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混戦になりがちなサマー2000シリーズ開幕戦
函館記念は昨年から開催時期が繰り上げられ、サマー2000シリーズの開幕戦となった。昨年勝利したヴェローチェエラはその後もポイントを重ね、シリーズチャンピオンの座に輝いた。ここでは過去10年の結果を参考に、レースの特徴を探ってみたい。
10番人気以下の台頭が目立つ
過去10年では、単勝オッズが4倍未満になった馬がわずか2頭と、人気が割れる傾向がある。そのためか、3番人気以内の馬で3着以内に入ったのは9頭にとどまっている。一方で、昨年優勝のヴェローチェエラ(10番人気)をはじめ、10番人気以下で馬券に絡んだ馬は10頭を数えるので、下位人気馬も甘く見ない方がいいだろう。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-1-0-7 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 2番人気 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 3番人気 | 2-0-2-6 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
| 4番人気 | 0-2-1-7 | 0% | 20.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 2-0-0-8 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
| 6〜9番人気 | 1-3-2-34 | 2.5% | 10.0% | 15.0% |
| 10番人気以下 | 2-4-4-57 | 3.0% | 9.0% | 14.9% |
4歳と6歳が中心
過去10年の年齢別成績を調べると、4歳馬と6歳馬がそれぞれ4勝を挙げている。さらに、ここ5年は4歳馬と6歳馬で3着以内馬15頭中13頭を占め、5歳馬は2着と3着が1回ずつあるだけで、7歳以上の馬は3着すらない。近年は4歳馬と6歳馬の活躍が顕著になっている。〔表2〕
| 年齢 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 3歳 | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
| 4歳 | 4-2-2-22 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
| 5歳 | 1-1-5-39 | 2.2% | 4.3% | 15.2% |
| 6歳 | 4-4-3-36 | 8.5% | 17.0% | 23.4% |
| 7歳以上 | 1-3-0-29 | 3.0% | 12.1% | 12.1% |
距離短縮組に注目
過去10年の3着以内馬延べ30頭の前走は芝1800メートル、芝2000メートル、芝2400メートル以上に大別できる。そのなかで3着内率が33.3%と最も高いのが芝2400メートル以上だった馬で、3着以内に入った8頭中4頭は天皇賞(春)からの臨戦となっている。大幅な距離短縮でも問題はないようだ。〔表3〕
| 前走の距離 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 芝1600m以下 | 0-0-0-5 | 0% | 0% | 0% |
| 芝1800m | 5-5-2-60 | 6.9% | 13.9% | 16.7% |
| 芝2000m | 3-0-6-42 | 5.9% | 5.9% | 17.6% |
| 芝2200m | 0-0-1-3 | 0% | 0% | 25.0% |
| 芝2400m以上 | 2-5-1-16 | 8.3% | 29.2% | 33.3% |
| ダート戦 | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
人気薄の軽ハンデ馬に注意
過去10年の負担重量別成績を見ていくと、3着内率は55キログラムだった馬が最も高く、次いで56キログラムから56.5キログラムの馬となっている。54キログラム以下の馬は好走率こそ見劣っているが、馬券に絡んだ6頭中5頭が単勝10番人気以下だったので、軽ハンデの馬は人気がなくても警戒しておきたい。〔表4〕
(高那実 マヤ)
| 負担重量 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 54kg以下 | 1-3-2-35 | 2.4% | 9.8% | 14.6% |
| 55kg | 2-2-6-26 | 5.6% | 11.1% | 27.8% |
| 56〜56.5kg | 5-4-0-32 | 12.2% | 22.0% | 22.0% |
| 57〜57.5kg | 2-1-2-24 | 6.9% | 10.3% | 17.2% |
| 58kg以上 | 0-0-0-10 | 0% | 0% | 0% |
