IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2025年1月1日から4月6日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング118以上の17頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、日本の高松宮記念(GⅠ)、大阪杯(GⅠ)のほか、ドバイワールドカップデーの諸競走などが新たに対象となっています。
ランキング上位2頭は前回と変わらず、トップは日本のフォーエバーヤング、第2位はロマンチックウォリアーです。サウジカップ(G1)上位馬のドバイにおけるパフォーマンスを受け、LWBRR委員会での協議の結果、フォーエバーヤングのレーティングは128から127へ、ロマンチックウォリアーは127から126へそれぞれ下方修正されました。第3位は日本のダノンデサイルで125です。前回レーティング118で第7位タイだったダノンデサイルは、ドバイシーマクラシック(G1)でカランダガンの猛追を1馬身1/4差振り切って優勝し順位を上げました。第4位タイは前回第3位タイだったカーインライジングとホワイトアバリオの2頭で124です。前回の中間発表以降、カーインライジングはスプリントカップ(G2)を3馬身差で快勝して連勝を11に伸ばし、またホワイトアバリオはゴーストザッパーステークス(G3)を5馬身1/4差で圧勝しましたが、それぞれレーティングに変更はありません。第6位タイはドバイシーマクラシック(G1)2着のカランダガンと前回第5位だったロックドで123です。第8位は日本のソウルラッシュで121です。ソウルラッシュはドバイターフ(G1)でロマンチックウォリアーをハナ差で下し、新たにランクインしました。
日本調教馬は7頭が掲載されました。フォーエバーヤング、ダノンデサイル、ソウルラッシュ以外では、ドバイシーマクラシック(G1)3着のドゥレッツァが120で第9位タイ、大阪杯(GⅠ)をコースレコードで制し連覇を達成したベラジオオペラ、高松宮記念(GⅠ)を鮮やかに差し切ったサトノレーヴ、前回第7位タイだったシンエンペラーの3頭がレーティング118で第12位タイとなっています。
2025年1月1日から4月6日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。
なお、同期間における日本調教馬のランキング上位をあわせて発表いたしますのでご覧ください。