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晩夏に感じる秋への予兆
サマースプリントシリーズ第5戦であり、スプリンターズSの前哨戦という位置付けでもあるGⅢ。夏を駆け抜けてきた馬と、秋を見据えてここから始動する馬が激突する。過去10年のデータを参考にしながら、傾向を探っていこう。
2番人気を中心に上位人気が優勢
過去10年の結果を振り返ると、2番人気が連対率70%、3着内率80%と好成績。また、優勝馬10頭中8頭は5番人気以内だった。一方、10番人気以下の馬は延べ64頭のうち馬券に絡んだのは1頭だけ。2桁人気の馬は軽視の方向でいいだろう。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-1-0-6 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 3-4-1-2 | 30.0% | 70.0% | 80.0% |
| 3番人気 | 1-0-3-6 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 0-2-1-7 | 0% | 20.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 1-3-4-32 | 2.5% | 10.0% | 20.0% |
| 10番人気以下 | 1-0-0-63 | 1.6% | 1.6% | 1.6% |
3歳馬と4歳馬の好走率が高い
過去10年では年齢の若い馬の好走率が高く、勝率は3歳馬が、3着内率は4歳馬が最も高くなっている。4歳以下の馬が馬券に絡まなかったことは過去10年で一度もない。軸馬は3歳馬か4歳馬から選びたい。〔表2〕
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 3-3-1-16 | 13.0% | 26.1% | 30.4% |
| 4歳 | 3-4-5-25 | 8.1% | 18.9% | 32.4% |
| 5歳 | 3-3-2-39 | 6.4% | 12.8% | 17.0% |
| 6歳 | 0-0-1-23 | 0% | 0% | 4.2% |
| 7歳以上 | 1-0-1-21 | 4.3% | 4.3% | 8.7% |
内寄りの馬番がやや苦戦
過去10年の優勝馬のうち9頭は、馬番が6番から外の馬だった。特に11番から外の馬は6勝を挙げて勝率が10%を超えている。一方、5番から内の馬番は勝率2.0%、3着内率12.2%と苦戦気味になっている。〔表3〕
| 馬番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1〜5番 | 1-2-3-43 | 2.0% | 6.1% | 12.2% |
| 6〜10番 | 3-6-2-39 | 6.0% | 18.0% | 22.0% |
| 11〜16番 | 6-2-5-42 | 10.9% | 14.5% | 23.6% |
前走がマイル戦だった馬にも注目
過去10年の出走馬の約8割は前走が芝1200メートル戦だった。特に函館スプリントSの3着以内馬〔2-2-2-8〕(3着内率42.9%)と、オープン特別のUHB賞で2番人気以内に支持されていた馬〔2-2-1-6〕(3着内率45.5%)は好走率が高いので要注目だ。また、出走頭数は少ないものの、前走が芝1600メートル戦だった馬も好成績。中でもNHKマイルCとヴィクトリアマイルから臨んだ馬は、計8頭が出走して半数の4頭が連対しているので、該当する馬が出走してきたら注目しておきたい。〔表4〕
(姫園 淀仁)
| 前走の距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 芝1000m | 1-0-1-9 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
| 芝1200m | 6-9-6-97 | 5.1% | 12.7% | 17.8% |
| 芝1400m | 0-0-1-5 | 0% | 0% | 16.7% |
| 芝1600m | 3-1-2-8 | 21.4% | 28.6% | 42.9% |
| 芝1800m以上 | 0-0-0-2 | 0% | 0% | 0% |
| ダート戦 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
