競馬用語辞典

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調教関係

用語

汗取り

読み
あせとり

馬の太目残りを解消するため、日が昇ってから馬に毛布をかけ、その上にを置いて調教をすること。かく汗の量が増え、太目の解消に効果がある。また、騎手が減量するためにサウナ風呂(調整ルーム内にある)に入ること、という意味もある。

用語

併せ馬

読み
あわせうま

調教のときに2頭以上の馬で並んで走ること。単走と違い、併走させることによって競走馬の闘争本能を引き出し、それをかき立てる効果がある。併せ馬の場合は、能力的に上位の馬、あるいは好調の馬が外を回ることが多い。またタイムは、1頭で調教するより、競り合うので速いタイムが出やすい。

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用語

追い運動

読み
おいうんどう

離乳した後の育成馬の運動のひとつ。馬場等で集団的に馬を追う運動をいう。広い放牧地を持つ外国と違い、日本では放牧地は狭く雨は多い、また、冬期に凍結、積雪の牧場が多いので必然的に放牧量が少なくなる。そこで放牧量を補うため、人工的な運動が必要となり、追い運動が行なわれている。

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用語

追い切り

読み
おいきり

開催日直前の調教のことをいう。開催に備えて馬の状態を最高に持っていくため、普通、レースの3、4日前に十分に調教で追い切ることから、この言葉が生まれた。

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用語

抑える

読み
おさえる

レースで、ポンと好スタートを切った馬を、手綱を握る両方の手を、クビのつけ根あたりを“おさえるように”してペースダウンして、マイペースに持ち込むこと。馬の機嫌を損じないように、巧くしないと、反対にひっかかって、セーブがし難くなる。また調教で目一杯追わず“おさえ気味に追う”という乗り方もある。調教でスタミナを使い過ぎないようにするときにこうして乗る。

用語

飼い食い

読み
かいぐい

食欲のこと。「飼い食いが良い」とか「悪い」というように使われる。飼い食いが良過ぎると太めになり易い。反対に食欲がないときは人間でもそうだが、どこか具合が悪いからで厩舎関係者はその原因を早く知ることが大切である。発情期の牝馬は大抵、飼い食いが細る。よく食べ、びっしり調教を積まれている馬は好調といえる。

用語

硬口

読み
かたくち

人馬の伝達は主に馬銜によって行なわれるが、唇の感覚が鈍い馬だと、扶助が十分伝わらず、騎乗者の意に反し頭を上げ、ひっかかったりするものがいる。こういった馬を硬口という。騎乗者の技術によるところもある。

用語

変わり身

読み
かわりみ

休養明けを一度叩かれた馬が、次のレースで好走した場合、「変わり身があった」という。一度使われたことでレース感を取り戻し、それが2戦目で実を結ぶ実例は少なくない。それだけに休養明け2戦目は「変わり身期待」という意味で、人気になることがある。しかし、休養の長さ、休養中の調整度、または馬のタイプによって、必ずしも変わり身があるとは限らない。

用語

ガレる

読み
がれる

疲労がつもって体重が減り、毛づやはさえず体調が低下している状態のこと。また何かの理由で飼葉〔かいば〕を食わなくなり、体が細くなったときに「体がガレている」といったように使う。

用語

利き足(肢・脚)

読み
ききあし

人間でも、例えば左脚が利き脚なら左脚を先に出して歩くように、馬も利き脚によって左右どちらかを先行させる体勢で走る。左脚が先の場合を左手前、右脚が先の場合を右手前と呼んでいる。コーナーのところでは得手、不得手にかかわらず、右回りなら右手前、左回りなら左手前で走らなければならない。もしそれを逆の手順で回ろうとすると、先行する脚が外側になってしまうので、外へ外へと進んでしまう。

用語

口向き

読み
くちむき

一口でいえば、馬銜受けの状態のこと。馬銜は手綱を通して騎手の意志を馬に伝える一方、馬の意志を騎手が感知する接点でもある。これは手綱の微妙な操作によって行なわれる。口向きを良くするための調教は最も大切なこととされている。

用語

攻め馬

読み
せめうま

馬の調教のこと。競走馬は攻め馬によってコンディションを仕上げ、レースに臨む。この攻め馬の状態如何は、勝馬検討の重大なポイントになる。攻め馬は毎日行われるが、最後の仕上げは水曜日や木曜日に行なわれ、これを一般に追い切りという。

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関連用語

用語

強目

読み
つよめ

実戦同様に仕掛け気味に調教する状態。

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用語

乗り運動

読み
のりうんどう

同じトレーニングでも、馬場内で行なう調教とは違い、厩舎の周りを厩務員が乗り、馬を歩かせて行なうトレーニングである。毎日乗り運動して十分に体をほぐした後に、馬場内の調教に移る。

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用語

歯がわり

読み
はがわり

馬の歯が抜け替わること。早熟なものは2歳の暮れごろから始まるが、大部分は3歳の春先に始まる。人間の場合と同じで、痛みのため食欲がなくなり、体調も下降気味になりがちになるので、クラシックシーズンの勝負のポイントになることさえある。

用語

曳き運動

読み
ひきうんどう

乗り運動と同様に、馬にとって欠かすことのできないトレーニングで、朝の乗り運動攻め馬の前後や午後に、厩務員によって行なわれる、歩行の訓練のことである。

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用語

併走

読み
へいそう

併せ馬で走ること。

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用語

放馬

読み
ほうば

極度に興奮した馬が、騎手をふり落としたりして、逸走してしまうこと。返し馬の時に特に起こりやすい事故。

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放牧

読み
ほうぼく

2つの意味で用いられる。  まず、生産育成過程の馬の管理形態の一つとして舎飼いなどと対を成して用いる。  次に休養や治療のため、競走馬をトレーニング・センターから牧場や育成牧場に戻すことをいう。夏の暑い時期に北海道の涼しい牧場に移し、春の闘いの疲れをいやすために放牧する場合もある。ある期間、厳しい鍛錬から解放されて、リラックスすることの効果は大きい。放牧帰りで、変身する馬もある。

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耳捻

読み
みみねじ

馬に軽い手術を施したり、あるいはゲートにのるのを極端に嫌ったりするときに、短い棒の先端に丈夫な綱で直径15センチくらいの輪を作ったもので、片方の耳を入れてねじり、馬の気をそらせ、あるいは刺激を与えておとなしくさせる器具。これを使用すると馬は一見痛そうだが、実際は抑制神経が働き、精神状態が落ち着く効果がある。鼻に使用する、“鼻捻”もある。

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