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ダートのダービーを目指して
6月の東京・ダート1600メートル戦として定着していたユニコーンSが、開催時期を繰り上げて京都・ダート1900メートルに舞台を移したのは2024年のこと。3歳ダート路線の整備に伴うもので、同年の覇者ラムジェットは続く東京ダービーも制した。今回は過去10年の結果からレースの特徴を捉えつつ、2016年から2025年に京都・ダート1900メートルで行われた3歳限定戦の傾向も参考に攻略法を探っていきたい。
京都移設後は堅めの決着が続く
過去10年の単勝人気別成績を見てみると、3着以内馬30頭中19頭が3番人気以内だった。残る11頭のうち9頭は6番人気以下と伏兵の台頭も見られるが、京都に場所を移した2024年以降の3着以内馬は全て5番人気以内となっている。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-2-1-4 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 3番人気 | 3-2-3-2 | 30.0% | 50.0% | 80.0% |
| 4番人気 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
| 5番人気 | 0-2-0-8 | 0% | 20.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 2-2-3-33 | 5.0% | 10.0% | 17.5% |
| 10番人気以下 | 0-1-1-60 | 0% | 1.6% | 3.2% |
オープン特別の好走馬と1勝クラスの勝ち馬が活躍
過去10年の3着以内馬30頭のうち16頭は、前走がオープン特別だった。なかでも、ダート1600メートル以上のオープン特別で連対していた馬が〔3・5・3・7〕と好成績。なお、2024年の2着馬と3着馬、および2025年の1着馬と2着馬は前走で1勝クラスのダート1800メートル戦を勝っていたことから、これに該当する馬も高く評価したい。〔表2〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| JRA重賞 | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| オープン特別 | 6-6-4-49 | 9.2% | 18.5% | 24.6% |
| 1勝クラス | 1-2-6-55 | 1.6% | 4.7% | 14.1% |
| 地方のレース | 1-1-0-4 | 16.7% | 33.3% | 33.3% |
| 海外のレース | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
| 上記以外 | 0-0-0-3 | 0% | 0% | 0% |
- 注記:リステッドはオープン特別に含む
真ん中寄りの枠に注目
過去2年のユニコーンSでは、3枠から6枠の馬が〔2・2・1・10〕と3着以内馬6頭中5頭を占めている。そこで、2016年から2025年に京都・ダート1900メートルで行われた3歳限定戦の枠番別成績を調べると、こちらも3着内率は3枠と4枠が比較的高い数値をマークし、それに続くのが6枠となっている。真ん中寄りの枠に入った馬を重視する手もありそうだ。〔表3〕
(高那実 マヤ)
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 3-7-6-54 | 4.3% | 14.3% | 22.9% |
| 2枠 | 6-6-6-56 | 8.1% | 16.2% | 24.3% |
| 3枠 | 7-5-9-55 | 9.2% | 15.8% | 27.6% |
| 4枠 | 6-9-7-59 | 7.4% | 18.5% | 27.2% |
| 5枠 | 2-4-7-73 | 2.3% | 7.0% | 15.1% |
| 6枠 | 10-7-6-68 | 11.0% | 18.7% | 25.3% |
| 7枠 | 8-7-3-81 | 8.1% | 15.2% | 18.2% |
| 8枠 | 9-6-7-79 | 8.9% | 14.9% | 21.8% |
