JRAでは2022年・2023年に引き続き、2024年も再生可能エネルギー(バイオマス由来)によって発電された電力(クリーンエネルギー)を使用し、当日の競馬開催で使用する電力量相当をまかなう「クリーンエネルギー競馬」を実施しました。
| 実施日 | 実施競馬場 | 当日の重賞 | 消費電力 (万kWh) |
CO2削減量 (t) |
|---|---|---|---|---|
| 6月1日(土曜) | 東京 | 10.5 | 43.6 | |
| 京都 | 鳴尾記念(GⅢ) | 4.6 | 19.2 | |
| 6月2日(日曜) | 東京 | 安田記念(GⅠ) | 11.0 | 45.5 |
| 京都 | 4.5 | 18.7 | ||
| 8月31日(土曜) | 札幌 | 札幌2歳S(GⅢ) | 2.3 | 9.1 |
| 9月1日(日曜) | 札幌 | 2.2 | 8.9 | |
| 合計 | 35.1 | 145.0 | ||
太陽光・風力・バイオマス・水力などの温室効果ガス(CO2)を排出しない再生可能エネルギーで発電された電力の環境価値を「グリーン電力証書」という形で受け取る(購入する)ことで、証書記載の電力量分の消費電力が温室効果ガス(CO2)排出量ゼロとみなされる仕組みを利用して、特定開催日の競馬場の使用電力をすべてクリーンエネルギー(再生可能エネルギーなど)でまかない、CO2の削減を図るものです。
2022年6月5日(日曜)(安田記念〔GⅠ〕実施日)の東京競馬場において、JRAでは初めての試みとして実施した結果、当日の競馬開催で使用した電力約12万kWhをまかない、約54トンのCO2を削減しました。
JRAでは節電をはじめとする使用エネルギーの削減や再生可能エネルギーの創出・利用などにより、温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
クリーンエネルギー競馬以外にJRAが行っている温室効果ガスの削減への取組みについてはこちら(PDF:705KB)毎年6月は環境省の主唱による「環境月間」と定められています。
また、毎年6月5日は、国連が制定する「世界環境デー」、環境基本法に基づく「環境の日」です。