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3歳馬による夏の砂の激戦
JRAに2つしかない3歳限定のダート重賞のひとつ。2024年に優勝したミッキーファイトは、その後に帝王賞を連覇してJRAを代表するダートホースへと出世している。過去10年の傾向を踏まえて、未来のスター候補を見出そう。
毎年のように人気薄が馬券に絡んでいる
過去10年で6番人気以下の馬が毎年3着以内に入っているうえ、3着以内馬30頭中16頭を占めている。昨年は12番人気のルヴァンユニベールが2着、11番人気のヒルノハンブルクが3着に入り、一昨年も11番人気のサトノフェニックスが2着に入っている。一筋縄ではいかない重賞だと考えておきたい。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-3-1-4 | 20.0% | 50.0% | 60.0% |
| 2番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 3番人気 | 0-1-0-9 | 0% | 10.0% | 10.0% |
| 4番人気 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
| 5番人気 | 3-0-1-6 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
| 6番人気以下 | 4-5-7-82 | 4.1% | 9.2% | 16.3% |
内枠に注目
過去10年で1枠に入った馬が3勝、3着内率40%と活躍している。しかも、2024年、2025年と1枠の馬が2連勝中だ。1枠に限らず内寄りのゲートに入った馬の好走例が多く、馬番が1番から6番だった馬が〔8・4・4・44〕と合計8勝を挙げている。〔表2〕
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 3-0-1-6 | 30.0% | 30.0% | 40.0% |
| 2枠 | 1-2-2-14 | 5.3% | 15.8% | 26.3% |
| 3枠 | 1-0-1-17 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
| 4枠 | 2-3-0-15 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
| 5枠 | 1-1-3-15 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
| 6枠 | 0-1-3-16 | 0% | 5.0% | 20.0% |
| 7枠 | 0-0-0-20 | 0% | 0% | 0% |
| 8枠 | 2-3-0-15 | 10.0% | 25.0% | 25.0% |
有力ステップは2つ
過去10年の前走別成績では、前走がJRA重賞だった馬が4勝を挙げているほか、地方競馬のダートグレード競走だった馬も7頭が3着以内に入るなど好走率が比較的高い。他で目に付くのは、3勝クラスだった馬と海外遠征帰りの馬。それぞれ出走数は少ないものの高確率で馬券に絡んでいるので、もし出走してきたら無視できない存在になりそうだ。〔表3〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 重賞 | 4-0-1-18 | 17.4% | 17.4% | 21.7% |
| オープン特別 | 1-0-0-11 | 8.3% | 8.3% | 8.3% |
| 3勝クラス | 1-0-1-1 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
| 2勝クラス | 3-3-2-40 | 6.3% | 12.5% | 16.7% |
| 1勝クラス | 0-3-2-34 | 0% | 7.7% | 12.8% |
| 地方競馬 | 1-3-3-13 | 5.0% | 20.0% | 35.0% |
| 海外のレース | 0-1-1-1 | 0% | 33.3% | 66.7% |
- 注記:リステッドはオープン特別に含む
乗り替わりとなった馬が穴をあける?
過去10年で、前走と同じ騎手が乗った馬と騎手が乗り替わった馬では、連対率が倍近く違う。しかも、騎手が乗り替わった馬が穴をあけることが多く、前述のルヴァンユニベールやヒルノハンブルク、サトノフェニックスを含め、10番人気以下で3着以内に入った9頭中8頭は騎手が乗り替わった馬だった。〔表4〕
(姫園 淀仁)
| 騎手 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 乗り替わり | 7-7-2-65 | 8.6% | 17.3% | 19.8% |
| 前走と同じ | 3-3-8-53 | 4.5% | 9.0% | 20.9% |
