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GⅠ馬の参戦も見られる真冬の中距離GⅡ
昨年はダービー馬のダノンデサイルが貫禄の勝利を収め、続くドバイシーマクラシックでのGⅠ・2勝目へとつなげた。また、2019年の2着馬は前年の菊花賞馬フィエールマンで、同馬は次走で天皇賞(春)を制している。春の大舞台を目指す有力馬の参戦も見られる注目の一戦について、過去10年の結果を参考に傾向を探っていく。
過度な穴狙いは禁物
過去10年では単勝3番人気以内の馬がそろって4着以下に敗れたことはなく、6番人気以下の馬が複数3着以内に入った年もない。2桁人気馬の好走も2022年2着のマイネルファンロン(11番人気)の1例を数えるのみなので、基本的には堅い決着が多い一戦となっている。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-0-4 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 2-2-3-3 | 20.0% | 40.0% | 70.0% |
| 4番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 0-2-2-6 | 0% | 20.0% | 40.0% |
| 6〜9番人気 | 2-1-3-34 | 5.0% | 7.5% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 0-1-0-51 | 0% | 1.9% | 1.9% |
ベテラン勢にもチャンスあり
過去10年の年齢別成績を見ていくと、3着内率のトップは41.7%をマークしている4歳馬。ただ、昨年は6歳のマテンロウレオが人気の4歳馬に割って入っての2着、2022年と2024年は6歳以上の馬によるワン・ツー・スリー決着と、ベテラン勢も気を吐いている。3着以内馬の頭数に極端な偏りはないので、年齢を理由に軽視するのは早計だろう。〔表2〕
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 4歳 | 3-4-3-14 | 12.5% | 29.2% | 41.7% |
| 5歳 | 3-1-3-24 | 9.7% | 12.9% | 22.6% |
| 6歳 | 3-2-2-28 | 8.6% | 14.3% | 20.0% |
| 7歳以上 | 1-3-2-46 | 1.9% | 7.7% | 11.5% |
GⅠ組とGⅢ組が中心
過去10年の前走別成績を調べると、GⅢ組は1勝にとどまっているとはいえ、2着と3着が多く延べ12頭が3着以内に入っている。なかでも前走が中日新聞杯だった馬が〔1・2・4・4〕と、3着内率は60%を超える好成績。3着以内馬の頭数はJRA・GⅠ組も10頭と引けを取らないので、これらに該当する馬を中心に予想を組み立てるのがよさそうだ。〔表3〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| GⅠ | 5-3-2-29 | 12.8% | 20.5% | 25.6% |
| GⅡ | 2-0-1-20 | 8.7% | 8.7% | 13.0% |
| GⅢ | 1-6-5-31 | 2.3% | 16.3% | 27.9% |
| オープン特別 | 0-1-0-18 | 0% | 5.3% | 5.3% |
| 3勝クラス | 1-0-2-10 | 7.7% | 7.7% | 23.1% |
| 海外G1 | 1-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
| 地方競馬 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
| 障害レース | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
- 注記:リステッドはオープン特別に含む

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GⅠ組以外は前走の内容や間隔が重要
過去10年の優勝馬10頭中6頭は前走が国内外のGⅠで、その中には1年以上の休養明けや2桁着順からの巻き返しだった馬もいるので、GⅠ組はローテーションや成績などネガティヴな要素があったとしても軽視できないだろう。一方、その他の4頭に共通しているのは、中10週以内の出走、かつ前走では単勝4番人気以内で5着以内だったという点。GⅠ以外から臨む馬は、レース間隔や前走の単勝人気・着順でふるいにかけたい。〔表4〕
(高那実 マヤ)
注記:表は横にスクロールすることができます。
| 年度 | 優勝馬 | 前走との間隔 | 前走 | 前走の単勝人気 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年 | ディサイファ | 中6週 | 金鯱賞(GⅡ)2着 | 1番人気 |
| 2017年 | タンタアレグリア | 中37週 | 天皇賞(春)(GⅠ)4着 | 10番人気 |
| 2018年 | ダンビュライト | 中3週 | サンタクロースS(1600万下)1着 | 1番人気 |
| 2019年 | シャケトラ | 中55週 | 有馬記念(GⅠ)6着 | 7番人気 |
| 2020年 | ブラストワンピース | 中15週 | 凱旋門賞(G1)11着 | 5番人気 |
| 2021年 | アリストテレス | 中12週 | 菊花賞(GⅠ)2着 | 4番人気 |
| 2022年 | キングオブコージ | 中5週 | 中日新聞杯(GⅢ)5着 | 4番人気 |
| 2023年 | ノースブリッジ | 中11週 | 天皇賞(秋)(GⅠ)11着 | 11番人気 |
| 2024年 | チャックネイト | 中10週 | アルゼンチン共和国杯(GⅡ)3着 | 2番人気 |
| 2025年 | ダノンデサイル | 中4週 | 有馬記念(GⅠ)3着 | 2番人気 |
- 注記:2020年ブラストワンピースの前走の単勝人気はJRAの海外競馬発売における単勝人気
