可能性があると裁決委員が判断した場合、失格または降着の裁決の申立てがあった場合、競走を不成立とする可能性がある場合、競走後の検量により着順変更失格)の可能性があると認めた場合等に、着順掲示板に青背景白抜き文字で「審議」と表示する。

用語

シンジケート

読み
しんじけーと

競馬の世界では主に種牡馬について組織される株主の集まりのことで、1頭の種牡馬を数十株に分けて分配し、その保有株数に応じて種付けの権利を得る。通常、組まれる株数は40株〜60株で、1株につき1頭分の種付け権利をもつ。

用語

進上金

読み
しんじょうきん

馬主の預託馬が競走に出走して賞金を取得した時に、馬主が管理調教師や騎乗騎手 等、厩舎関係者に支払う成功報酬的な金員のことをいう。

用語

新馬

読み
しんば

未出走の2・3歳馬で、新馬戦の出走資格を持つ馬。戦前は初めて競走におろすものを新馬といった。

用語

新馬戦

読み
しんばせん

サラブレッド系馬のデビュー戦のこと。新馬戦に勝てば次のクラスに進み、勝てなかった馬は未勝利戦で戦うことになる。2003年6月より、新馬競走に、すでに出走したことのある馬は出走できないこととなり、新馬競走は初出走馬のみの競走となった。新馬戦は夏の2歳戦開始と同時に始まり、3歳春の3月頃まで行なわれている。  なお、2008年6月21日(土)から、「新馬競走」に「メイクデビュー○○」(○○は場名)という愛称を設定して行われている。

関連用語

用語

心房細動

読み
しんぼうさいどう

心臓の刺激伝導系に異常を来し、一時的に規則正しいリズムを失う心臓発作の一種である。健康な馬であっても突如として発症するため、発症を予測することは難しい。レース中に発症すると影響は大きく、急激にスピードは低下する。ほとんどの例は、一時的なものであり、特に治療を行なわなくても治癒することが多い。

用語

CATV

読み
しー・えー・てぃー・ヴい

有線テレビのことで、ケーブルテレビともいう。特定のエリア内に、有線でテレビ放送を分配するシステム、大きな伝送能力をもつことから、多数のチャンネルを確保でき、テレビ放送の再送信以外にも、CATV独自の各種サービスを行なうことができ、全国各地のケーブルテレビ局では競馬専門チャンネル(グリーンチャンネル)を視聴することができる。

用語

J−PLACE

読み
じぇいぷれいす

地方競馬が共同で構築した「地方競馬共同トータリゼータシステム」により、JRA勝馬投票券の発売・払戻を実施する地方競馬施設のこと。地方競馬施設であっても、 JRAの発売システムを利用した発売を「WINS」、地方競馬共同トータリゼータ システム経由の発売を「J−PLACE」と呼ぶ。平成25年3月に北海道地区で初め て発売を開始。 なお「JRAの競馬場・ウインズ等」と「J−PLACE」の相互払戻・返還はでき ないが、J−PLACE間での払戻は可能である。

関連用語

用語

JRA

読み
じぇい・あーる・えい

日本中央競馬会が昭和62年4月に新しく制定した同会の略称。ジャパン・レーシング・アソシエーションの頭文字を取ったものである。

用語

JRAカード

読み
じぇい・あーる・えい かーど

競馬場の指定席をインターネットで事前に予約する際に使用するクレジットカードが「JRAカード」である。  「JRA・NICOSカード」「JRA・DCカード」の2種類から選択できる。指定席ネット予約は、全国の10競馬場で利用できる(予約可能な指定席の種類は競馬場毎に定められている)。利用したい日からさかのぼって3回前の水曜日から利用したい日の前日まで、先着順で予約が可能(予約が集中する一部の開催日は、抽選による予約となる。この場合は利用したい日からさかのぼって3回前の水曜日から抽選申込の受付を開始する)。指定席ネット予約を利用すれば、指定席を購入するために早朝から競馬場に来場する必要がなくなる。なお、JRAカードを使った分だけ楽しめる「JRAカード・ポイントプログラム」といった特典も付与されている。

用語

JRAダイレクト

読み
じぇい・あーる・えい だいれくと

JRAが指定するクレジットカード(JCBカード、三井住友カード、UCカード)を持っていれば、パソコンからインターネットを通して簡単な利用者登録後、クレジットカードで勝馬投票券が購入できるインターネット投票方法。平成23年に発売が開始された。

用語

JRAプラス10

読み
じぇい・あーる・えい ぷらすてん

競馬法附則第5条における「2号給付金」の通称。通常の払戻金が「100円元返し」となる場合に、10円を上乗せして110円で払戻しするもの。ただし、特定の馬番号、組番号に人気が著しく集中した場合には競馬法の規定により「100円元返し」となることがある。

用語

JRAプレミアム

読み
じぇい・あーる・えい ぷれみあむ

競馬法附則第5条における「1号給付金」の通称。対象レース及び投票法において、通常の払戻金に「売上げの5%相当額」を上乗せして払戻しするもの。

用語

重賞競走

読み
じゅうしょうきょうそう

特別競走の中でも特に賞金が高額で、重要な意義をもったレース。賞金や歴史と伝統・競走内容等により格付けされている。

関連用語

用語

準サラ

読み
じゅんさら

アラブ血量が25%以下のものはアラブ系種としての資格がなく、準サラとなる。計算例としては、サラとアラブを交配してできた馬はアラブ血量50%、さらにこれにサラを交配すると25%、またこれにサラを交配すると12.5%となり、25%以下なので準サラとなり、アラブ系競走には出走できない。しかし昭和49年6月1日の登録規程の改正により、準サラはサラ系となり、準サラという品種は廃止された。  またこの改正により、サラ系(含む準サラ)に連続8代サラブレッドを交配して生まれたものはサラブレッドとする、ということになった。

カテゴリー

用語

自由購買馬

読み
じゆうこうばいば

抽せんによって購入馬が決定する“抽せん馬”に対して、馬主が自分で買ってきた馬をいう。戦前は自由購買のサラブレッド呼馬と呼び、抽せんによるサラブレッドを角抽(カクチュウ)と呼んだ。

用語

場外勝馬投票券発売所

読み
じょうがいかちうまとうひょうけんはつばいしょ

最初は戦後の交通難で競馬場へ行くことのできないファンのために発足したが、今ではファンにとって欠くことのできないレクリエーションの場になっている。国営競馬時代の昭和23年12月、銀座に初めての場外勝馬投票券発売所がオープン。昭和62年4月に、ファンにより親しみやすくするためにWINSという愛称を制定した。

関連用語

用語

条件レース

読み
じょうけんれーす

条件のつけられているレースのことだが、ふつう、未勝利戦や特別レースはそう呼ばない。3歳(4歳)上500万下、3歳(4歳)上1000万下、3歳(4歳)上1600万下といったレースのことである。

用語

場内テレビ

読み
じょうないてれび

競馬場内で、レース実況やパドック中継などの映像やオッズなどデータを放映しているもの。

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