今週の注目レース

秋華賞(GⅠ)

京都競馬場 2000メートル(芝)馬齢 (牝) 3歳オープン

出走馬情報

写真をクリックすると、詳細がご覧いただけます。また、詳細の馬名をクリックすると、競走馬情報がご覧いただけます。

カムニャック

牝3歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ブラックタイド
  • 母:ダンスアミーガ
  • 母の父:サクラバクシンオー
ここに注目!

昨年のチェルヴィニアに続き、オークス馬が牝馬二冠を目指す。デビューからここまで6戦4勝で、2度の敗戦はともにマイル戦。1800メートル以上なら負けておらず、今回の条件も合っていそうだ。

昨年8月のメイクデビュー中京(芝2000メートル)を3馬身1/2差で快勝し、いきなりから高い素質を披露。3走前のフローラSで重賞初勝利を挙げると、その勢いのままにオークスも制し、GⅠウイナーの仲間入りを果たした。曽祖母がオークス馬ダンスパートナーという良血馬で、その血統通りの活躍をここまで見せている。大舞台に強い血筋だけに、さらにタイトルを積み重ねる可能性は十分。10月9日の1週前追い切りでは、栗東CWコースで6ハロン82秒2(ラスト1ハロン11秒2)をマークし、好気配を見せた。状態面の不安なく牝馬三冠の最終戦へと向かえそうだ。

エンブロイダリー

牝3歳

調教師:森一誠(美浦)

  • 父:アドマイヤマーズ
  • 母:ロッテンマイヤー
  • 母の父:クロフネ
ここに注目!

前走のオークス9着からの逆襲を狙う桜花賞馬。2000メートルへの対応は鍵にはなりそうだが、母は同距離のオープン特別・忘れな草賞を勝っており、こなせる余地は十分にありそうだ。

デビュー2戦目の未勝利(新潟・芝1800メートル)で初勝利を挙げると、1勝クラス・サフラン賞(中山・芝1600メートル)5着を挟み、1勝クラス(東京・芝1400メートル)で2勝目をゲット。続くクイーンCでは、2着マピュースに2馬身1/2差をつける完勝で重賞初制覇を飾った。牝馬三冠初戦の桜花賞では、アルマヴェローチェとの争いをクビ差で制してGⅠ初制覇。雨が降る稍重馬場というタフな馬場コンディションではあったが、見事に克服して栄冠をつかんだ。今回はオークス(9着)以来の実戦となるが、10月9日にはC.ルメール騎手を背に、美浦Wコースで6ハロン84秒1(ラスト1ハロン11秒3)をマーク。順調な調整ぶりを見せている。

マピュース

牝3歳

調教師:和田勇介(美浦)

  • 父:マインドユアビスケッツ
  • 母:フィルムフランセ
  • 母の父:シンボリクリスエス
ここに注目!

デビュー以来、全て1600メートルのレースに出走している。距離延長をこなせるかどうかはポイントとなりそうだが、他世代との初対戦だった前走の中京記念で重賞初制覇を果たした実績は見逃せない。

昨年8月のメイクデビュー新潟(芝1600メートル)でクビ差ながら初陣を飾ると、デビュー3戦目の1勝クラス・赤松賞(東京・芝1600メートル)で2勝目を挙げた。続くクイーンCは2着と重賞連対を果たすと、桜花賞でも4着と健闘し、世代トップクラスの実力を証明した。前走の中京記念では道中2番手から直線で抜け出し、初の重賞タイトルをゲット。その後は放牧を挟み、10月9日には美浦Wコースで6ハロン83秒0(ラスト1ハロン11秒7)を計時するなど乗り込みを重ねている。万全の態勢を整えて、牝馬三冠最終戦の大一番に向かう。

ケリフレッドアスク

牝3歳

調教師:藤原英昭(栗東)

  • 父:ドゥラメンテ
  • 母:ディープインアスク
  • 母の父:ディープインパクト
ここに注目!

春は勝ち切れないレースが続いたが、前走の紫苑Sで重賞初制覇を果たし、3歳秋になっての成長を示した。先行力を武器に安定したレースができるタイプだけに、ここでも自身の力を発揮できそうだ。

半兄ファンタジスト(父ロードカナロア)はデビューから3連勝で、小倉2歳S、京王杯2歳Sと重賞を2勝。半姉ボンボヤージ(父ロードカナロア)は北九州記念を優勝と、きょうだいには複数の重賞勝ち馬がいる。本馬はレースでの経験を積み重ねて、今年3月の未勝利(中京・芝1600メートル)で初勝利をつかむと、昇級後も崩れずに好走。オークスでは8着とGⅠの壁に当たったものの、秋初戦となった前走の紫苑Sを逃げ切って重賞初制覇を飾った。ここはさらに相手が強くなるが、先行力を生かした積極的な競馬で上位進出を狙う。

テレサ

牝3歳

調教師:杉山晴紀(栗東)

  • 父:アドマイヤマーズ
  • 母:タムニア
  • 母の父:Nathaniel
ここに注目!

