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【PROFILE】宮川 一朗太(みやがわ いちろうた)
1966年3月25日生まれ。東京都出身。A型。
1983年に映画『家族ゲーム』で主演デビューし、日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞。芸能界きっての競馬通としても知られ、1992〜2006年までは関西テレビ競馬中継『ドリーム競馬』の司会も務めた。
現在は、ドラマ・映画を中心に俳優や、CMナレーターとして活躍のかたわら、競馬関連のイベントにも出演している。
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今年は有力馬たちの多くが順調に夏を過ごし、秋を迎えました。ダイワスカーレットの復帰も含めて、楽しみなGIシリーズとなりそうですね。
やはり注目は中長距離路線でしょうね。ディープスカイは神戸新聞杯で復帰、その後は菊花賞・天皇賞両睨みのようですが…。僕としては天皇賞の方が距離的にも合っていると思います。
天皇賞の前哨戦も注目の一戦。毎日王冠では東京コースを得意とするウオッカが始動。順調に天皇賞に駒を進めれば、ダイワスカーレットとの対決が見られるかもしれません。楽しみですね〜。この2頭、その後別々の路線を歩むと、もしかしたらここが今年最初で最後の女王対決かもしれませんし、見逃せない一戦です。
心配なのは、今年の3歳馬たちが古馬との重賞対決でまだ結果を出せていない事。最高が2着(クイーンSでレジネッタが2着)で、まだ勝った馬がいないんですね。「弱い」と言われた昨年の3歳馬でさえ、8月末のキーンランドCで対古馬重賞初勝利を挙げていますから、今年は去年以上に3歳馬が弱い!?
その中にあってもディープスカイは格別だと思いますが、春と比較して、いきなり相手のレベルが上がるわけですから心配の方が先に立ちます。となるとやはり古馬上位。天皇賞はウオッカ・アドマイヤジュピタの戦い、その後、ジャパンC→有馬記念はこれにメイショウサムソンが加わる、という図式でしょうか。若い世代から新星がでてくると盛り上がるんですけどねぇ…。
「わたうま」選びを考える時、ポイントは1つ。ディープスカイが秋のGIを勝てるかどうか。中長距離のGIをひとつでも勝てば、その時点でウオッカはジャパンCを勝ったとしてもポイントが届きません(もう1レース1着が必要)。逆にひとつも勝てなければ、ジャパンCを勝った馬がランキング1位に大きく近づきます。
はたしてディープスカイは秋のGIを勝てるのか。皆さんはどう考えますか?
僕は…菊花賞は距離が長く、天皇賞では古馬の壁が厚いと思ってます。よって、ウオッカかアドマイヤジュピタかな、と思いますが…牡馬の底力を勝って、アドマイヤジュピタが若干有利と見ます。
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