-
イベント・プロモーションイベント・プロモーション
ダービーに向けた最後の前哨戦
京都新聞杯は日本ダービーのトライアルではないものの、このレースで賞金を加算することでダービー出走を目指す馬たちが出走してくる。昨年の覇者ショウヘイは続く日本ダービーで3着に入り、2019年には当レース2着から臨んだロジャーバローズがダービー馬の称号を手にしている。大一番への出走を目指す3歳馬が激突する一戦。中京競馬場で行われた2021年と2022年を含む過去10年の結果から、レースの特徴に迫ってみたい。
下位人気馬にもチャンスあり
過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気の3着内率が40.0%とやや物足りないものの、2番人気が同60.0%と活躍している。一方、6番人気以下の馬も11頭が3着以内に入り、うち4頭が優勝しているので、下位人気馬にもチャンスがありそうだ。〔表1〕
| 単勝人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 2-2-0-6 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
| 2番人気 | 1-2-3-4 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
| 3番人気 | 1-2-0-7 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
| 4番人気 | 1-0-2-7 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
| 5番人気 | 1-1-1-7 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
| 6〜9番人気 | 3-2-4-31 | 7.5% | 12.5% | 22.5% |
| 10番人気以下 | 1-1-0-38 | 2.5% | 5.0% | 5.0% |
中心は前走1勝クラス組
過去10年の3着以内馬30頭のうち16頭は、前走が1勝クラスのレースだった。なかでも、前走が芝2200メートルまたは2400メートルだった馬が〔3・2・4・13〕(3着内率40.9%)と活躍している。なお、重賞から臨んで3着以内に入った馬も10頭を数えるが、そのうち前走が皐月賞だった馬は2020年1着のディープボンドだけ。重賞組はGⅡまたはGⅢから臨む馬の方が期待できそうだ。〔表2〕
| 前走 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 皐月賞 | 1-0-0-7 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
| スプリングS | 0-1-1-1 | 0% | 33.3% | 66.7% |
| きさらぎ賞 | 2-0-1-1 | 50.0% | 50.0% | 75.0% |
| 毎日杯 | 1-1-1-8 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
| 共同通信杯 | 1-0-0-0 | 100% | 100% | 100% |
| 若葉S | 1-1-0-9 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
| すみれS | 0-0-1-3 | 0% | 0% | 25.0% |
| 1勝クラス | 4-6-6-39 | 7.3% | 18.2% | 29.1% |
| 未勝利 | 0-1-0-25 | 0% | 3.8% | 3.8% |
| 上記以外 | 0-0-0-7 | 0% | 0% | 0% |
7枠が好成績
京都競馬場で行われた過去8回の枠番別成績を見ていくと、3着内率は7枠が43.8%と抜きんでている。2019年に単勝11番人気で優勝したレッドジェニアルをはじめ、馬券に絡んだ7頭中4頭が6番人気以下と、伏兵馬の好走が多くなっている点が特徴だ。一方、3着内率が最も低いのは11.1%の1枠。3番人気以内に支持されながら4着以下に敗れた馬が4頭もいたので、1枠に入った馬は人気を集めていたとしても過信禁物だろう。〔表3〕
(高那実 マヤ)
| 枠番 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
|---|---|---|---|---|
| 1枠 | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
| 2枠 | 1-0-1-8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 3枠 | 0-3-0-9 | 0% | 25.0% | 25.0% |
| 4枠 | 0-1-2-10 | 0% | 7.7% | 23.1% |
| 5枠 | 2-1-0-12 | 13.3% | 20.0% | 20.0% |
| 6枠 | 0-1-1-13 | 0% | 6.7% | 13.3% |
| 7枠 | 3-2-2-9 | 18.8% | 31.3% | 43.8% |
| 8枠 | 1-0-2-14 | 5.9% | 5.9% | 17.6% |
