重賞競走一覧
第23回 東海S
 
 
直線で力強く伸びたハードクリスタルが重賞初制覇を果たす
 ダートでは中央と地方を合わせて5戦3勝、まだ底を見せず、実績でも他馬を上回るヴァーミリアンが圧倒的1番人気に支持された東海S(GII)。しかしこの大本命馬は、マイナス21kgという大幅な馬体減のせいか、あるいは初めて背負う58kgの斤量が響いたか、中団を追走するも行きっぷりが悪く、最下位に終わってしまいます。

 直線で追い比べを演じたのは、道中で前につけていた4頭、ダートの中長距離戦でしぶといレースぶりを見せ続けている面々でした。逃げたパーソナルラッシュを2番手からアルファフォーレスが交わし、さらに3番手のマイネルボウノットが入れ替わって先頭に立ち、最後に差を詰めてきたのが4番手にいたハードクリスタルです。

 特にハードクリスタルのパワフルな脚さばきが印象的。これまでも同じような位置から粘り込み、重賞で好走していましたが、この日は“伸びる”というイメージ。あっという間に前の3頭を差し切り、さらに1馬身半突き放してのゴール。地力アップをうかがわせる豪快な伸び脚を見せつけて、重賞初制覇を果たしたのでした。
 
 
 
 
2006年2回中京2日( 5月 21日) 11R
第23回 東海テレビ杯東海ステークス(GII)
サラ系3歳以上 2300m ダート・左
(国際)(指定) オープン 別定
本賞金: 5500、 2200、 1400、 830、 550万円 発走 15:30
天候:晴  ダート:良 

着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 3 3 (市) ハードクリスタル 6 57.0kg 藤岡佑介 2:23.6   486Kg +2 作田誠二 5
2 7 10 (父) マイネルボウノット 5 57.0kg 後藤浩輝 2:23.8 1 1/2馬身 522Kg +8 萩原清 3
3 7 11
アルファフォーレス 6 57.0kg 川田将雅 2:24.0 1馬身 510Kg +4 森秀行 9
4 8 13 (外) パーソナルラッシュ 5 59.0kg 池添謙一 2:24.3 1 3/4馬身 484Kg -6 山内研二 4
5 4 5 (市) ヒシアトラス 6 57.0kg 小牧太 2:24.6 2馬身 546Kg +6 中野隆良 2
6 4 4 (市) サイレントディール 6 57.0kg 柴原央明 2:24.6 ハナ 522Kg -8 池江泰郎 7
7 1 1
スーパーチャンス 6 57.0kg 佐藤哲三 2:25.0 2 1/2馬身 484Kg -6 大久保龍志 6
8 5 7
アサカディフィート せん 8 57.0kg 秋山真一郎 2:25.9 5馬身 522Kg +2 鶴留明雄 8
9 5 6
シンメイレグルス 4 57.0kg 勝浦正樹 2:26.0 3/4馬身 458Kg +6 中村均 10
10 6 8 [地] テンリットル 8 57.0kg 加藤和義 2:26.2 3/4馬身 470Kg -5 服部健一 12
11 2 2 [地] レッドストーン 4 57.0kg 吉田稔 2:27.7 9馬身 464Kg -1 角田輝也 11
12 6 9
スナークレイアース 11 57.0kg 内田浩一 2:28.4 4馬身 518Kg -4 川村禎彦 13
13 8 12
ヴァーミリアン 4 58.0kg 幸英明 2:28.5 クビ 490Kg -21 石坂正 1

ハロンタイム  7.1 - 11.2 - 12.1 - 12.8 - 12.0 - 12.2 - 13.8 - 12.7 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 13.0
上り  4F 49.7 - 3F 37.4
1コーナー  13-2,11,10,3,12(6,1)-4-5,9=7-8
2コーナー  13(2,11)(3,10)6(1,12)-4,5,9=7=8
3コーナー(2周目)  (*13,11)10(6,3)1(4,5)12,7-2-(9,8)
4コーナー(2周目)  (*13,11)10-(6,3)1(4,5)-7,12-2,8,9

<払戻金>
単勝 03 1,500円 5番人気
複勝 03 360円 4番人気
10 190円 3番人気
11 830円 9番人気
枠連 3-7 2,490円 9番人気
馬連 03-10 2,820円 9番人気
ワイド 03-10 880円 8番人気
03-11 3,360円 32番人気
10-11 1,530円 18番人気
馬単 03-10 8,460円 26番人気
3連複 03-10-11 17,870円 51番人気
3連単 03-10-11 144,870円 302番人気