海外競馬発売

香港マイル

シャティン競馬場 1,600メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間12月14日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
UMACA:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間12月14日(日曜)17時00分

発売情報

発売開始時刻
日本時間12月14日(日曜)
ネット馬券購入:7時00分
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2025年香港マイル合田's View『世界の合田』によるレース展望

日本合田 直弘(海外競馬解説者)

  • 注目馬

    ヴォイッジバブル/エンブロイダリー

1番手には、地元のヴォイッジバブルをあげたい。トライアルデーでは2,000メートルの香港ジョッキークラブカップ(G2・香港)に出走したが、本番ではこちらに矛先を向けてきた。昨シーズン、史上2頭目となる香港古馬三冠(香港スチュワーズカップ、香港ゴールドカップ、チャンピオンズ&チャターカップ)を達成しており、距離に対する融通性が非常に高い馬だが、ここまで制した5つのG1のうち3つはマイルG1で、ここが同馬の最適距離だ。過去2度の海外遠征ではいずれも大敗しているが、香港国内ではここ3シーズン、14戦6勝、2着5回、3着2回と安定している。戦いの場が香港である限りは、信頼のおける中心馬と言えよう。

2番手には、日本から参戦のエンブロイダリーを推す。前走は2,000メートルの秋華賞(GⅠ)を制したが、桜花賞(GⅠ)を含む2重賞を制している1,600メートルこそ、本馬の最適距離と見込まれての参戦となった。本馬と同じく、3歳だった2019年にこのレースを制している父アドマイヤマーズとの父娘制覇がかかる。

セレクションからは外れたが、地元のギャラクシーパッチマイウィッシュ、欧州調教馬ザライオンインウィンターらも、馬券に絡めたい馬たちだ。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

イギリスエマ・ベリー(イギリス在住競馬ジャーナリスト)

  • 注目馬

    エンブロイダリー/ザライオンインウィンター

日本、イギリス、アイルランド、フランスから、トップクラスのマイラーが参戦。これを、地元・香港の精鋭が迎え撃つという、多彩な顔触れとなった。ヴォイッジバブルソウルラッシュという、昨年の1・2着馬による再戦が、見どころの1つとなっている。両馬とも近走、健在ぶりを示してはいるが、そろそろ新しい勢力が台頭しての世代交代が実現するのではないか、というのが筆者の見方である。セレクションに推す2頭は、いずれも3歳馬だ。

筆頭にあげたいのは、日本調教馬エンブロイダリーだ。今年の日本における3歳二冠牝馬である。前走の秋華賞(GⅠ)では2,000メートルもこなしているが、春の桜花賞(GⅠ)で見せた強さは印象的で、ここがこの馬の最適距離であろう。

2番手に取り上げたいのが、A.オブライエン厩舎のザライオンインウィンターだ。英ダービー(G1・イギリス)の大敗以降は、この路線にシフトした同馬。ここ3戦は、勝利にこそ手が届いていないものの、ノータブルスピーチから1馬身半+アタマ差の3着に入った前走のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)を含めて、内容のある競馬を続けている。争覇圏にいる馬だと思う。(訳:合田直弘)

エマ・ベリー

Emma Berry(エマ・ベリー)

ワールドワイドな競馬日刊紙サラブレッド・デイリー・ニュースのヨーロッパ・パートの編集責任者。これまでも、サラブレッド・オーナー&ブリーダー、ペースメーカーホース&ハウンド、レーシングポスト、インサイドレーシング(オーストラリア)など、数多くの競馬および馬術関係出版物に寄稿している。 少数ながら馬も所有し、生産と競馬にも従事。夫は調教師のジョン・ベリーで、現在はニューマーケット在住。

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