レーティング&ランキングワールドサラブレッドランキング

2020年度ロンジンワールドベストレースホースランキング

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2021年1月27日発表

『2020年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(LWBRR)』がIFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表されました。2020年1月1日から12月31日までに出走した馬を対象としたもので、国際ハンデキャッパー会議において決定されたものです。

レーティング115以上の252頭がランク付けされ、日本調教馬は36頭が掲載されました。国別では、米国(52頭)、オーストラリア(40頭)に次いで、英国と並ぶ第3位タイです。新型コロナウイルスの影響で中止されたレースがあったこともあり、掲載頭数は2019年の296頭から少なくなっています。

2020年のランキングトップはガイヤースで、レーティングは130です。コロネーションカップ(G1)、エクリプスステークス(G1)、インターナショナルステークス(G1)の3レースをいずれも逃げ切っています。それぞれのレースでの2着との着差は、2馬身1/2、2馬身1/4、3馬身と完勝だったほか、ドバイミレニアムステークス(G3)も8馬身1/2差で圧勝しています。レーティングの対象となったのはインターナショナルステークスですが、コロネーションカップのレーティング127も距離区分「L」のトップとなりました。第2位はブリーダーズカップクラシック(G1)を快勝したオーセンティックでレーティングは126です。9月に延期されて行われたケンタッキーダービー(G1)なども勝っていて、2020年のダートのトップとなっています。第3位タイは、アデイブ、ビヴァーク、クラシックレジェンド、パレスピア、ペルシアンキング、ストラディバリウス、ティズザローの7頭で、レーティングは125です。11月の中間発表ではオーセンティックと並んでいたパレスピアは下方修正されました。それぞれ対象となったレースは、チャンピオンステークス(G1)1着、スプリントクラシック(G1)1着、ジ・エベレスト1着、ジャックルマロワ賞(G1)1着、ムーランドロンシャン賞(G1)1着、ゴールドカップ(G1)1着、トラヴァーズステークス(G1)1着です。ビヴァークとクラシックレジェンドは距離区分「S」の、パレスピアとペルシアンキングは距離区分「M」の、ストラディバリウスは距離区分「E」のトップになります。

日本調教馬のトップは、ジャパンカップ(GⅠ)、ヴィクトリアマイル(GⅠ)などを勝ったアーモンドアイと3冠馬コントレイルの2頭で、第10位タイ(レーティングは124)です。アーモンドアイはエネイブルなどを上回り、2020年の牝馬のトップとなりました。コントレイルはジャパンカップ2着が対象レースとなります。以下、フィエールマンとグローリーヴェイズがレーティング123で第15位タイ、クロノジェネシスとグランアレグリアがレーティング121で第34位タイ、などとなっています。

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