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クラシック初戦への切符をかけた3歳牝馬の戦い
フィリーズレビューは桜花賞のトライアルレースで、上位3着までに与えられる優先出走権をめぐって3歳牝馬たちがしのぎを削る。その特徴について、過去10年の結果を参考に調べてみたい。
伏兵台頭の余地は大きい
過去10年では単勝1番人気が勝ち切れていないものの、2番人気が3勝を含む6連対と活躍していることもあり、3番人気以内の馬が全て3着以下に敗れた年は一度もない。軸は上位人気馬から選ぶのが無難なようだが、3着以内馬30頭中14頭が6番人気以下と相手選びが難解。10番人気以下の馬も7頭が3着以内に入っているので、下位人気馬まで手広く流す必要がありそうだ。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 0-4-0-6 | 0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 3-3-1-3 | 30.0% | 60.0% | 70.0% |
| 3番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 4番人気 | 0-0-1-9 | 0% | 0% | 10.0% |
| 5番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 3-1-3-33 | 7.5% | 10.0% | 17.5% |
| 10番人気以下 | 2-1-4-76 | 2.4% | 3.6% | 8.4% |
- 注記:2019年は1着同着
外寄りの枠の上位人気馬は信頼できそう
過去10年の枠番別成績を調べると、3枠が最多の5勝を挙げ1枠が2勝と優勝馬は内寄りの枠に偏っている。ただ、5枠から8枠もそれぞれ1勝をマークしているうえ、5枠から8枠の馬の中で単勝3番人気以内だった馬に限れば〔3・3・0・5〕と、過半数が連対している。外寄りの枠に入った上位人気馬の信頼度が高い点は覚えておきたい。〔表2〕
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 2-1-1-14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
| 2枠 | 0-1-0-19 | 0% | 5.0% | 5.0% |
| 3枠 | 5-0-2-13 | 25.0% | 25.0% | 35.0% |
| 4枠 | 0-2-3-15 | 0% | 10.0% | 25.0% |
| 5枠 | 1-2-1-16 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
| 6枠 | 1-0-0-19 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
| 7枠 | 1-3-3-21 | 3.6% | 14.3% | 25.0% |
| 8枠 | 1-0-0-26 | 3.7% | 3.7% | 3.7% |
- 注記:2019年は1着同着
勝ち馬はオープン特別組や1勝クラス組に多い
過去10年の前走別成績を見ていくと、3着内率はGⅠ組が29.0%と最も高い。ただ、勝利数(1勝)に対して2着が6回と勝ち切れない面があり、勝利数はオープン特別組の4勝が最多となっている。また、1勝クラス組が3勝を挙げているが、その中でも前走で2着から5着に好走しながら当レースで6番人気以下だった馬が〔2・0・4・8〕と活躍している。〔表3〕
(高那実 マヤ)
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 1-6-2-22 | 3.2% | 22.6% | 29.0% |
| GⅡ | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
| GⅢ | 1-1-0-18 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
| オープン特別 | 4-0-0-27 | 12.9% | 12.9% | 12.9% |
| 1勝クラス | 3-1-8-50 | 4.8% | 6.5% | 19.4% |
| 新馬 | 0-0-0-7 | 0% | 0% | 0% |
| 未勝利 | 2-1-0-13 | 12.5% | 18.8% | 18.8% |
| 地方のレース | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
- 注記:2019年は1着同着
- 注記:リステッドはオープン特別に含む
