JRAエコチャレンジに見る、
JRAの環境への取組み

「JRAエコチャレンジ」を通して、
私たちが環境と向き合う姿勢や、未来への想いをご紹介します。

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JRAエコチャレンジに見る、JRAの環境への取組み

JRAエコチャレンジとは

JRAは、環境基本理念の長期目標として「事業活動に伴う環境負荷を限りなくゼロに近づけること」を掲げています。この理念をかたちにし、「競馬を楽しみながら、私たちの環境への取組みを知っていただきたい」という想いのもと生まれたのが、「JRAエコチャレンジ」です。

「JRAエコチャレンジ」は、2022年に始まった「クリーンエネルギー競馬」や、2024年開始の「環境イベント」といった個別の取組みをひとつにまとめ、2025年より始動しました。レースの迫力や感動とともに、環境への配慮を身近に感じていただける機会をお届けしています。

2026年は、7月4日・5日に福島競馬場で、翌週の7月11日・12日には小倉競馬場でそれぞれ「JRAエコチャレンジ」を開催しました。

クリーンエネルギー競馬の仕組み

クリーンエネルギー競馬は、太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーで発電された電力の「環境価値」を「グリーン電力証書」という形で取得し、通常使用している電力と組み合わせることで、実質的にCO₂を排出しないエネルギーを使用したとみなされる仕組みを活用しています。

再生可能エネルギー由来の電気を構成する要素

JRAエコチャレンジ当日は、「グリーン電力証書」の仕組みを活用し、競馬場で使用する電力のCO₂排出量を実質ゼロとしています。専用の発電設備を持たない施設や、イベント開催日などの特定の期間だけでも導入できるのが、この仕組みの特長です。

なお、2024年11月に太陽光発電システムを導入した小倉競馬場では、日頃から使用電力の一部を再生可能エネルギーでまかなっています。今回のイベントでは、太陽光発電だけではまかないきれない電力にグリーン電力証書を活用し、CO₂排出量実質ゼロを実現しました。

4日間で97.6トンのCO₂を削減

2026年に実施したクリーンエネルギー競馬では、延べ4日間で約97トンのCO₂削減に貢献。この量は、50年生のスギの木、約6970本分が1年間に吸収するCO₂の量に相当します。
(年間CO₂吸収量14kg換算:林野庁関東森林管理局HP参照)

JRAエコチャレンジはお客様体験型のイベント!?

2026年のJRAエコチャレンジでは、展示を見て触って、クイズに答えて、抽選会に参加する体験型コンテンツのほか、初の試みとして、福島競馬場と小倉競馬場のすべてのレースで「JRAエコチャレンジロゴ」をプリントした競走ゼッケンを使用しました。

JRAエコチャレンジはお客様体験型のイベント!?

クリーンエネルギー競馬開催日の全レースで「JRAエコチャレンジロゴ」入りの競走ゼッケンを着用

環境イベントの展示ブースでは、トレーニング・センターでのバイオマス発電やペットボトルのリサイクル、UMACAを活用したペーパーレス化など、JRAの多彩な取組みをパネルで紹介しました。さらに、クッション砂から回収した砂塵を再利用したグッズの展示などもあり、多くのお客様にご覧いただきました。なお、展示パネル自体にも芝コースの維持管理で出た刈り芝を紙の原料に混ぜ込んだ「混抄紙(こんしょうし)」を使用するなど、ブース全体でJRAならではの環境への取組みを表現しています。

お客様を迎える準備ができた展示ブース

お客様を迎える準備ができた展示ブース

展示をご覧になるお客様

展示をご覧になるお客様

環境への取組みに対するお客様の反応

JRAエコチャレンジを通じて、1人でも多くのお客様にゴミの分別やリサイクルといった環境への取組みに関心を持っていただきたい、可能であれば一緒にエコチャレンジに取り組んでいただきたい。私たちJRAの願いです。

芝混抄紙を使用したリングノート

芝混抄紙を使用したリングノート

(左)コースの砂を再利用したゴール板マグネット(右)サステナターフィーおすわりマスコット

(左)コースの砂を再利用したゴール板マグネット
(右)サステナターフィーおすわりマスコット  

自然の恩恵を受けているスポーツだから、競馬開催を通じて地球環境に貢献したい

一見すると、「競馬」と「環境活動」は結びつきにくいテーマかもしれません。しかし、競馬ほど自然の恩恵を受けているスポーツ・エンターテインメントが他にあるでしょうか。

競走馬が駆け抜ける芝や砂のコース、彼らが毎日に口にする牧草。そして、天候によって変化する馬場状態がレース展開を左右することも、自然とともにある競馬ならではの魅力です。

環境保全を効率の面から捉えれば、専門の保護団体などへ寄付をするのが近道かもしれません。しかし私たちは、自然の恩恵を多大に受けている競馬だからこそ、皆様が集う「競馬場を起点とした活動」に大きな意味があると考えています。

再生可能エネルギーの活用をはじめ、ペーパーレス化や資源のリサイクルなど、競馬開催の運営全体で環境負荷を減らしていくこと。お客様が心から競馬を楽しめる空間を守りながら、地球の未来にも貢献できる「持続可能な競馬」の実現に向けて、JRAはこれからも取組みを進めていきます。

サステナブルな未来と、新しい競馬文化へ

「環境への配慮」と「競馬としての感動や魅力の向上」。このふたつを高次元で調和させ、これからの時代にふさわしい競馬文化を築いていくことは、私たちにとって大きな挑戦です。

そしてこの挑戦は、JRAだけで成し遂げられるものではありません。競馬を愛するお客様とともに歩んでこそ、真に持続可能なエンターテインメントになると考えています。

JRAエコチャレンジでは、これからもレースの楽しさと環境への想いが重なり合う体験をお届けしていきます。競馬が描く次の未来に、ぜひご期待ください。

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