デビューからの5戦で3勝をマークし、前走のローズSでは2着。まだ伸びしろがありそうな一頭だ。今回が初のGⅠ挑戦。同世代トップクラスの牝馬たちが相手になるが、今の勢いは武器となるだろう。

昨年10月のメイクデビュー京都(芝1600メートル)で、2着に1馬身差をつける完勝劇を披露すると、デビュー3戦目の1勝クラス・アルメリア賞(阪神・芝1800メートル)で2勝目をつかみ、早くから高い素質を見せた。前々走の2勝クラス・柳川特別(小倉・芝1800メートル)を勝利すると、続くローズSでは重賞初挑戦ながら2着に好走し、秋華賞の優先出走権を獲得。牝馬三冠ラストの一戦に駒を進めてきた。母タムニアはフランスの重賞勝ち馬で、血統背景を考えてもここまでの活躍ぶりは納得だ。世代トップクラスの争いで、さらなる活躍を見せたい。

セナスタイル

牝3歳

調教師:安田翔伍(栗東)

  • 父:Sottsass
  • 母:ヌーヴォレコルト
  • 母の父:ハーツクライ
ここに注目!

オークス馬を母に持つ良血馬。その母は5歳で海外重賞を勝つなど、年齢を重ねての成長力も見せた。母譲りの大舞台での勝負強さを武器に、GⅠのメンバーが相手でもいいレースを見せる。

デビューは今年1月の中京(芝2000メートル)。道中2番手から直線でしぶとく伸びて、1/2馬身差で勝利を収めた。休養を経て、8月の1勝クラス(中京・芝2000メートル)ではアタマ差ながら白星をつかみ、デビューからの連勝を飾った。前走のローズSは後方で脚をため、直線では進路を探りながらのスパートで3着まで浮上。初めての重賞挑戦ながら、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒0(推定)をマークし、GⅡのメンバーに入っても脚力が通用することを証明してみせた。初めての右回りも克服しての価値のある3着。2戦2勝の2000メートルに距離が戻り、戴冠を目指す。

ジョスラン

牝3歳

調教師:鹿戸雄一(美浦)

  • 父:エピファネイア
  • 母:ケイティーズハート
  • 母の父:ハーツクライ
ここに注目!

全兄のエフフォーリアは3歳時に皐月賞をはじめGⅠを3勝し、同年度のJRA賞年度代表馬を受賞した。本馬は重賞制覇こそ果たしていないが、血統的には大舞台でこそ真価を発揮すると言ってもいいだろう。

昨年12月のメイクデビュー中山(芝1800メートル)では、逃げてメンバー中最速の上がり3ハロン33秒7を記録して2着に2馬身1/2差の完勝。2戦目のフラワーCこそ4着だったものの、続く1勝クラス・カーネーションC(東京・芝1800メートル)では2着に1馬身3/4差をつけて2勝目を挙げた。再度の重賞挑戦となった前走の紫苑Sでは、逃げ切ったケリフレッドアスクにクビ差及ばなかったが、2着に好走。3歳秋を迎えての成長を示し、本番に期待を抱かせるレースを見せた。デビューから3戦は1800メートルだったが、前走で2000メートルの距離に対応できたことも収穫と言えるだろう。

ダノンフェアレディ

牝3歳

調教師:橋口慎介(栗東)

  • 父:キズナ
  • 母:メチャコルタ
  • 母の父:El Corredor
ここに注目!

現3歳世代で最初に行われた新馬戦を勝った“一番星”。しかし、その後は歯がゆいレースが続き、春のクラシックへの出走はかなわなかった。遅れてきた素質馬が、これまでのうっぷんをここで晴らす。

昨年6月のメイクデビュー京都(芝1600メートル)では、逃げてメンバー中最速タイの上がり3ハロン33秒8をマークして完勝。のちにフィリーズレビューを制するショウナンザナドゥに1/2馬身差をつけており、初戦から高いポテンシャルを示した。前々走の1勝クラス(小倉・芝1800メートル)で2勝目を挙げると、前走の紫苑Sでも3着に好走。トライアルで結果を残し、見事に本番への出走につなげた。10月9日には栗東CWコースで6ハロン79秒7(ラスト1ハロン12秒2)の好タイムをマークしており、引き続き好調を維持しているとみてよさそうだ。

(山口 大輝)

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

ページトップへ戻る
表示モード: