今週の注目レース

北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ)

札幌競馬場 1800メートル(芝)別定 (牝) 3歳以上オープン

データ分析

北の大地で牝馬が熱戦を繰り広げる

秋の大舞台を目指す牝馬が集まるクイーンS。2017年のアエロリット、2018年のディアドラといったGⅠウイナーも優勝しているハイレベルな一戦だ。今回は、函館競馬場で行われた2021年を含む過去10年の結果を参考に、レースの特徴を探ってみたい。

下位人気馬も侮れない

過去10年の単勝人気別成績では、1番人気と2番人気の2頭がそろって4着以下に敗れたことは一度もなく、3着内率でも1番人気が70.0%をマークし、2番人気が50.0%で続いている。ただ、3番人気以下の馬は9番人気まで満遍なく好走しているほか、10番人気以下の馬が勝利したこともあるので、下位人気馬まで幅広く検討する必要がありそうだ。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-2-1-3 40.0% 60.0% 70.0%
2番人気 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0%
3番人気 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
4番人気 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0%
5番人気 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6〜9番人気 1-3-4-32 2.5% 10.0% 20.0%
10番人気以下 1-0-1-41 2.3% 2.3% 4.7%

3歳から5歳が三つどもえ

過去10年の3着以内馬延べ30頭中、4歳馬が12頭、5歳馬が11頭を占めている。3歳で3着以内に入った馬は4頭と少ないものの、3歳から5歳は3着内率がいずれも20%台となっている。5歳以下の馬が中心とみていいだろう。〔表2〕

〔表2〕年齢別成績(過去10年)
年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 3-1-0-12 18.8% 25.0% 25.0%
4歳 4-5-3-31 9.3% 20.9% 27.9%
5歳 2-3-6-38 4.1% 10.2% 22.4%
6歳 1-1-1-20 4.3% 8.7% 13.0%
7歳 0-0-0-2 0% 0% 0%

GⅠ組が中心

過去10年の前走別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭のうち15頭は国内外のGⅠから臨んでいた。この15頭はいずれも当レースで5番人気以内に支持されていた一方、前走GⅢ組は3着以内に入った8頭中5頭が6番人気以下だった。また、オープン特別や条件クラスから臨んで3着以内に入った馬も計7頭中5頭が6番人気以下だった。穴馬を狙う場合はGⅠ組以外からピックアップするのがよさそうだ。〔表3〕

〔表3〕前走別成績(過去10年)
前走 成績 勝率 連対率 3着内率
GⅠ 7-4-3-29 16.3% 25.6% 32.6%
GⅢ 2-4-2-39 4.3% 12.8% 17.0%
オープン特別 0-0-2-14 0% 0% 12.5%
3勝クラス 0-2-2-11 0% 13.3% 26.7%
2勝クラス 0-0-1-8 0% 0% 11.1%
海外G1 1-0-0-0 100% 100% 100%
地方のレース 0-0-0-2 0% 0% 0%
  • 注記:リステッドはオープン特別に含む

内枠が好成績

過去10年のうち札幌競馬場で行われた9回では、1枠が3着内率66.7%、2枠が同77.8%と内枠に入った馬が好成績を残している。1枠には11番人気で勝利を収めた2020年のレッドアネモス、2枠には9番人気で優勝した2016年のマコトブリジャールが含まれている。内寄りの枠に入った馬は人気がなくても侮れない。〔表4〕

(高那実 マヤ)

〔表4〕枠番別成績(2016年以降に札幌競馬場で行われた9回)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 2-2-2-3 22.2% 44.4% 66.7%
2枠 2-1-4-2 22.2% 33.3% 77.8%
3枠 0-2-0-13 0% 13.3% 13.3%
4枠 0-1-1-15 0% 5.9% 11.8%
5枠 1-1-1-14 5.9% 11.8% 17.6%
6枠 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1%
7枠 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
8枠 1-0-1-16 5.6% 5.6% 11.1%

ご注意 「今週の注目レース」ページの情報は、特別レース登録馬や過去のレース結果に基づいて制作しております。JRAが特定の競走馬を応援、推奨するものではありません。出走取りやめ、出走取消などにより、掲載した競走馬がレースに出走しないことがあります。

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