重賞競走一覧
第40回 京都牝馬S
 
 
藤岡騎手鞍上のアズマサンダースが、叩き合いを制して人馬ともに重賞初制覇
 粘るウイングレットとチャペルコンサート、懸命に差を詰めるエリモピクシー、メイショウオスカル、ヘヴンリーロマンス……。京都牝馬S(GIII)のゴール前、熾烈な叩き合いに終止符を打ったのは、力強く外を伸びたアズマサンダースでした。

 近走は「先行して惜敗」というレースを繰り返していたアズマサンダースですが、この日はひと味違いました。道中は中団のインに控えて脚をため、4コーナーをロスなく回り、直線で素早く外へ持ち出し、そして差し切り勝ち。父サンデーサイレンス、母は鋭さを武器としたオースミシャイン、その血に眠る切れ味を開花させての重賞初制覇です。

 巧みな手綱捌きでアズマサンダースの力を存分に引き出したのは、こちらも重賞初制覇となる藤岡佑介騎手。昨年の新人最多勝に続いて、デビュー2年目も好スタートを切れたといえるでしょう。しかもアズマサンダースは、父・藤岡健一調教師が管理する馬。この勝利の味は格別なものに違いありません。
 
 
 
 
2005年2回京都2日( 1月 30日) 11R
第40回 京都牝馬ステークス(GIII)
サラ系4歳以上 1600m 芝・右 外
(国際)牝[指定] オープン 別定
本賞金: 3900、 1600、 980、 590、 390万円 発走 15:45
天候:晴  芝:良 

着順 馬番 記号 馬名 負担
重量
騎手 タイム 着差 馬体重 調教師 単勝
人気
1 4 6   アズマサンダース 4 54.0kg 藤岡佑介 1:35.0   474Kg -2 藤岡健一 4
2 5 8   ウイングレット 4 53.0kg 田中勝春 1:35.1 3/4馬身 460Kg +6 宗像義忠 3
3 5 9   エリモピクシー 7 54.0kg 福永祐一 1:35.2 3/4馬身 476Kg +6 沖芳夫 1
4 3 5 (父) メイショウオスカル 4 53.0kg 藤田伸二 1:35.3 クビ 482Kg +6 安達昭夫 7
5 7 12   チャペルコンサート 6 54.0kg 渡辺薫彦 1:35.4 3/4馬身 442Kg +12 池江泰郎 11
6 6 11   ヘヴンリーロマンス 5 56.0kg 松永幹夫 1:35.4 クビ 506Kg +4 山本正司 2
7 2 2 (父) フォルクローレ 6 53.0kg 佐藤哲三 1:35.5 クビ 462Kg +6 佐々木晶三 10
8 7 13 (市) スナークスズラン 6 54.0kg 幸英明 1:35.5 アタマ 512Kg -2 佐藤吉勝 12
9 8 14 (父)(市) サンレイフレール 5 53.0kg 熊沢重文 1:35.6 クビ 490Kg -2 高橋成忠 15
10 1 1   チアズメッセージ 5 57.0kg 安藤勝己 1:35.8 1 1/4馬身 498Kg +4 領家政蔵 5
11 8 15   ラバンディエーラ 5 53.0kg 本田優 1:35.9 1/2馬身 408Kg -4 北橋修二 6
12 3 4 (父) シアリアスバイオ 6 53.0kg 上村洋行 1:36.0 3/4馬身 464Kg 0 藤原英昭 9
13 4 7   マイネヌーヴェル 5 55.0kg 小牧太 1:36.0 ハナ 500Kg -6 稲葉隆一 8
14 6 10   キョウワハピネス 4 53.0kg 四位洋文 1:36.3 2馬身 440Kg +4 佐山優 14
15 2 3   アドマイヤリッチ 7 53.0kg 高田潤 1:36.4 クビ 454Kg -6 松田博資 13

ハロンタイム  12.8 - 11.4 - 12.5 - 12.7 - 12.1 - 11.4 - 11.1 - 11.0
上り  4F 45.6 - 3F 33.5
3コーナー  4(1,8,12)(5,9)(2,13)(6,11,15)7-(14,10)-3
4コーナー  4(8,12)(1,5,9)(6,2,13)(11,15)(14,7)-10,3

<払戻金>
単勝 06 710円 4番人気
複勝 06 210円 4番人気
08 190円 3番人気
09 150円 2番人気
枠連 4-5 650円 2番人気
馬連 06-08 2,000円 7番人気
ワイド 06-08 690円 6番人気
06-09 520円 4番人気
08-09 360円 2番人気
馬単 06-08 4,590円 15番人気
3連複 06-08-09 2,090円 4番人気
3連単 06-08-09 16,780円 35番人気