第21回 根岸ステークス
 
 
第21回 根岸ステークス
ダートで変わったビッググラス、直線一気で初の重賞制覇
 目下2連勝中のシーキングザベスト、昨年の覇者リミットレスビッドら上位人気を抑えて根岸S(GIII)を制したのは、11番人気の伏兵ビッググラスでした。

 ビッググラスが変身したのは、ちょうど1年前のこと。1000万下条件で苦戦を続けていたこの馬がコンスタントに上位を争うようになり、昨年1年間だけで3勝をマークします。前走・芝の京都金杯では大きく敗れてしまいましたが、ダートに戻ったここでは無視できない存在だったといえるでしょう。

 なるほど、これが本格化を遂げた馬の走り。直線、馬群の真ん中からスパートをかけるとバテることなく脚を伸ばし続けるビッググラス。ゴール前の混戦からいったんはシーキングザベストが抜け出しましたが、これを力強く交わし、さらに1馬身4分の1差突き放して重賞初制覇のゴールへと飛び込みました。

 ビッググラスはエルコンドルパサーの産駒。昨秋のジャパンカップダート覇者アロンダイトに続いてまた1頭、この父の血から砂の猛者が誕生したのかも知れません。
 
 
 
 
2007年 1月28日(日) 1回東京2日
11R 第21回 根岸ステークス(GIII)
サラ系4歳以上 1400m ダート・左
(国際)(指定) オープン 別定
本賞金: 3900、 1600、 980、 590、 390万円 発走 15:35
天候:晴   ダート:良
 
着順 馬番 馬名 性齢 負担
重量
騎手 タイム 着差 推定
上り
馬体重 調教師 単勝
人気
1 10 ビッググラス 牡6 56.0 村田一誠 1:23.5   36.1 518 -6 中尾秀正 11
2 12 マル外マル地シーキングザベスト 牡6 57.0 福永祐一 1:23.7 1 1/4 36.8 474 -2 森秀行 1
3 14 ニホンピロサート 牡9 56.0 勝浦正樹 1:23.7 ハナ 35.9 516 +6 目野哲也 12
4 9 リミットレスビッド 牡8 58.0 蛯名正義 1:23.7 クビ 36.4 502 -2 加用正 2
5 2 ヒカルウイッシュ 牡5 56.0 後藤浩輝 1:23.9 1 1/2 36.4 486 +4 栗田博憲 5
6 6 ボードスウィーパー 牡6 56.0 秋山真一郎 1:24.0 1/2 36.1 464 +4 野村彰彦 3
7 1 トウショウギア 牡7 56.0 吉田豊 1:24.1 1/2 38.2 524 +18 池上昌弘 8
8 8 オフィサー 牡5 56.0 横山典弘 1:24.2 クビ 37.3 492 -2 森秀行 6
9 7 マル外タイキエニグマ 牡6 56.0 武豊 1:24.2 ハナ 36.3 520 -2 清水美波 4
10 5 マル外ダイワバンディット 牡6 56.0 北村宏司 1:24.4 37.2 500 +2 増沢末夫 7
11 13 マルカフレンチ 牡5 56.0 O.ペリエ 1:24.9 38.2 534 +10 瀬戸口勉 14
12 4 マル外セレスダイナミック 牡4 55.0 吉田隼人 1:25.0 1/2 37.2 492 0 福永甲 16
13 11 スナークファルコン 牡5 56.0 石橋脩 1:25.2 1 1/4 37.7 464 0 野村彰彦 10
14 16 アルドラゴン 牡6 56.0 長谷川浩大 1:25.6 2 1/2 38.9 508 -4 昆貢 15
15 15 インセンティブガイ 牡6 56.0 四位洋文 1:26.3 38.8 474 +4 角居勝彦 9
16 3 マル父マル市ヒシハイグレード 牡4 55.0 松岡正海 1:39.3 大差 51.6 540 +4 手塚貴久 13
タイム
ハロンタイム 12.5 - 10.8 - 10.9 - 11.7 - 12.0 - 12.7 - 12.9
上り 4F 49.3 - 3F 37.6
コーナー通過順位
3コーナー 1-(13,16)-(8,12)-(3,5,9)11(2,4,10,15)(6,14)7
4コーナー 1=(13,16)(8,12)(5,9)(2,10,11,15)(3,4,14)(7,6)
払戻金
単勝 10 5,590円 11番人気 馬連 10-12 4,050円 12番人気 馬単 10-12 16,980円 43番人気
複勝 10
12
14
780円
120円
880円
9番人気
1番人気
10番人気
ワイド 10-12
10-14
12-14
1,290円
17,320円
1,720円
11番人気
83番人気
15番人気
3連複 10-12-14 45,480円 97番人気
3連単 10-12-14 410,370円 680番人気
枠連 5-6 450円 1番人気