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被害の大きさで走行妨害と進路影響に区分されます
走行妨害
・・・ 斜行や斜飛などにより、他の馬の走行に重大な影響を与えること。
加害馬は失格または降着となります。
(被害馬先着の場合を除く。)
競馬施行規程では「有責妨害」といいます。
進路影響
・・・ 走行妨害には至らないが、斜行や斜飛などにより、他の馬の進路に影響を与えること。
着順に変更はありません。
 
走行妨害の判断ポイント
加害と被害の関係が特定できることが前提となります
被害馬の進路の取り方、被害馬の騎手の対応に過失がないことも前提となります
〈被害馬が重大な影響を受けたか否かは、以下の状況から総合的に判断します〉
 被害を受ける直前の状況・・・被害馬の脚勢・進路の取り方
 被害の状況・・・減速・躓き・バランスの崩れ・距離ロス・被害の継続時間等
 被害後の状況・・・被害からの立ち直りの状況
 
走行妨害に対する騎手への制裁
進路の取り方
違反行為
・斜行、斜飛
・押圧、衝突
・高声
・鞭の不当使用

 
   
 
 
 
進路影響に対する騎手への制裁
進路の取り方
違反行為
・斜行、斜飛
・押圧、衝突
・高声
・鞭の不当使用

 
   
被害状況
 
 
【参考】 斜行の程度と被害状況は必ずしも一致しません
・内柵近くの事象
・馬群が密集している場合
斜行の程度が小さくても
重大な被害となる場合があります
 
     
・馬群が密集していない場合
・加害馬・被害馬の脚勢(速度)
 に大きな差がある場合
斜行の程度が大きくても
重大な被害とならない場合があります
 
【参考】 斜行の大きさ、被害馬の頭数は走行妨害の要件とはなりません
判断のポイント
・A号とB号の関係に
 走行妨害が成立するか?
・A号とC号の関係に
 走行妨害が成立するか?
・A号とD号の関係に
 走行妨害が成立するか?
継続的な斜行については、
それぞれの「加害と被害の関係」について
走行妨害か否かを判断します。
走行妨害の要件は、被害を与えた頭数、 違反行為の大小
ではなく、被害の大きさがポイントになります。
違反行為の大小に対しては、過失の程度に従って制裁が
科されます。
2012年1月からの「走行妨害における騎手制裁の見直し」につきましては、こちらをご覧ください。
 
「The Judgement 〜走行妨害〜」・「競馬メカニズム〜審議編〜」

  The Judgement 〜走行妨害〜  3分47秒
わずか数分の間に、勝敗が決まるスポーツ、「競馬」。レースでは、競走馬そして騎手同士の真剣勝負が繰り広げられています。その一方で、裁決委員は競馬が公正に行われるよう、あらゆる角度からレースを厳正に監視しています。このビデオでは、レース監視の結果、どのようなケースが走行妨害となるかについて、ご紹介します。

  競馬メカニズム 〜審議編〜  3分16秒
「審議」から「確定」までの流れについては、こちらの映像で分かりやすくご紹介しています。