栗東トレーニング・センター

トレセンとは

ページ内の略称

  • トレセン
    トレーニング・センター
栗東トレセン紹介のイメージ

栗東トレーニング・センターは、甲子園40個分もの広大な敷地の中に、6つのコースを持つトラック型調教コース、1,085mの坂路調教馬場、競走馬スイミングプール、そして逍遥馬道といったさまざまな調教施設を有しています。
また、約2,000頭の競走馬を収容するための馬房、競走馬診療所、調整ルーム、事務所棟などの事務施設のほか、乗馬苑などさまざまな施設を備え、世界に通用する強い馬作りのため日々稼動しています。
トレーニング・センターで調教を積んだ馬たちは、レースの直前になると、トレーニング・センターから出走する競馬場に移動しますが、京都競馬場・阪神競馬場・中京競馬場へはレース当日の朝に、その他の競馬場には、レースの前日までに輸送されることになっています。

栗東トレセンで働く人々

トレセンでは強い馬作りのため、日々多くの人が働いています。
栗東トレーニング・センターでは夏は午前5時〜9時、春・秋は午前6時〜10時、そして冬は午前7時〜11時に調教を行っています。寒さに強く、暑さに弱い競走馬達に適した気温の中で調教を行えるように配慮されています。

調教師(約100名)

馬主から馬を預って調教方法や出走させるレースを決めます。また、厩舎運営の中で雇用している厩務員・調教助手の労務管理も行います。

騎手(約60名)

厩舎に所属し、レースで騎乗する他、日々の調教でも依頼に応じて騎乗をします。独立してフリーとして活躍する騎手もいます。

調教助手(約960名)

厩舎に所属し調教師の補佐役として、調教中の騎乗をするほか、競馬場での臨場義務の代行も行います。また、調教師に代わって各種事務手続き等も行います。

厩務員(約280名)

調教師の指示を受けて担当馬の飼育管理、運動、手入れ、馬房掃除など厩舎作業を行います。
調教に騎乗する厩務員もおり、それらは「調教厩務員」と呼ばれています。

栗東トレセンでの調教

調教ゼッケン

競走馬達はトレーニング・センターで調教するときにはそれぞれ決められた色と番号のゼッケンを装着します。

年齢によって以下のようにゼッケンの色が区別されています。

  • 2歳9月頃まで

  • 2歳10月頃から
    3歳9月頃まで

  • 3歳10月頃から

GⅠレースを勝利した競走馬は以下の馬名入りゼッケンを装着します。
星の数はGⅠレースを勝った数を表しています。
栗東では2011年1月、美浦では2010年11月より使用を開始しています。

GⅠ及びJ・GⅠ競走優勝馬用調教ゼッケン
  • GⅠ競走優勝馬

  • J・GⅠ競走優勝馬

GⅠレースに特別登録した競走馬はレースの前の一定期間、以下の馬名入り「特殊ゼッケン」を装着します。
レース後は通常のゼッケンに戻ります。

特殊調教ゼッケン
  • 牝馬限定競走

  • その他

帽色

栗東トレーニング・センター内で調教を行う際は、あらかじめ役職によって決められた色のヘルメットを着用することが義務付けられています。(以下、主な例)

  • 調教師・調教助手
  • 騎手
  • 新規騎手
  • 招待騎手及び地方所属騎乗者
  • 騎手課程生徒
  • 馬場保全委員

栗東トレセンの沿革

栗東トレーニング・センターは昭和44年11月にJRAで最初のトレーニング・センターとして滋賀県栗東市の地に誕生しました。
開場する以前は、全国の競馬場に厩舎が置かれ各競馬場で調教が行われていましたが、昭和30年代前年からの高度経済成長を背景にした競馬の盛り上がりと共に競走馬の頭数が増えて競馬場の厩舎だけでは手狭になってきたことや競馬場の周辺が市街地化してきたことに伴い、様々な問題が起こってきました。そこで、競走馬を集めて一元的に管理でき、かつ競走馬が思う存分調教に打ち込めるトレーニング施設の設立が検討されたのです。
そこで、広大な土地があるのはもちろん、京都・阪神・中京といった各競馬場から近く交通の便が良い滋賀県栗東市にトレーニング・センターが完成しました。

  • 昭和40年12月

    用地売買契約締結

  • 昭和42年11月

    敷地造成工事着工

  • 昭和44年8月

    中京競馬場から人馬移動、当場での調教開始

  • 11月

    阪神競馬場から人馬移動
    栗東トレーニング・センター開場式挙行

  • 昭和45年12月

    京都競馬場から人馬移動
    関西の全厩舎が集結

  • 昭和50年5月

    昭和天皇・皇后両陛下が当場へ行幸啓
    調教風景をご覧になられる

  • 昭和55年5月

    第1回「馬に親しむ日」を開催

  • 昭和56年10月

    「びわこ国体」馬術競技を当場乗馬苑にて開催

  • 昭和60年11月

    坂路調教馬場(394m)完成

  • 12月

    コンポストプラント新設

  • 昭和63年8月

    競走馬スイミングプール完成

  • 平成元年9月

    ウッドチップコース(2,063m)完成(後のD・Wコース)

  • 平成元年10月

    坂路調教馬場調教タイム自動計測装置(ALIS)新設

  • 平成4年11月

    坂路調教馬場延長工事竣工(全長1,085m)

  • 平成7年9月

    Cコースをダートコースからウッドチップコースに改修(C・Wコース)

  • 平成13年10月

    「栗東町」から「栗東市」へ(市制施行)

  • 平成15年6月

    新コンポストプラント竣工

  • 平成15年7月

    大規模な厩舎改築工事着工

  • 平成21年10月

    D・Wコースをニューポリトラックコースに改修(2,038m,D・Pコース)

  • 平成24年5月

    坂路馬場調教タイム自動計測装置を更新、ICチップ化

  • 平成25年12月

    新競走馬診療所が完成

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