海外競馬発売

ターフ(G1)

メイダン競馬場 1800メートル(芝)南半球産馬3歳以上、北半球産馬4歳以上

発売開始時刻
日本時間3月30日(土曜)
ネット投票:7時00分
UMACA投票:営業情報」をご確認ください
発走予定時刻
日本時間3月31日(日曜)0時10分

発売情報

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日本時間3月30日(土曜)
ネット投票:7時00分
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2024年ドバイターフ 合田's View『世界の合田』によるレース展望

4連覇の偉業を目指すロードノースに注目

最大の注目は、イギリス調教馬ロードノースによる4連覇が達成されるかどうかだ。年明けにウィンターダービー(G3・イギリス)を使われてここというのは、1年前と同じ臨戦態勢である。

今年に入って一度使われての参戦という意味では、アイルランド調教馬ルクセンブルクも同様だ。4着に終わったネオムターフC(G2・サウジアラビア)を使われての変わり身があれば、1600メートルから2000メートル路線のG1で3勝、2着3回の実績を誇る本馬は、間違いなく優勝争いの一角に入る。

ロードノースと同厩のナシュワ。ここまで制した3つのG1は全て牝馬限定戦だが、昨年後半にはインターナショナルS(G1・イギリス)で勝ち馬から1馬身差の2着、愛チャンピオンS(G1・アイルランド)でも勝ち馬から1/2馬身差の3着と、牡馬の一線級とも互角に渡り合っている。

過去10回のうち半数の5回で優勝と、このレースを得意としている日本勢は4頭出しで臨む。現地到着後の故障で、出走すらかなわなかった1年前の雪辱を期しての参戦となるのがドウデュースだ。昨年暮れの有馬記念(GⅠ)を快勝し、円熟期を迎えた感のある同馬。父ハーツクライがドバイシーマクラシックを快勝したのも、5歳の春だった。

ドウデュースと同じ、父ハーツクライの5歳馬ダノンベルーガ。1年前の雪辱を期すと言う意味では、昨年のこのレースが勝ち馬から3/4馬身差の2着だったこの馬も同様だ。是が非でも、1つ上の着順をとりたいところだ。

待望のGⅠ初制覇となったマイルチャンピオンシップ(GⅠ)から中2週という厳しいローテーションで臨んだ香港マイル(G1)でも、3着に健闘したナミュール。もともと素質を高く評価されていた馬が、いよいよ本格化した。ここ6戦ほどマイル戦に専念していたが、3歳時にはオークス(GⅠ)で3着になっていた馬で、200メートルの距離延長に問題はない。

このレースの日本勢では最後に招待状が来たマテンロウスカイ。中山記念(GⅡ)を勝っての参戦というのは、2014年のジャスタウェイ、2022年のパンサラッサと同じ臨戦態勢である。

1月にスチュワーズC(G1・香港)を制し待望のG1初制覇を果たした香港調教馬ヴォイッジバブル、メイダンでジェベルハッタ(G1・UAE)を含めて重賞連勝中のUAE調教馬メジャードタイムも、争覇圏内にいる馬たちだろう。

合田 直弘

合田 直弘(海外競馬解説者)

1959年(昭和34年)東京生まれ。父親が競馬ファンで、週末の午後は必ず茶の間のテレビが競馬中継を映す家庭で育つ。1982年(昭和57年)大学を卒業しテレビ東京に入社。営業局勤務を経てスポーツ局に異動し競馬中継の制作に携わり、1988年(昭和63年)テレビ東京を退社。その後イギリスにて海外競馬を学ぶ日々を過ごし、同年、日本国外の競馬関連業務を行う有限会社「リージェント」を設立。同時期にテレビ・新聞などで解説を始め現在に至る。

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