IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」(LWBRR)が発表されましたのでお知らせいたします。
今回の発表は2025年1月1日から11月9日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング120以上の51頭が掲載されました。前回の中間発表以降では、日本の天皇賞(秋)(GⅠ)とJBCクラシック(JpnⅠ)、チャンピオンステークス(G1)、ブリーダーズカップクラシック(G1)などが新たに対象となっています。
ランキングトップはカランダガンでレーティングは130です。カランダガンはチャンピオンステークス(G1)で、前回までトップだったオンブズマンに2馬身1/4差をつけて完勝し、前回の第9位タイから一気にトップに立ちました。第2位はオンブズマンで128です。第3位タイは日本のフォーエバーヤング、ダリズ、フィールドオブゴールド、ソヴリンティの4頭で127です。フォーエバーヤングは前回の中間発表以降、日本調教馬として初めてとなるブリーダーズカップクラシック(G1)を制覇する快挙を達成し、距離区分に「I」が加わりました。第7位タイはドラクロワ、カーインライジング、ロマンチックウォリアー、シエラレオーネの4頭で126です。カーインライジングは前回の中間発表以降、ジ・エベレスト(G1)を勝利し連勝記録を14に伸ばしましたが、レーティングに変更はありません。また、シエラレオーネはブリーダーズカップクラシック(G1)でフォーエバーヤングの1/2馬身差に迫った2着で、前回の第24位タイから大きく順位を上げました。
日本調教馬は11頭が掲載されました。フォーエバーヤング以外では、ダノンデサイルが125で第11位タイ、ビザンチンドリーム、ソウルラッシュに加え、天皇賞(秋)(GⅠ)を勝利したマスカレードボールが121で第21位タイ、クロワデュノール、ドゥレッツァ、ジャンタルマンタル、メイショウタバル、タスティエーラに加え、JBCクラシック(JpnⅠ)を勝利したミッキーファイトが120で第30位タイとなっています。
2025年1月1日から11月9日
世界の主要競走
レーティングを獲得したレースの競走距離を示すもので、区分は以下のとおりです。
詳細については、IFHA(国際競馬統括機関連盟)ホームページ(外部サイトに接続されます)を参照してください。
なお、同期間における日本調教馬のランキング上位をあわせて発表いたしますのでご覧ください。