重賞競走一覧
第7回 阪神ジャンプS
 
 
波乱の中のデッドヒートを制して、アズマビヨンドが重賞初制覇
 土・日・月の3日連続開催、その最終日に組まれた阪神ジャンプS(J・GIII)。逃げたタガノガルチに代わってアズマビヨンドが先頭に立ったタスキコースまでは、淡々とした流れに見えました。
 突如として波紋が起こったのは2周目の向こう正面でのこと。テイエムコンバットが一気にハナを奪い、ペースをアップさせます。すると、これを追おうとしたフミノトキメキが障害に脚を取られて落馬。ジャンプレース3連勝中、断然の1番人気馬が競走を中止したことで、勝負の行方は混沌としたものになりました。

 このとき、リードを広げつつあったテイエムコンバットをすかさず追ったのがアズマビヨンドでした。スピードを上げながら最終コーナーを回り、直線では懸命に詰め寄って、最後は両馬の一騎打ち。結局ゴール直前、アズマビヨンドがテイエムコンバットを2分の1馬身交わし去ってゴールへと達します。
 アズマビヨンドの鞍上・白浜雄造騎手の勝利は、3月の阪神スプリングジャンプ以来。また阪神ジャンプSは、これが3勝目。コースとの相性の良さと勝機を見逃さなかった仕掛けで手にした重賞タイトルといえそうです。
 
 
 
 
2005年4回阪神4日( 9月 19日) 9R
第7回 阪神ジャンプステークス(J・GIII)
サラ系障害3歳以上 3170m
(混合) オープン 別定
本賞金: 3500、 1400、 880、 530、 350万円 発走 14:35
天候:晴  芝:良 

着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 5 7 (父) アズマビヨンド 6 60.0kg 白浜雄造 3:31.4   502Kg -4 加用正 2
2 7 11 (市) テイエムコンバット 4 60.0kg 西谷誠 3:31.5 1/2馬身 472Kg -2 小島貞博 4
3 2 2 (父)(市) マイネルユニバース 7 60.0kg 平沢健治 3:32.6 7馬身 464Kg 0 郷原洋行 5
4 1 1
スカイバレンタイン 7 58.0kg 小坂忠士 3:34.1 9馬身 454Kg -4 西園正都 9
5 6 9 (父) オースミダイヤ 5 60.0kg 今村康成 3:34.2 1/2馬身 442Kg -10 中尾正 8
6 7 10 (父) テイエムキャット 4 60.0kg 植野貴也 3:34.2 クビ 524Kg +6 福島信晴 6
7 4 4 (市) フレノキャプテン 6 60.0kg 金折知則 3:35.1 5馬身 484Kg -10 田所秀孝 12
8 8 12
タガノガルチ 8 60.0kg 高田潤 3:36.4 8馬身 480Kg +12 松田博資 7
9 5 6 (父) メジロブルーム 7 58.0kg 江田勇亮 3:36.6 1馬身 464Kg +16 大久保洋吉 13
10 3 3
ダイナミックゴール 3 58.0kg 難波剛健 3:36.6 ハナ 534Kg +6 目野哲也 10
11 8 13
ブラックヘリオス 4 60.0kg 北沢伸也 3:37.4 5馬身 466Kg 0 安田伊佐夫 11
12 6 8 (外) エイシンキンダー 5 60.0kg 仲田雅興 3:42.1 大差 470Kg -12 瀬戸口勉 3
中止 4 5 (父)(地) フミノトキメキ 4 62.0kg 石山繁     506Kg +2 目野哲也 1

上り  1マイル 1分 43秒 1 4F 49.9 - 3F 37.7
1コーナー(2周目)  7,5(12,9)(10,2,11)-(4,1)13-(8,3)-6
2コーナー(2周目)  11,7(5,9)2(12,10)1,4(13,3)(8,6)
3コーナー(2周目)  11-7,9,2=1-(12,10)-(4,6)3-13=8
4コーナー(2周目)  11-7-2-9=1-10(12,4)-6-3-13=8

<払戻金>
単勝 07 690円 2番人気
複勝 07 190円 2番人気
11 370円 5番人気
02 340円 4番人気
枠連 5-7 1,780円 6番人気
馬連 07-11 3,380円 10番人気
ワイド 07-11 930円 10番人気
02-07 870円 9番人気
02-11 1,470円 15番人気
馬単 07-11 7,150円 19番人気
3連複 02-07-11 8,630円 26番人気
3連単 07-11-02 46,910円 123番人気