第11回 シリウスS
 
 
止まらないこの勢い! 3歳馬ドラゴンファイヤーが4連勝で重賞初制覇
 シリウスS(GIII)に出走した13頭のうち、実績ナンバー1は文句なくGI馬アロンダイト。しかし昨年のジャパンカップダート1着以来約10か月ぶりの実戦、斤量は59キロとあってファンの評価は2番人気にとどまりました。

 これを押さえて単勝オッズ1.8倍の断然人気に支持されたのがドラゴンファイヤーです。右寛跛行でユニコーンSを除外となったため今回が重賞初挑戦となりましたが、目下500万下、1000万下、1600万下と3連勝中。そして、まだ底を見せていないこの3歳馬は、その勢いのままレースを制することになります。

 直線、先行勢を交わして外からラッキーブレイク、内からはワンダースピード、間からアロンダイトが抜け出した、その直後。馬群を割るように脚を伸ばしてきたのがドラゴンファイヤーでした。鞍上・福永祐一騎手が間隙を見極めて追い出すと、ラスト100mで瞬発力は全開。きっちり前3頭を捉え、さらに1馬身突き放して4連勝のゴールへと達したのでした。

 父は数々のダート巧者を送り出しているブライアンズタイム。加えてニッポーテイオーなどを生み出した母系の出身。確かな血と、今回見せた強さとで、ドラゴンファイヤーが秋のダート戦線で主役を担うことは間違いないでしょう。
 
 
 
 
2007年9月29日(土) 4回阪神7日
11R 第11回 シリウスステークス(GIII)
サラ系3歳以上 2000m ダート・右
(国際)(指定) オープン ハンデ
本賞金: 3900、 1600、 980、 590、 390万円 発走 15:45
天候:曇   ダート:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 3 3 マル市ドラゴンファイヤー 牡3 53.0 福永祐一 2:05.1   36.8 472 -2 久保田貴士 1
2 6 8 ラッキーブレイク 牡6 56.0 幸英明 2:05.3 36.3 478 -4 音無秀孝 6
3 1 1 ワンダースピード 牡5 55.0 小牧太 2:05.4 3/4 37.3 458 -14 羽月友彦 5
4 8 12 アロンダイト 牡4 59.0 後藤浩輝 2:05.4 クビ 37.2 562 +16 石坂正 2
5 5 7 オースミヘネシー 牡5 54.0 角田晃一 2:05.7 1 3/4 37.3 498 +2 武邦彦 8
6 8 13 テイエムヤマトオー 牡6 52.0 内田浩一 2:06.1 2 1/2 37.7 516 0 岩元市三 13
7 4 4 マル外マル地ツムジカゼ 牡7 55.0 鮫島良太 2:06.1 ハナ 37.4 534 +6 松田国英 7
8 4 5 ヒーローアンセム せん6 53.0 長谷川浩大 2:06.2 3/4 38.3 450 +12 梅内忍 4
9 7 10 マル市マーブルチーフ 牡7 55.0 和田竜二 2:06.3 クビ 38.2 504 +6 田所清広 12
10 2 2 マル父マイネルボウノット 牡6 56.0 佐藤哲三 2:06.8 38.8 508 -26 萩原清 9
11 7 11 マル父テンジンムサシ 牡6 54.0 秋山真一郎 2:07.1 38.2 494 -2 矢野照正 10
12 5 6 マル父ナリタプレリュード 牡5 54.0 渡辺薫彦 2:07.1 クビ 38.3 488 -8 沖芳夫 11
13 6 9 タガノゲルニカ 牡5 57.0 太宰啓介 2:08.2 39.5 482 -4 池添兼雄 3
タイム
ハロンタイム 12.3 - 11.2 - 11.0 - 14.2 - 13.8 - 13.0 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 12.8
上り 4F 49.6 - 3F 37.2
コーナー通過順位
1コーナー 5,2=(1,10)13,3-(4,9)(7,12)(6,11)8
2コーナー 5,2-(1,10)(13,3)-(4,9,12)7(6,11)8
3コーナー (*5,2)(1,10)12(13,3,7)(4,9)(6,11)8
4コーナー (*5,2,10)(1,12,7)(13,3)(6,8)(4,9,11)
払戻金
単勝 3 180円 1番人気 馬連 3-8 800円 2番人気 馬単 3-8 890円 2番人気
複勝 3
8
1
120円
220円
270円
1番人気
3番人気
6番人気
ワイド 3-8
1-3
1-8
320円
470円
1,280円
2番人気
6番人気
15番人気
3連複 1-3-8 2,320円 6番人気
3連単 3-8-1 6,840円 9番人気
枠連 3-6 390円 1番人気