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今年最初の2歳重賞
函館2歳Sは世代最初の重賞ということもあり、前走で初勝利を挙げたばかりの馬が大半というメンバーで争われる。3連単の配当が5万円を下回ったことは過去10年で1度しかなく、2020年にはレース史上最高となる57万7430円の高配当が出ている。そんな一筋縄ではいかない一戦で好走してきたのはどのような馬なのか、過去10年の結果から探ってみたい。
下位人気馬にもチャンスあり
過去10年の単勝人気別成績を調べると、3着以内馬30頭中19頭が4番人気以内だった。上位人気全体の成績はまずまずと言えそうだが、全ての年で6番人気以下の馬が馬券に絡んでいる。10番人気以下の馬も2勝を挙げるなど、6頭が3着以内に入っているので侮れない。気になる馬は人気にかかわらず押さえておいた方がよさそうだ。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 2-2-2-4 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 2-1-2-5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 5番人気 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
| 6〜9番人気 | 1-3-1-35 | 2.5% | 10.0% | 12.5% |
| 10番人気以下 | 2-1-3-46 | 3.8% | 5.8% | 11.5% |
近年は好走馬の前走が多様化
過去10年の3着以内馬30頭のうち17頭は、前走も函館・芝1200メートルだった。ただ、2020年以降は函館・芝1000メートル組や函館・ダート1000メートル組からも優勝馬が出ている。さらに、直近の2年は前走が函館以外だった馬が勝利を収めているので、傾向が変わりつつあるのかもしれない。〔表2〕
注記:表は横にスクロールすることができます。
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 函館・芝1000m | 1-0-2-8 | 9.1% | 9.1% | 27.3% |
| 函館・芝1200m | 6-6-5-62 | 7.6% | 15.2% | 21.5% |
| 函館・芝1800m | 0-1-0-0 | 0% | 100% | 100% |
| 函館・ダート1000m | 1-1-1-11 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
| 函館以外の芝 | 1-2-2-15 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
| 函館以外のダート | 1-0-0-16 | 5.9% | 5.9% | 5.9% |
枠番別成績に特徴あり
過去10年の優勝馬10頭のうち8頭は、5枠から8枠の馬だった。勝ち馬は外寄りの枠から出やすい一方、3着馬は全て1枠から4枠だったので、3連単を買う際にはこれらの傾向も参考にできそうだ。〔表3〕
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1-0-3-10 | 7.1% | 7.1% | 28.6% |
| 2枠 | 0-0-3-13 | 0% | 0% | 18.8% |
| 3枠 | 1-3-2-11 | 5.9% | 23.5% | 35.3% |
| 4枠 | 0-2-2-14 | 0% | 11.1% | 22.2% |
| 5枠 | 2-2-0-14 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
| 6枠 | 2-2-0-16 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 7枠 | 1-1-0-17 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
| 8枠 | 3-0-0-17 | 15.0% | 15.0% | 15.0% |
小柄な馬は過信禁物
過去10年の馬体重別成績を見ていくと、3着以内馬30頭中21頭が450キログラム以上だった。一方、450キログラム未満の馬はやや成績が落ちるが、その中でも単勝3番人気以内に支持された馬が〔0・1・1・8〕と精彩を欠いているので、上位人気馬の中でも小柄な馬はやや割り引く必要があるだろう。〔表4〕
(高那実 マヤ)
| 馬体重 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 450kg未満 | 2-4-3-51 | 3.3% | 10.0% | 15.0% |
| 450kg以上 | 8-6-7-61 | 9.8% | 17.1% | 25.6% |
