重賞競走一覧
第7回 小倉サマージャンプ
 
 
中央カムバックの異才、フミノトキメキが重賞初制覇を大差で飾る
 小倉サマージャンプ(J・GIII)を1番人気に応えて勝利したのはフミノトキメキ。マル地の馬がJRA重賞を制したのは、今年初めてのことになります。

 マル地とはいえ、フミノトキメキの初出走は阪神競馬場。栗東・目野哲也厩舎からデビューしたものの勝ち星に恵まれず地方・荒尾の佐伯茂樹厩舎へ移籍、そこで初勝利を飾った後に古巣へと舞い戻り、中央カムバック後はジャンプ界に進んだという、ユニークな経歴の持ち主です。
 曲折の歩みがフミノトキメキをたくましくしたのでしょう。障害未勝利を3戦で勝ち上がり、続くオープンでは後続を9馬身も突き放して連勝を果たしました。

 今回見せた走りも、強さ際立つもの。道中は好位で追走し、勝負どころで仕掛けると一気に先頭へと立って最終コーナーへ。直線でも悠々と障害を越えてゆきます。
 結局2着に1秒8の“大差”をつけて重賞初制覇を果たしたフミノトキメキ。異色の才能が、ジャンプ界を面白くしてくれそうです。
 
 
 
 
2005年2回小倉4日( 7月 24日) 9R
第7回 小倉サマージャンプ(J・GIII)
サラ系障害3歳以上 3390m
(混合) オープン ハンデ
本賞金: 3500、 1400、 880、 530、 350万円 発走 15:00
天候:晴  芝:良 

着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 7 12 (父)(地) フミノトキメキ 4 60.0kg 石山繁 3:41.6   504Kg 0 目野哲也 1
2 3 4
イブキリムジンオー 7 58.0kg 熊沢重文 3:43.4 大差 482Kg 0 昆貢 3
3 8 13 (父) テイエムキャット 4 57.0kg 植野貴也 3:44.3 5馬身 518Kg -10 福島信晴 6
4 3 3 (父)(市) ロードスプレッド 6 57.0kg 村山明 3:44.5 1 1/2馬身 468Kg +4 田所清広 12
5 7 11 (外) エイシンペキン 4 57.0kg 西谷誠 3:44.9 2 1/2馬身 464Kg -2 坂口正則 10
6 5 8 (父) ローレルロイス 5 62.0kg 白浜雄造 3:45.3 2 1/2馬身 508Kg -4 古川平 2
7 2 2 (父) マイビッグドリーム 4 58.0kg 小坂忠士 3:45.6 1 3/4馬身 428Kg -4 武宏平 4
8 6 9
ライジングフェイス 4 57.0kg 今村康成 3:46.1 3馬身 500Kg 0 野元昭 11
9 4 6 (父)(市) キクノプロスパ 7 57.0kg 高田潤 3:46.4 2馬身 490Kg -4 境直行 14
10 8 14 (父) メジロアービン 6 60.0kg 嘉堂信雄 3:47.2 5馬身 472Kg -14 大久保正陽 7
11 6 10 (市) テイエムアラムシャ 4 59.0kg 出津孝一 3:47.3 1/2馬身 514Kg +6 岩元市三 9
12 5 7
ミスターユニコン 8 57.0kg 北沢伸也 3:47.5 1 1/2馬身 504Kg -8 加用正 5
13 1 1
キャピタルゲイン 5 57.0kg 小林慎一郎 3:55.2 大差 456Kg -12 大久保龍志 13
中止 4 5
トウショウジェイル 4 58.0kg 林満明     544Kg -12 坪憲章 8

上り  1マイル 1分 44秒 1 4F 51.5 - 3F 38.4
1コーナー(2周目)  11-(4,10)12,6(2,8)-13-9,7,3-14=1
2コーナー(2周目)  11-4,12(10,8,6)2,13-(9,7,3)-14=1
3コーナー(3周目)  11,12-4-3(8,13)6,2-9(10,7)-14=1
4コーナー(3周目)  12-11,4-3-(8,13)-2,6-9-7,10-14=1

<払戻金>
単勝 12 300円 1番人気
複勝 12 150円 2番人気
04 190円 3番人気
13 320円 6番人気
枠連 3-7 960円 4番人気
馬連 04-12 830円 3番人気
ワイド 04-12 400円 3番人気
12-13 690円 5番人気
04-13 1,050円 13番人気
馬単 12-04 1,570円 3番人気
3連複 04-12-13 3,330円 10番人気
3連単 12-04-13 13,270円 27番人気